昨日(27日)有楽町の東京交通会館2階ギャラリーで開かれている、震災発生時に大槌町民12人が撮った写真を集めた「リメンバー大槌」展(ふるさと大槌会主催)を見てきた。
私はこれまでに震災関連の写真を数多く見てきたが、これほど緊迫感に満ちた写真は初めてかもしれない。大槌の町が津波に飲まれていく瞬間、大槌小学校に火が迫っていくシーン、自衛隊のヘリコプター内で救助された人々の顔、など大槌の人々の生死をわけた場面がいろいろな形で捉えられた写真が何枚も展示されている。
それにしても、いくら記録を残さねばとはいえ、これらの写真を撮った人々の勇気と執念に驚かされる。そして、どの写真からもその冷静沈着かつ必死の思いが伝わってくる。
この写真展は東京では3月2日(土)まで行われているので、お時間のある方は是非とも足を運んでもらいたい。また、3⽉11⽇(⽉)から14⽇(⽊)までは、京都の⽴命館⼤学⾐笠キャンパス以学館地下でも開かれる。そして、他の地方でも随時開催されることを望んでやまない。
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