月曜日, 6月 22, 2009

犬は遊び相手を憶えている

先日、地元で美味しい魚が食べられる居酒屋で飲んでいたら、ドア越しに友人に声をかけられた。彼は愛犬と夜の散歩中だったので、仕方がなく私が外に出た。

すると、その犬(トイプードルで名前を「ゆず」という)が吠えたりはしないが、あっちへこっちへと道端を駆けずり回り大興奮。「憶えているんだろうか」と友人。果ては私の左足に4足をすべて絡ませてきて、お猿さんかダッコちゃん状態である。

彼の家に行ったのはかれこれ1年以上前である。そのときに、このゆず君と初めて会ったのだが、奥さんに「人見知りするのでごめんなさい」と言われつつも、ゆず君はしっかりと私の膝の上にのって、下あごとお腹をくすぐられたいた。

犬は賢い動物だというが、その記憶力には驚かされことが以前にもある。

20代後半に私はアメリカで急性肝炎を患ったことがある。幸いにも入院することはなかったが、サクラメントの友人の家で1ケ月余りの安静生活をしいられた。急性肝炎になると身体が疲れやすくなり、睡眠時間を1日10時間ぐらいとらなければならなくなったりする。それでも、友人の家でダラダラしているわけにはいかず、毎日夕方になると飼い犬のシェパードのハッピー君を連れだしては、サクラメント川の河川敷でハッピー君に野ウサギを追っかけさせたりしていた。

3年後に彼の家を訪ねたとき、ハッピー君は一目散に私のところに飛んできた。

犬は遊び相手を憶えている。

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