月曜日, 10月 10, 2011

年齢の呼称、覚えとかないとね

先日のワインバーで盛り上がった話が年齢の呼称。お客さんのおじさんが「私は古希が過ぎたので、次は喜寿までは頑張らない」と言うと、店のパパさん(それなりのお歳)が「私は喜寿まで頑張れるかどうか」と返事をするも、周りの若い(?)女性陣はどうもこの呼称を理解していないようで「古希って77歳ですよね」とか「喜寿って還暦のことですよね」などとトンチンカンな話が出る始末。

かくいう私も正直、こうした高齢者(失礼!)の呼称をよく解っていなかったのでお勉強をした。(^_^)

呼称のなかでもっとも有名なのが還暦だが、この還暦、現在は満60歳を迎えた人を祝う呼称となっているが、そもそもは干支(六十干支)が一回りした数えの61歳のことを言っていたそうで、戦後しばらくはこの数え61歳(≒満60歳)が通用していたそうである。しかし、太陽暦が定着してからは還暦=満60歳が定着するようになっていった。

一方、古希は数え70歳(≒満69歳)なのであるが、還暦と同じように太陽暦に従うならば69歳になるはずだが、こちらはなぜか古希=満70歳が定着化していった。

なお、還暦や古希とは別に下記のように今日では数多くの呼称がある。一応99歳までは常識の範囲内ということで覚えておいた方がよさそうである。

60歳 還暦 かんれき  
66歳 緑寿 ろくじゅ  2002年に日本百貨店協会が提唱したもので、世間的には定着していない
70歳 古希 こき   
77歳 喜寿 きじゅ   「喜」の草体が七十七のように見えることから
80歳 傘寿 さんじゅ  「傘」の略字(仐)を分解すると八十に見えることから
81歳 半寿 はんじゅ  「半」の字を分解すると八十一になるから
88歳 米寿 べいじゅ  「米」の字を分解すると八十八になるから
90歳 卒寿 そつじゅ  「卒」の略字(卆)を分解すると九十になるから
99歳 白寿 はくじゅ  「百」の字から「一」を取ると「白」になるから

このほかに、111歳を川寿(せんじゅ)皇寿(こうじゅ)と呼ぶそうだ。ただ、これらはさすがに覚える必要はないと思う。w

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