月曜日, 12月 31, 2012

2012年私的10大ニュース


今年も残すところあと何時間。2011年のような劇的な変化に富んだ年の反動というか、2012年は個人的には穏やかな1年でした。そんな穏やかな年の私的10大ニュースを選んでみました。

1位. iPhone 5 を購入(9月)
2位. 一度も旅行へ出かけず(1月〜)
3位. グルメ開拓が増える (1月〜)
4位. ロンドン五輪テレビ観戦に夢中(8月)
5位. 東北復興支援活動を地道に続ける(1月〜)
6位. 株の収支が久しぶりにプラスになる(12月)
7位. 十数年ぶりに鍼治療を行う(11月)
8位. バレエの観劇回数が増える(1月〜)
9位. 年末の有馬記念で前後の3レースを全的中(12月)
10位. ブログおよびMixiが7年目に突入(9月)

1位はiPhone 5。これを得たことで生活がかなり変わりました。スケジュール管理はもう完全にiCalまかせだし、連絡帳もMac Book Airと同期してiPhone 5を利用しています。内蔵カメラや地図などのアプリも使いこなせすようりになり便利になったと思います。

2位は東京をまったく離れなかったことでしょう。おそらく人生で初めて全く旅行をしなかった年になったと思います。相変わらず続く余震や老母を抱えていることから旅に出ることが難しいです。少しジレンマにもなっています。

3位はグルメ開拓。旅行に行けない分と言ってはおかしいかもしれませんが、都内にある美味しい店に結構足を運ぶようになりました。今ではグルメも新しい出会いでもあり一種の旅だと思うようしています。(苦笑)

4位はロンドン五輪。オリンピックは普段あまりスポットを浴びることがないスポーツに、多くの人が目を向けさせてくれるのが嬉しいです。私にとってロンドン五輪でのハイライトは下記の日記にも書きましたが女子卓球、男子フェンシング、そして男子ボクシングの準決勝3試合でした。

ロンドン・オリンピックでのハラハラドキドキの3試合
http://k21komatsu.blogspot.jp/2012/08/blog-post_15.html

5位は東北復興支援。直接東北へ足を運ぶことはできませんでしたが、いろいろな形で今年も微力ながら支援に参加しました。来年以降ももちろん続けていきます。

6位以降は省略。

来年はもう少しアクティブな年にしたいと思います。

土曜日, 12月 29, 2012

美食日記「コートドール」(白金高輪)



地下鉄南北線白金高輪駅から歩いて10分。古川橋交差点近くの高級マンションの1階にある「コートドール」。オープンは1986年というからすでに四半世紀以上になるので、老舗といってもいいかもしれないフランス料理店である。

店内はマンションの庭が見えるようなガラス張りの造りになっていて、テーブル間もゆとりがあり良質な空間を醸し出している。照明は陰影がはっきりしていて、ちょっと写真を取るにはつらいが、料理の雰囲気をさらに味付けするようなコントラストな演出がなされている。

さて、この日はシェフのおまかせコースのみで、メニューは下記のような感じであった。

・桜海老のブルスケッタ
・鰆の燻製と紅芯大根(友人は季節野菜のコリアンダー)

・エイヒレとキャベツの蒸し煮(写真上)
・エゾシカのワイン煮込み(写真下)

・いちごのデザート
・ココナッツのブランマンジェ
・コーヒー(or 紅茶)とお菓子

オードブルで違った料理を出すというのはちょっと珍しいが、これだとどんなカップルもしくはペアでも、コミュニケーションのためにシェアをするだろうから、ちょっとした心憎い気配りである。

「エイヒレとキャベツの蒸し煮」はシェフ(斉須政雄)がフランス修行時代からこだわり続けている一品だそうで、このお店ならではスペシャリテ。柔らかく仕上げたエイヒレの下にキャベツ、そして、トッピングされたネギをバターとお酢の入ったソースに混ぜり合わせて食べる。看板メニューということもあるが、食した瞬間に、思わずちょっと下品だが鼻歌まじりに身体がスイングしまうほどの美味しさだった。

「エゾシカのワイン煮込み」はシカというよりもうウシの領域に到達しているような煮込み方で、これを「北海道牛のワイン煮込み」と言われて出されても分からないほど、シカ特有の臭みや匂いはまったくなく、ボリュームもあり肉を食するという醍醐味を堪能させてくれる。そして、これに添えて出てきたマッシュボテトには刻みリンゴとパセリが入っていて、これが煮込みの味の強さをうまく和らげていて絶妙だった。

