金曜日, 11月 01, 2019

ラグビーワールドカップ成功の影の立役者は意外にも天候

ラグビーワールドカップ(9月20日〜11月2日)も残すところ、今日の3位決定戦(ニュージランドvsウエールズ)と明日の決勝(イングランドvs南アフリカ)だけとなった。今大会は台風19号のために3試合が試合中止になるというアクシデントに見舞われたものの、日本代表の予選全勝という快進撃もあり、予想を遥かに上回る観客が押し寄せて、大盛況で終えることができそうである。
 
そして、その成功を支えた影の立役者は天候だったのではないだろうか。実は期間中に雨に降られた試合が数えるしかなかったのである。私の知る限り観客がレインコートを着ざるをえない試合は9月22日の横浜でのアイルランドvsスコットランド戦と、10月3日の花園でのジョージアvsフィジー戦だけだったように思う。札幌、神戸、大分は屋根付き会場なので雨が降っても関係ないのだが、期間中は雨がよく降っていただけに、台風を除いては意外にも雨の影響を受けることはなかった。
 
そして、気温も何処の会場も最高気温が20度台で、時には選手には少し暑かったかもしれないが、観客にとっては過ごしやすかったのではないだろうか。ただ、9月29日の熊谷でのジョージアvsウルグアイ戦は14時15分のキックオフということもあり、気温は30度を越えていて、さすがに観客も大変だったみたいだ。
 
このように今回のラグビーワールドカップは雨にも気温にも恵まれたといって過言ではない。もし、また日本で開催することがあれば、台風というリスクはあるかもしれないが、やはりこの時期に開催するべきだろう。そして、それまでにもっと間近で観戦できる素晴らしい競技場ができていることを望みたい。

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