本当かどうか知らないが、「花鳥風月」という言葉は、室町時代初期の能楽師・世阿弥の造語だそうだ。語源は中国の「風花雪月」にあるようで、その意味は「花鳥風月」と変わらず、自然の美しい風景やその情緒情趣を意味している。ただし、「風花雪月」には「花鳥風月」とは違い、美辞麗句とは反対の意味で使うこともあるらしい。
「花鳥風月」の花とは植物を、鳥とは動物を、風とは自然を、月とは宇宙を意味している。つまり自然界を指しているが、これがいつしか、自然を愛しむとか、風流を好むという意味で使われるようになった。
そして、この言葉を使うようになると、歳を取ったということでもある。私もしっかり「花鳥風月」を楽しむようになってしまった。ただし、私の「花鳥風月」は時には花は女性、鳥は飲食、風は競馬、月は旅行と勝手に解釈が変わってしまうことがある。w
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