一昨日(15日)渋谷Bunkamura・オーチャードホールで公演されているブロードウェイミュージカル『コーラスライン』を観た。
『コーラスライン』は1975年に初演、1990年までロングランランされたミュージカル。1985年にはマイケル・ダグラス主演で映画化もされた。ストーリーはコーラスラインと呼ばれるバックダンサーを選ぶオーディションを描いた単純なものだが、その歌と踊りは計算されつくした精巧かつ絶妙なもので、ブロードウェイ史上に燦然と輝く傑作である。
私が初めて『コーラスライン』を観たのは1983年のニューヨーク。あれからすでに四半世紀以上の時が流れたが、観劇中は自分がニューヨークにいるかのような錯覚に陥り、あのときの感動が鮮明に蘇ってきた。時空を越えた2時間余りのニューヨーク──。
ただ、終演後、劇場を出るとそこはタイムズスクエアでなく渋谷の雑踏。非日常と日常を認識させられるミュージカルでもあった。(苦笑)
上演時間2時間10分(途中休憩なし)
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