水曜日, 12月 09, 2009

12月8日はジョン・レノンの命日

ジョン・レノンが亡くなった速報をFENで聞いた。日本時間の1980年12月9日午後3時ぐらいだった。

当時私はある出版社の編集部にいたのだが、私が「ジョン・レノンが死んだみたいぞ」と言うと、誰もが「どうしてだ」「本当か」と言い始め、それから10分後には日本のラジオやテレビでも速報が流れ、編集部にはなぜか重い空気が漂い始めた。そして、誰となく「今日は仕事する気なくなったな」と呟き、1人去り、2人去り、普段ならば深夜遅くまで何人もいる編集部が夕方にはお通夜のようになってしまった。

一昨晩、偶然にも飲み屋で軽井沢に住む女優さんと話をした。といってもこのジョン・レノンの話はそれ以前から今日あたりに書くつもりでいたのだが、実は私は高校時代にジョン・レノンをすぐそばで見たことがある。それは1970年(71年?)夏に軽井沢で、友人の別荘に1週間ほど滞在したときである。

友人たちと旧軽井沢にある「フランスベーカリー」にパンを買いに行ったとき、あの丸いメガネをかけたジョン・レノンが自転車に乗ってフランスパンを買いに来ていたのだ(下記のHPに写真が載っている)。友人が「あ、ジョン・レノンだ」と言ったら、彼はニコッと笑ったのを今でもよく憶えている。当時、彼はオノ・ヨーコらと共に万平ホテルに滞在していた。

女優さんの話では、今では前述の「フランスベーカリー」、何度も訪れたというCafe Terrace「離山房」、そして万平ホテルなど、ジョン・レノンの軌跡を訪ねる観光客が多いそうである。

軽井沢フランスベーカリー
http://www.french-bakery.jp/

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