日曜日, 4月 29, 2007

眠〜い一日

朝は8時過ぎまでは寝ているつもりだったが、結局6時半に目がさめてしまい、朝食をとってから一眠りをするべく、近くのレストランに向った。部屋の外には日経、ニューヨークタイムズ、サンフランシスコ・エキザミナーの3紙がおいてあったので、それらを抱えて、行きつけの24時間レストランで、新聞を読みながらデンバー・オムレツをたいらげる。

このお店は私のサンフランシスコ滞在ではかかせないレストランで、かれこれ5年以上はヒイキにしている。イタリア人のおじいさんが経営者なのだが、働いている人は彼の娘さん以外はみんなメキシカン。店のなかではイタリア語とスペイン語が飛び交いながらも、ちゃっと料理がでてくる不思議な店。お客も別になに食わぬ顔でいる。アメリカのレストランなんてだいたいこんなもんである。

部屋に戻って一眠りする。その後、タクシーを利用してサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地SBCボールパークのグッズショップに向う。歩いていけない距離ではないのだが、昨日の疲労で今日は脚をお休みさせてあげた。今年はこのSBCボールパークでオールスターが開かれるということで、すでにオールスター関係のグッズもいっぱい並んでいる。

私の友人にはジャイアンツ・ファンなどというのはあまりいないのだが、それでも本家本元のジャイアンツのグッズが欲しいというわがままなジャイアンツ・ファンがいるので、仕方がなく買いにきてやった。ちなみに、私はどちらのジャイアンツにも全く興味がなく、アスレチックスとパリーグ一筋です。

で、そのあと久しぶりにMacy'sに行き、母親向けの土産はないかと散策するが、結局なにも見つからず、ホテルにもどり、今度は近くのタイ料理店でシーフードサラダを食べて夜にそなえる。また少しうたた寝をしてから、シャワーを浴び、ちょっとオシャレをして、コンサート会場であるDavies Symihpony Hallに向う。午後7時からレクチャーを30分ほどやったのだが、これはデュトワがやるのでなく交響楽団の事務局の人がやるもので、なんのことはない「ファウスト」の説明だけで、結局あまり意味がなかった。こんなんならその分、寝ていればよかったと後の祭りである。

そして、夜8時開演。メンバーは下記の通りでかなり豪華。

演目:ベルリオーズ: 劇的物語「ファウストのごう罰」

メゾ・ソプラノ/マルグリット: ルクサンドラ・ドノーゼ
テノール/ファウスト: グレゴリー・クンデ
バス・バリトン/メフィストフェレス: ウィラード・ホワイト

合唱:サンフランシスコ交響楽団合唱団
   サンフランシスコ少女合唱団
   パシフィック少年合唱団
指揮:シャルル・デュトワ

3人の歌声は文句のつけようがありません。しかし、問題点はいくつかあり、そのことに関しては帰国してから書きます。昨日も長い一日でしたが、今度はぐっすり眠れました。

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