日曜日(4月20日)に、北京で行われた五輪サッカー組み合わせ抽選会で、国際サッカー連盟(FIFA)のプラッター会長が「2018年ワールドカップは中国で開催する可能性が高い」とコメントしたと、中国の新聞が伝えたそうだ。
う〜ん、中国の新聞が伝えたということだから、その真偽のほどが疑われるし、たとえ本当であったも、プラッター会長のリップサービスの可能性が高いと思われる。ただ、中国がオリンピックに続いて、ワールドカップ開催に意欲をもっているのは事実のようである。
次回のワールドカップは2010年に南アフリカ、その次の2014年がブラジルと決まっている。そして、2018年開催には、イングランド、オーストラリア、アメリカ、メキシコ、中国、オランダ・ベルギー(共催)などが立候補をしようとしている
今日のワールドカップは各大陸の持ち回りになっているので、ブラジル開催のあとでアメリカやメキシコは条件的に難しそうであり、今回の中国のチベット騒動はヨーロッパ諸国に多大な悪印象を与えたから、中国の開催も難しいであろう。そうなると、まだ開催したことがないオーストラリアかオランダ・ベルギー(共催)になる可能性が高いと思われる。
いずれにしろ、今度の北京オリンピック開催の成否によって、中国は国際社会でのスポーツ・イベントができるかどうかが問われることになるのだが、あのヒステリックで直情的な国民性(民度もしくはマナー)を改めない限り、中国でのワールドカップ開催は無理であろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