月曜日, 6月 11, 2007

飲み屋の温泉旅行

行きつけの飲み屋の常連客、私を含めて10人(男6人女4人)と店主夫妻計12人で、長野県の渋温泉に1泊2日の旅行に行ってきました。この温泉旅行は今年で4年目になる。最初は伊東温泉、2回目は草津温泉、昨年は別所温泉だった。そして、2回目以降は私が幹事役なのである。それは私が旅行に関してある意味プロだからなのであろうが、毎年うるさい客ばかりで思いやられいる。なので私は旅行前に「うるさい幹事ですから」と念を押しています。そうでないと、私はこのメンバーのなかではまだまだ若輩者で、旅先で勝手な行動をされてしまうからだ。

私がこの飲み屋に行くようになって10年近くなる。最初はおかみさんが作る手料理や新鮮な魚目当てに飲みにいっていたが、そのうち常連客同士のバカな会話も楽しみのひとつになっていった。このお店には夜な夜なユニークな客がやってくる。その平均年齢は60歳近くになる。得体の知れないサラリーマンや得体の知れない夫妻から、いつも忙しいと言っている大学教授や議員秘書までかなり個性に富んでいる。そんな客らと野球やサッカーなどスポーツの話、目黒区から国会までの政治談義、はたまたクラシック音楽やバレエなどの芸術批評など、話題は事欠かず飲みながら好き勝手な話をしている。私のような人間にとって、ストレス発散にもってのこいの店である。

そんな常連客と店主夫妻で当初は近くの碑文谷公園で花見を行っていたが、それが温泉旅行に行くようになってしまったのである。

さて、旅行の話であるが、いや〜〜、それは飲み屋の常連客ですから、飲めや歌えやの宴会で、結局はそれぞれがああしようこうしよう、と好き勝手いい放題であった。唯一の救いは宴会の最後に聞いた声楽の先生(この人も大学教授)のカラオケ伴奏による『もののけ姫』の歌だった。ソプラノの歌声がなんと心地よかったことか。これにはさすがに“もののけ”どもも心を洗われたようであった。

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