今の被災地(東北太平洋沿岸部)に何が必要かと言われれば、それは一にも二にも仕事(雇用)と言われている。そのために、都会に住む我々ができる支援となると、それは被災地の特産品を買ったり、被災企業に出資したり、被災地を直接訪れるなど限られてくる。
私は東北太平洋沿岸部復興のためには観光が必要不可欠であると、ことあるごとに唱えてきたが、年齢的や金銭的なことで現地まで足を運べないという人も多い。そうした人々にはぜひとも被災地の特産品を買うことで復興支援をしてもらいたいと思っている。
ところが、残念なことに被災地の特産品を気軽に買う場所が実はあまりない。今こうした特産品が買える場はアンテナショップもしくはデパートで開かれる物産展ぐらいである。それゆえに、できれば行政(国もしくは県)は渋谷・新宿・池袋・上野にあるデパートのなかに、被災した東北関東太平洋沿岸部の特産品を売る常設場を半年とか1年間ぐらい確保することはできないのだろうか。そうすれば、より身近に被災地の特産品を買うことができるに違いない。
被災地が復興するにはまだまだ時間がかかる。それを長期的かつ広範囲に支援をするためにも、こうした常設場があることを願うばかりである。
写真上:二子玉川高島屋の物産展に出店した釜石・永野商店の品々
下:東銀座の「いわて銀河ブラザ」で買った陸前高田のお酒「雪っこ」
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