水曜日, 11月 24, 2010

パチンコにそれなりの課税を

10月1日からタバコが増税されたが、次に増税されそうなのは酒税である。左党としては非常に困るが、そんな酒税よりもほかに増税もしくは課税しても良さそうなものはいくつもある。その代表はなんといってもパチンコへの課税であろう。

パチンコは板前さんたちの息抜きの場になっているなど庶民の楽しみの場である。しかし、生活保護を受けていながらパチンコ三昧の生活をしている輩も非常に多い。主婦がパチンコにうつつをぬかしてパチンコ依存症になり、家庭崩壊を起すケースも多い。また、年金生活者が入り浸りになって生活苦になってしまうこともままある。このように、パチンコは害悪をおよぼすことが多い。このために、韓国や台湾ではパチンコは禁止されている。

そして、パチンコ業界は韓国人・朝鮮人経営者が多く、このお金の一部が北朝鮮に流れていることも衆知の事実である。加えて、脱税率でも一番と言われ、裏社会の温床になっている側面もある。

JRA(日本中央競馬会)は2008年に約2兆7,502億円の売り上げがあったが、翌2009年に約2,667億円を国庫に納付している。もし、これをパチンコに置き換えるとどうなるだろう。パチンコは現在22兆円産業である。仮に1割の課税をすれば2.2兆円、5分の課税でも1.1兆円の国庫収入になる。

タバコで身体を悪くした人はいっぱいいる。同じようにパチンコで人生を棒にふった人も少なくない。健康のためにタバコを増税したのだから、精神衛生上および社会的道義のためにもパチンコに課税をしてもおかしくはない。

土曜日, 11月 20, 2010

クリスマス・イルミネーション

まだ11月中旬だというのにすでに町のあちらこちらにクリスマス・イルミネーションが点灯している。いったいいつからこんなに早く町はクリスマスになってしまったのだろうか。

私が子供だった頃(昭和30年代)にイルミネーションなどというものは渋谷か銀座などの繁華街にあるぐらいで、家庭でクリスマスツリーを飾るのも12月に入ってからだった。それもクリスマス直前の1週間前ぐらいからだったと思う。また、商店街にしてもイルミネーションならぬデコレーションを飾るようになるのは12月に入ってからだった。ところが、現在では11月に入ったらフライングのようにイルミネーションを付けるところも少なくない。

アメリカではロックフェラー・センターのクリスマス・ツリーが点灯される11月下旬もしくは12月上旬をひとつの目安として各家庭でイルミネーションを飾るようになるという話を聞いたことがある。宗教的には11月28日から始まる待降節がクリスマスの始まりのはずなのであるが。

日本で最初にイルミネーションを始めたのは銀座の明治屋と言われている。明治屋は1900年(明治33年)に銀座に店舗をオープンして、その年の12月にクリスマス・デコレーションを始め、1904年(明治37年)12月15日からはイルミネーションを開始して、当時は大変な話題となったそうである。そして、それ以降他の商店も明治屋に倣い、銀座は次第に町全体がデコレーションやイルミネーションで飾られるようになったらしい。

水曜日, 11月 17, 2010

白鵬は双葉山を越えられない

私は大相撲があまり好きではない。テレビで毎日観ることもない。ただ、一昨日(15日)の白鵬が稀勢の里に負けて、連勝が63でストップする土俵はたまたま観ていた。

それにしても、白鵬と双葉山の記録を比較するのはおかしい。相撲ファンならば誰もが知っているであろうが、双葉山が69連勝を記録したときは年に1月場所と5月場所の2場所しかなかった。それゆえに69連勝は1936年(昭和11年)1月場所から1939年(昭和14年)1月場所までと3年にも渡っているのである。

それに対して、現在は年6場所もあり、白鵬の記録は今年の初場所(1月場所)14日目からスタートして、11月に終わったのだから、その期間は1年にも満たなかった。もし白鵬が双葉山に並ぶためには3年間270連勝もしなければならないのである。この数字はとてもじゃないが無理である。

