5日間滞在の旅行で今日は中日にあたり、当初から今日は休養日と決めていた。昨日のサンフランシスコ交響楽団の天使の歌声のせいか、それともCoorsビール3缶のせいか、朝10時までたっぷりと寝ることができた。ということで、朝食はいつものレストランでBeafed Potato & two eggsを取った。それにしても、金曜版のニューヨーク・タイムズは重い。実は私はニューヨーク・タイムズより全国紙のTODAYの方が好きである。
さて、朝食後、といってもほとんど12時に近かったが、近くの劇場で公演されている2006年トニー賞のベストミュージカルを受賞した『JERSEY BOYS』の今夜のチケットを1枚買った。今日はミュージカルでも見て、骨休めをするつもりでいた。
その後、Virgine Recordへ行きクラシックのCDの買い漁りに走る。日本より安いのかどうかわからないが、2枚組で12.99ドルはいいのではないかと思い、曲名うんぬんより2枚組のCD探しに走る。なんとなくオバサン感覚になっている。(苦笑)
エルガー交響曲1ー2など(2枚組) $12.99
(ユーディー・メニューイン指揮ロイヤル・フィイル)
チャイコフスキーピアノ協奏曲1ー3(2枚組)$12.99
(Mikhail pletnef & The philharmonoia/Vadimir Fedoseyev)
シベリス交響曲1ー4(2枚組) $12.99
(ヘルシンキフィルハーモニック)
ベルリオーズ幻想交響曲 $12.99
(マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団)
ベートーヴェン交響曲第9番 $12.99
(カラヤン指揮ベルリンフィル)
ブラームス交響曲1ー4番(4枚組) $27.99
(ジョルグ・ショルティ指揮シカゴ交響楽団)
今のところ、最初の3枚を聴いたがエルガーはなかなかの掘り出し物かもしれない。
そして、例によって1時間ばかりの昼寝をして、あまり期待していなかった『JERSEY BOYS』を観にいった。仕事上の関係でこれまでに数限りないミュージカルを観ている。そんななかで期待したミュージカルでそれ以上の感動を得たのは『レ・ミゼラブル』だけで、『キャッツ』『オペラ座の怪人』『プロデューサーズ』といった有名作はほとんど討ち死に状態であった。
逆に全然期待しないで観た『コーラスライン』や『グランドホテル』といった作品は今でも心に残っている。そして、今夜みた『JERSEY BOYS』はとにかく感動した。
話の内容を書く前に、これからニューヨークへ行く人、そして、サンフランシスコへ行く人、絶対に見るべきです。超おすすめです。もう涙ちょちょきれもんの感動と興奮の2時間30分です。このミュージカルを見て感動しない人がいたら、あんた人生もう一度やり直ししなさいと言いたい。
お話は60年代に活躍したニュージャージー出身のフランキー・バリーとフォー・シーズンの話だが、彼らのヒット曲と同時に彼らの紆余曲折とした人生が描かれている。あのABBAの『マンマミア』は甘っちょろいラブストーリーだったが、こっちは実話がベースとなっていて、悲喜こもごもが彼らのヒット曲と一緒に綴られるのである。いや〜、見ながら何回泣いたことか。もう涙腺の制御装置が完全に破壊されました。主演の4人はいずれも芝居も歌も素晴らしく、お客さんからは常にヤンヤンヤ喝さいの拍手を浴び、そして最後は場内完全にスタンディングオベーションである。いや〜、久しぶりに興奮したミュージカルだった。凄かった〜!
これからニューヨークやサンフランシスコにいく人、もしくは住んでいる人、騙されたと思って観にいってください。あの興奮を味わってください。う〜ん、ビールがうまい!
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