全体としてその味はオーソドックスなフランス料理の王道を歩むというより、うちの店は単なる老舗料理店ではないぞ、というシェフの確固たる気骨さを悟らされるような思いがした。フランス料理は奥が深い。感服。

木曜日, 12月 20, 2012

真冬のタクシー運転手さんとの会話


タ「寒くなりましたねえ」
私「いま、3℃ですよ」
タ「どうして解るんですか」
私「スマホのサイトで解るんですよ。ちょっと待っていてください」

私はiPhoneを取り出してウェザーニュースのサイト(アプリ)を運転手さんに見せる。

私「ほら、3℃。湿度46%、北北西の風3メートルでしょ」
タ「ほう、凄いですねえ」
私「これ、カーナビにもつければいいのにね」
タ「確かに。タクシーの運転手って外気の温度がよく解らないですよ」
私「そうかぁ。カーナビもGPSなんだから、これと連携すればいいんですよ」
タ「そうですね。特許申請してみてはどうでしょうか」
私「特許ですかぁ。私が気がつくんだから、もう作っているんじゃないの」
タ「解りませんよ」(笑)
私「・・・・」(苦笑)

久しぶりにタクシー運転手さんとの楽しい会話だった。

水曜日, 12月 19, 2012

新聞各紙の購読者政党支持率が知りたい


テレビや新聞は世論調査という世論操作を月に1回は行うが、自分たちの購読者がどの政党支持者であるかという、自己調査はまったく行わない。そこで、勝手ながら新聞各紙の購読者政党支持率を推測してみた。

まず赤旗を読んでいる人の99%は共産党支持者だろう。そして、聖教新聞を読んでいる人の120%(笑)は公明党支持者である。それでは、一般の商業紙を読んでいる人の政党支持率はどんなものだろう。

まず自民党御用新聞ともいうべき読売新聞。ここの読者のほとんどは巨人ファンであり、読売新聞にかなり影響されている傾向が高いと思えるので、読者の半分以上は自民党および公明党支持者で、残りは支持政党なしではないだろうか。

その読売に対するのは朝日新聞。ここの読者の多くはリベラル系が多いので、その読者の半分は民主党および共産党支持者で、残りは支持政党なしではないだろうか。自民党支持者はおそらく5%もいないだろう。

さて、ここからの予測が難しい。毎日新聞は各政党の支持者がまんべんなく購読していそうである。日本経済新聞はやはり半数が自民党支持者であり、残りの半分がその他の政党もしくは支持政党なしと思われる。産経新聞は関西に強い新聞なので、その多くは維新の会、公明党ではないだろうか。

さて、ブロック紙や地方紙に関しては解らないところが多いが、もっとも脱原発を鮮明にしている東京新聞は民主党、共産党、社民党支持者たちの購読が多いに違いない。

いずれにしろ、これはあくまで推測である。各新聞社は勝手な世論調査をする前に自分たちの購読者の支持政党調査を行ってもらいたい。そして、自分たちの存在位置(立場)がどのようなものかを知るべきである。

月曜日, 12月 17, 2012

自民党を勝たせたのは創価学会とマスコミである


今回の選挙で自民党が圧勝した最大の要因はなんといっても公明党=創価学会との選挙協力の賜物である。もし、公明党との選挙協力がなく、公明党が小選挙区に独自候補立てたり、自由投票にでもしていたら、自民党は小選挙区で100も勝てなかっただろう。それぐらい、今の自民党は公明党=創価学会票頼みの政党なのである。つまり、今や自民党の最大の支持母体は、経団連でも日本医師会でも農協でもなく、創価学会なのである。

次に自民党圧勝劇を支えたのは読売新聞をはじめとしたマスコミの力がある。読売新聞は選挙前に選挙の争点の摺り替えを行い、自民党を援護した。また各新聞社は世論調査という世論操作で自民党が圧勝することを報道して、多くの無党派層に失望感を与えて投票させないようにした。投票率が低かった最大の要因を作ったのはマスコミである。

もちろん、このほかにも自民党が勝ったというか、民主党が惨敗した理由はいろいろあるが、いずれにしろ、自民党を勝たせ日本を右傾化させる舵をとったのは創価学会とマスコミである。

水曜日, 12月 12, 2012

公明党=創価学会の大矛盾


公明党のエネルギー政策は、原発の新規着工を認めず、原発の40年運転制限制を厳格に適用、そして、2030年までに現在の原発の約3分の2が停止するというものである。そして、原発立地地域の経済・雇用の確保に万全を期しながら、1年でも早く原発ゼロをめざすことに全力を挙げていくというものである。

少し遠回りな説明だが脱原発方針である。なのに、公明党=創価学会は小選挙区では、擁原発である自民党候補者を支持したり協力している。おそらく、創価学会員たちの99%が小選挙区で自民党候補者に投票し、比例区で公明党に100%投票するに違いない。