こうなると、もし白鵬が双葉山と並ぶ横綱になるためには、最低でも1年間負け知らずの90連勝を達成するかとか、最低でも2年間12場所連続優勝を成し遂げねばなれない、といった不条理きわまりない屁理屈な論理が出てきてもおかしくない。

つまり、白鵬と双葉山の記録をそもそも比較するのがおかしいのである。よって、白鵬はいつまでたっても双葉山を越えられない。しかし、千代の富士の53連勝、大鵬の45連勝という記録は破った。次は大鵬の32回という記録を破るかどうかだ。もし、それを破れば白鵬は大鵬を越えたことになるだろう。

火曜日, 11月 16, 2010

東京ドームでもっとパリーグの試合を

先日、来年のプロ野球公式戦のスケジュールが発表された。そのなかで、東京ドームで行われるパリーグの試合は、3月29日〜31日の北海道日本ハム vs オリックス3連戦、7月19日〜20日の北海道日本ハム vs 東北楽天2連戦、9月13日〜15日の北海道日本ハム vs 千葉ロッテ3連戦の計8試合だけである。いずれも以前東京ドームをフランチャイズにしていた北海道日本ハムの主催ゲームである。

東京ドームでは今年、楽天が1試合だけ馬鹿な主催ゲーム(下記日記参照)をやったが、なんで埼玉西武vs千葉ロッテとか、埼玉西武vs福岡ソフトバンクとか、千葉ロッテvsオリックスといった試合を開催しないのだろうか。いくらフランチャイズ制があるとはいえ、私のように東京でパリーグの試合を観たい人はいっぱいいると思う。

それゆえに、パリーグも北海道日本ハムだけでなく、東京に近い埼玉西武や千葉ロッテが主催ゲームを行って、新たなるパリーグファン層獲得に乗り出してもらいたい。そのめにも、年に2〜3回、この2チームには3連戦の1試合を東京ドームで行わせてもいいのではないだろうか。

楽天は絶対使わない(怒)
http://k21komatsu.blogspot.com/2010/04/blog-post_21.html

金曜日, 11月 12, 2010

日本は観光立国ニッポンになれる

観光や投資の魅力を反映した国のブランドイメージ調査(↓参照)で日本が6位になった。

国のブランド力調査、日本は6位 首位はカナダ
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110801000084.html

日本政府は観光立国を推進している。「2016年までに2,500万人、2019年までに2,500万人、将来的には3,000万人」と目標を掲げた。この数字はあまりにも無謀だが、日本は十二分に観光立国になりうる魅力ある国である。そう思っている人は少なくないだろう。

日本を訪れる外国人旅行者数は2008年までは毎年増え続け約835万人となった。しかし、2009年は世界的不況により約679万人と大幅に減らした。しかしながら、今年は円高にもかかわらず回復傾向だと言われている。

日本にはスペクタルな場所はあまりないもの風光明媚な観光名所はあちらこちらにある。もちろん歴史と文化があり、訪れるところに事欠かない。そして、最近は地域おこし村おこしの成果が実を結んできて、誰もが自分の生まれ育った場所に誇りを持つようになってきた。この誇りも観光客を呼び込む上ではとても大切なことである。

そして、日本には四季があり、季節によって違った訪れ方があり、それぞれの魅力によって観光客を呼ぶことができる。外国人にも魅力的なお祭りは星の数ほどある。また、季節ごとのイベントも正月の初詣に始まり、雛祭り、お花見とこれまた毎週のようにある。

日本は安全な国でもある。以前ほどの治安の良さはなくなったにしろ、観光客を狙った置き引きや詐欺は他国に比べればほとんどないといっていい。また、テロ行為が起きる可能性は極めて低い。

食のバラエティさも魅力的である。日本には和食、洋食、中華など世界各地の料理がごった煮のようにある。それでいて、食材の安全性、その美味しさ、そして美しさなど何処の国にも負けない料理文化がある。加えて、料理のあとに出るものの処理も世界に誇るものがある。ウォシュレットだ。今や外国人が訪れそうなホテルやレストランには必ず置かれている。日本ほどトイレが清潔な国は世界にない。

