木曜日, 4月 28, 2011

議員が多すぎるから無意味な内部抗争が起きるのだ

自民党の派閥抗争も酷かったが、今回の民主党の「菅おろし」の内部抗争も醜い。

このような抗争がなぜ起きるかといえば理由は簡単である。国会議員が多いからである。現在の政権与党である民主党には小沢一郎、鳩山由紀夫をはじめとして100人以上の冷や飯食い(無駄飯食いとも言える)の国会議員がいる。そのほとんどが小沢チルドレンと呼ばれ、小沢の金(これは元を正せば金丸から受け継いだ金)と選挙戦略で国会議員になったのだから仕方がないが、そもそもそれだけ小沢の金によって彼に必要だが、国にとっては不必要な国会議員が多いという証しでもある

つまり、こうした何の身にもならない抗争を終わらせるためには国会議員の定数を削減するしかない。衆議院は現行の480を350前後に、参議院は252から200にすれば約180人の不必要な議員が減り、今後は民主党だろうが自民党だろうが、くだらない抗争はなくなるだろう。

参議院では1票の格差をなくすと共に選挙制度改革が活発に論議されている。しかし、衆議院では抗争を続けているだけで何の論議もされていない。次の衆議院選挙は2年後の2013年夏である。もし、その前に解散総選挙となっても、選挙は無効になる可能性を秘めている。そうなると、国政はますます低迷する。民主党は内部抗争するよりも具体的な衆議院の選挙制度改革案を提示すべきである。

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