木曜日, 8月 27, 2015

危険な世の中を助長する論議

20歳を中心とする現代の若者は身体は大きくなったといっても、昔の若者に比べればかなり餓鬼である。というのも、平均年齢が戦後の50歳台から今や80歳台となっているのだから、20歳が幼くなるのは自然の理というか当然の結果ではないだろうか。

それなのに、選挙権を18歳に引き下げられたこと自体がそもそもおかしい。本来ならば選挙権はこれまで通り20歳に据え置くか22歳に引き上げるべきなのである。そこへもって、今度は飲酒・喫煙の年齢を引き下げるような論議が持ち上がっている。これはちゃんちゃらおかしいと言わざるをえない。

精神構造上まだまだ未熟な年代なのに、飲酒や喫煙を許したら今以上に深夜に街中で大騒ぎするロクでもない輩が増えたり、飲酒運転する奴が増える可能性が大である。危険な世の中になるだけである

こんな論議をする前に、18歳が選挙権を得たのだから、まずは少年法を改正して、18歳が犯罪をしたならば、20歳以上同様に実名公表と実刑判決を下されるという自覚をもたらすことの方が先ではないだろうか。

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