日本の交通網の便利さ、正確さ、安全性は世界でも折り紙付きである。来年には青森から鹿児島まで新幹線で結ばれる。すでに、JRは外国人旅行者(短期滞在者)向けに「ジャパンレールパス」を販売しているが、これをもう少し買い易くするなり、もっと世界各地で大々的に宣伝すればバックパッカーの数は今の倍増するのではないだろうか。するべきであろう。

今後しばらくは中国との関係は冷えきるだろうから、中国からの団体客の増加を望むことは難しいかもしれないが、その分積極的に欧米からの個人旅行者、中国以外のアジア諸国からのツアー客の獲得に力を注ぐべきだと思っている。

今や渋谷のスクランブル交差点や秋葉原のメイドカフェが外国人観光客にとって一大観光スポットになっている時代だ。そのうち「目黒川のお花見」だって「目黒のサンマ祭り」だって外国人に魅力的な観光スポットになる日がきたっておかしくないのである。

火曜日, 11月 09, 2010

あっぱれ!パリーグ、喝だ!セリーグ

プロ野球の日本シリーズが終わった。パリーグ・ファンとしてはパリーグの千葉ロッテ・マリーンズが日本シリーズを勝ったことは嬉しい限りである。

それにしても、今回のクライマックス・シリーズから日本シリーズまでの一連の流れをみると、先日亡くなった大沢親分はこの結果に「あっぱれ!パリーグ、喝だ!セリーグ」と言ったに違いない。

パリーグがセリーグより強いということは、今年の交流戦で十二分に証明された。交流戦の結果はパリーグ81勝、セリーグ59勝(4引き分け)で、順位も1位から6位までをパリーグが独占したことは記憶に新しい。

それゆえに、日本一になったマリーンズには申し訳ないが、パリーグ2位の埼玉西武ライオンズが日本シリーズに出場していても、もちろんパリーグ優勝の福岡ソフトバング・ホークスが出ていても、日本シリーズはパリーグのチーグが優勝していただろう。

それではどうしてこんないパリーグとセリーグに力量の差がついてしまったのであろうか。それは以前よりも指摘しているが、セリーグは巨人・阪神という人気チームにおんぶにだっこ状態で、ぬるま湯のなかでプレイしてきたからである。そして、相変わらず狭い球場(東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム)で試合を行っていたり、飛ぶボールを使用していたツケが出てきたからでもある。

一方、パリーグはDH制があるために、投手は息を抜くことができなくなり、とにかく真っ向正面から打者を攻めていくようになった。そのおかげで投手はタフになり、北海道日本ハムのダルビッシュ、東北楽天のマー君、オリックスの金子、西武の岸、千葉ロッテの唐川とドンドン魅力的な投手が育っていった。それに比べて、セリーグで魅力的な投手といえが、中日のチェンと広島の前田健ぐらいで、他の投手を観る気になれない。同じことは打者にもいえて、パリーグではオリックスのTー岡田、千葉ロッテの大松など若い大砲が育っている。

とにかく今やパリーグとセリーグの野球のレベルは違う。私の母親はかなりの野球知識のある女性だが「セリーグの試合は緊張感がなくて観ていて全然面白くない」という。86歳の高齢者にこう言われるようではセリーグは危機感をもった方がいい。

木曜日, 11月 04, 2010

チューリップの球根を植える

昨日(文化の日)、天気も良かったのでチューリップの球根を植えた。

子供の頃この季節になると、庭にチューリップの球根を植えていた。もちろん私ではなく両親がだが。しかし、家がビルとなってしまってからは球根をプランターなどにも植えることもなくなってしまい、チューリップは咲いた花を買うだけのもになってしまった。

そこで今年は一念発起(ちとオーバー w)して、チューリップをプランターで育ててみるべく、書籍やインターネットでチューリップの球根の育て方を勉強して、下記のように植えてみた。

1 プランターおよび鉢植の底に粗い小石や軽石を入れる。次にこれまで違う鉢などで使用していた土と新しく買ってきた培養土を混ぜ合わせて、深さ15センチぐらいまで入れて、表面を平にする。