創価学会の皆さんはこれがおかしいと思わないのだろうか。矛盾していると思わないのだろうか。こうしたことを解っていながらも、小選挙区で自民党候補者に投票するようでは、創価学会が恐ろしいカルト集団であり、日本を壊すデストロイヤーだと言われても返す言葉があるのだろうか。

月曜日, 12月 10, 2012

脱原発のための衆議院選挙投票法則


マスコミ(特に読売系列)は今回の選挙での選挙民の最大の関心事は「景気・雇用対策」「経済対策」と言い、論点のすり替えを行っている。果たして最大の関心事は「景気・雇用対策」「経済対策」だろうか。最大の論点・争点はもちろん「原発、TPP、消費税」である。マスコミの誘導操作は実に恐ろしい。

「原発、TPP、消費税」のなかでも最大の関心事は「原発」である。この問題を語ることなくして、日本の将来の展望は見えてこない。このまま原発を維持して、いずれまた事故が起きたときに完全に日本沈没を招かせるのか、それとも脱原発の道を歩み、日本沈没を防ぐのかを問われているからである。

この二者択一を我々はいま問われている。もちろん答は後者以外ありえない。なのに、自分たちの利権のために原発を容認する自民党、それに追従する公明党、そして、脱原発を隠れ蓑とする維新の会が存在している。加えて、これらの政党は憲法改正を視野にいれ、国防軍だの徴兵制だのとのたまわっている。つまり、これらの政党および所属議員に投票することは、5年10年20年後の日本を破壊するかもしれないということに加担するということである。

日本を守るために今度の衆議院選挙では、小選挙区では脱原発でない自民党、偽・脱原発の維新の会以外の勝てそうな立候補者に投票する。比例区ははっきり脱原発を掲げている政党に投票する。これ以外の投票法則があるだろうか。

水曜日, 12月 05, 2012

それでも自民党を支持しますか


ネガティブ・キャンペーンかと言われるかもしれないがあえて書かせてもらう。

3年余の民主党政権だったが、その終わり頃になると「自民党のほうがまだマシだった」という人が多くいた。果たしてそうであろうか。こう言った人たちは次に自民党政権になったら「まだ民主党のほうがマシだった」と言うのではないだろうか。しかし、そのときはもう手遅れになっているだろう。

私が以前より主張してきた「1票の格差是正と選挙制度改革」。民主党はこれに取り組もうとしていたが、自民党がずっと足をひっぱり続けてきた。解散の駆け引きとして「0増5減」だの「比例定数削減」などを約束したが、結局実施することはなかった。おそらく、自民党が政権を取り戻せば自民党および公明党の都合のいい中選挙区制度復活を声高々に上げるだろう。こうなると政権交代可能な2大政党制がなくなり、元の黙阿弥である。

そして、自民党はその議員が相変わらず世襲議員ばかりで、地盤・看板・カバンの利権体質の政治家ばかりである。こうした議員たちは当然のことながら、美味しい利権がいっぱいの原発を廃止するなど絶対にしない。原発を推進してきたのは自民党政権であり、その甘い汁を吸い続けてきたのも彼らである。そんな自民党をどうして支持できようか。

小泉政権では規制緩和、規制緩和と言って、金融をはじめ多くの社会制度に規制緩和が行われ競争意識をもたせたが、結果はご存知のように格差社会とデフレスパイラルを作っただけである。もちろん、このことが景気低迷を起こす大きな要因ともなった。それなのに、デフレ脱却だと言って小泉の後継者であったはずの安倍晋三が今度はお札を輪転機でじゃんじゃん刷ればいい、などという無責任な発言をしている。信じられないトンチカン男である。

加えて、今回の選挙では自民党は戦前の軍部と見間違うかのような憲法改正(悪)を堂々と提起している。これでは、日本は増々右傾化するどころか開戦しますよと言っているのと同じようなものである。それでなくとも小泉をはじめとする靖国神社参拝によって、日中関係を悪化させたのは自民党であり、尖閣問題にしても仕掛けたの元自民党員の石原慎太郎である。もし自民党が政権復帰したら、中国との間に何が起きるか解らない。

脱原発への道を完全に閉ざし、日中関係を今よりさらに深刻化させ、国防軍設立など憲法改正(悪)を目指す自民党。いずれ彼らはネットなどへの言論規制も始めるだろう。そんな自民党を支持できますか。今度の総選挙で国民は騙されてはならない。そのためにも、誰もが熟慮に熟慮を重ねて投票してもらいたい。