プロ野球が開幕して約3週間となり、セパ両リーグで優勝争いへのための熱戦が繰り広げられている。しかし、やはりというか1チームだけ、打率も防御率も悪く蚊帳の外のチームがある。横浜ベイスターズだ。
横浜ベイスターズにはWBCの主軸として活躍した村田(昨日から復帰)と内川がいるが、しっかりとしたローテーションを組める投手がほとんどおらず、とてもセリーグ他の5球団と競える戦力があるとはいえない。こんなベイスターズを強くする方法はないかと無い知恵を絞って考えてみたが、即効性はないにしろひとつだけ有効な案が思い浮かんだ。
それは本拠地・横浜スタジアムを改築することである。横浜スタジアムは1978年にオープンしたが、その年に行った私はなんて狭い球場なんだろうと印象だった。そもそも、横浜スタジアムはアメリカン・フットボールなどとの併用する多目的スタジアムとして、客席が動くように作られた。しかし、実際はその客席をほとんど動かすこともなく、今では基本的に野球にしか使われていないという。それならば、これまでの左右対称のスタジアムでなく、広島の新球場マツダスタジアムみたいな非対称の新しい球場に生まれ変わればいいのである。
横浜スタジアムは絶好のロケーションにもあるにもかかわらず観客動員が少ない。それはベイスターズが弱いこともあるが、スタジアムそのものにも魅力がない点も大きい。横浜市は財政難のために、球場を改築する費用がないというだろうが、ベイスターズの親会社であるTBSの力をもってすれば、改築費用を捻出するぐらいは可能ではないだろうか。
人口365万も擁する大都市なのに、チームも球場もテイタラクでは、いつか横浜市民からベイスターズなんていらない、と言われかねない。
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