2 買ってきた球根を約5センチ間隔で土の上に置いて、その上に新しい土を盛る。球根の先と土の表面との間隔は約2〜3センチにする。

3 水をたっぷり入れて、ベランダの雨には当たらないが陽当たりのいい場所に置く。

これで作業は終了。あとは土の表面が乾いてきたなと思ったときに水を与えるようにするだけ。そして、来年の春にチューリップの花が咲くことを願うだけである。乞う御期待。(笑)

水曜日, 11月 03, 2010

学芸大学まるごとガイドブック

「学芸大学まるごとガイドブック vol.3」(定価500円)が発売された。この本はタイトル通り東急東横線学芸大学駅周辺のお店などを紹介しているガイドブック。第1弾が発売されたのは確か2003年春で、次に2005年冬に出たから久しぶりの発行である。

内容は学芸大学周辺に関する歴史、店舗情報、地域情報などが掲載されている。発行所は「学芸大学ガイドブック委員会」となっているが、実質的に学芸大学にある6つの商店街の連絡機関である学芸大学商店連合会。

このために、紹介されている店舗はどうしても連合会加盟店が多くなり、私が飲みにいく店などは紹介されていない。飲食店というのは移り変わりが激しい上、商店会にも加盟しずらいのでこうした本には掲載しずらいだろうが、それでも「グルメ&フードの店」が95店というのは少なすぎではないだろうか。前号が99店掲載していたのだから、今回は120店ぐらいは紹介してほしかった。また健康に関する病院や薬局の情報も前回より減っている。この辺の改善もお願いしたい。

このガイドブックはここ数年以内に学芸大学駅周辺に引っ越ししてきた人にとっては便利かもしれないが、私のように長年住んでいる人に少々物足りない。次回発行のときは地元の人も知らないような穴場や新しい店舗紹介にも力を入れてほしい。

月曜日, 11月 01, 2010

ナチチャコパック

中学時代、深夜放送の『パックインミュージック』を夢中になって聞いていた。一番最初に聞いた深夜放送は『オールナイト・ニッポン』であったが、中学1年の冬ぐらいにクラスメイトの女の子(この子にはジュニア小説の雑誌も随分借りて読ませてもらった)から「TBSの『パックインミュージック』の面白いよ」と薦められて聞くようになった。

『パックインミュージック』は私が中学に入学した年の1967年7月からTBSで放送が開始された深夜0時30分(後に1時に)スタートの深夜放送ラジオ番組。第1部は曜日ごとに男女ペアがパーソナリティとなり、第2部(深夜3時スタート)は局アナが1人で担当することで始まった。その後、パーソナリティは頻繁に変わったが、金曜(木曜深夜)だけは番組が終了する1982年7月まで、野沢那智・白石冬美のナチチャコ・コンビが続いた。

とにかく金曜パックはめちゃくちゃに面白かった。ナッチャンこと野沢那智の軽妙なおしゃべりとチャコちゃんこと白石のはじけたツッコミ(ボケも)が巧妙に溶け合って、マシンガントークとなって続きいつも楽しい番組を作りあげていた。この二人が担当する曜日だけは番組名に「ミュージック」とついていながらも、音楽が1曲かかるかかからず、番組の中心はリスナーからの投書の「お題拝借」で盛り上がっていた。

この「お題拝借」でもっとも印象に残っているのが「マエタカとタカタカの戦い」だった。マエタカとは前橋高校、タカタカとは高崎高校のことで、群馬のライバル校の投書合戦がとにかく可笑しかった。そして、「マエタカとタカタカの戦い」は近隣の女子高まで巻き込むようになり、いつしかこうした学校の対抗合戦話が金曜パックの名物になっていった。

私がいつ頃まで深夜放送を夢中になって聞いていたか憶えていないが、出版業界で仕事をするようになり、深夜にラジオからナチチャコの声が聞こえてきたときは、驚嘆せざるをえなかった。

野沢那智さん、ありがとうございました。