日曜日, 6月 08, 2008

スピード社製水着は違反でしょう・・・

私はヨーロッパ人のスポーツにおけるご都合主義に辟易している。スキーのジャップで日本人がメダルをいっぱい獲得するようになると、レギュレーションを変更した。このことはF1でも同じで日本社製車が勝ちつづけると、レギュレーションを変更した。他にも何かあったように思う。

今回のスピード社製水着レーザー・レーサーをもし日本の会社が開発していたら、どうなっていただろう。ヨーロッパ人は「日本製水着はレギュレーション違反だ」とクレームをつけただろう。しかし、今回のスピード社はイギリスの会社なので、ヨーロッパからはまだクレームは起きていない。水泳大国のアメリカやオーストラリアは元々「なんでもあり」というのがレギュレーションの国なので、スピード社製水着にクレームをつけることはない。

そもそも、スエットスーツみたいな水着で水泳をすることがおかしい。これならば、手ヒレ足ヒレがついた全身スエットスーツの水着を穿いてもいいではないか。浮力をつけて泳ぐ水着など、ドーピングとなんも変わりがない。男性の場合は水着は膝から腰までモノに、女性は肩から股下までのモノという規定にしなければ、水泳という競技はおかしなものになっていくだろう。

今後、もしミズノ、アシックス、デサントの日本の会社がスピード社製を上回る高性能な水着を開発したら、ヨーロッパ人は間違いなく「日本製水着はレギュレーション違反だ」というだろう。そうなる前にスピード社製水着はレギュレーション違反だと、水泳関係者は主張するべきではないだろうか。

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