土曜日, 4月 04, 2009

興ざめする“東京ドーム・ホームラン”

昨日(3日)プロ野球が開幕した。世間の注目は札幌ドームでの日本ハム・ダルビッシュvs楽天・岩隈の日本代表投手同士の投げ合いだったが、地上波での中継は相変わらず東京ドームでの巨人戦(対広島)だけだった。

その巨人vs広島戦を行きつけの寿司屋「寿しながもと」でテレビ観戦していたが、3回裏に巨人の小笠原とラミレスが打ったホームランが、酒を不味くするホームランだった。先日も書いたがWBCの“飛ばないボール”ではホームランを打てなかった小笠原の打球は、東京ドーム特有の“気流”に乗って、フラフラと左中間スタンド前列に入ってしまった。続くラミレスのホームランも、明らかに広島の投手ルイスのボールに詰まった一打で、これまたフラフラとレフトスタンドに入ってしまった。

この2本のしまりのないホームラン。これがもし新しくなった広島球場ではホームランにはならなかっただろう。というか、東京ドーム以外ではよほどの“神風”が吹かない限りどこでもホームランにならなかっただろう。

インチキとは言わないまでも、興ざめするホームランが飛ぶ東京ドーム。WBCの“飛ばないボール”をつい最近まで目にしていたせいか、巨人ファンの店主やお客さんたちもさすがにバツが悪そうな顔つきだった。

世界基準からズレている日本野球
http://k21komatsu.blogspot.com/2009/03/blog-post_25.html

0 件のコメント: