月曜日, 5月 31, 2010

美食日記「オーボナクイユ」(駒沢大学)

先日、知人のおすすめのフランス料理店「オーボナクイユ」へ行ってきた。お店は東急田園都市線駒沢大学駅近く、駒沢病院裏手(西側)にある。

夜のコース料理は2種類。4,600円(+10%のサービス料)のコースは魚料理か肉料理どちらかをチョイスする。5,800円(+10%のサービス料)のコースは魚料理と肉料理を共に食べることができる。私が選んだのは無論後者の方。w

コース料理の前にとりあえずビール。続いてグラスワイン(銘柄は知らないがとても美味しかった)。もちろん、これらはコース外料金。(笑)

そして、チョイスしたコースの料理は下記の通り。(写真などは下記HP参照)

オードブルは「ソテーしたホワイトアスパラガスにポーチエッグ、トリュフのエミュルシオン」。
魚料理は「イサキのポワレと野菜のグリエ、バルサミコソース」
肉料理は「鴨腿肉のコンフィ、バルサミコソース」
デザートは「レンズ豆のクレーム・ブリュレ」 with コーヒー

フランス料理というと、お皿だけが大きくて量が少ないという店が多いが、ここは皿も大きいが量もほどほどに多く、私のようなちょいメタボ人間にも大いに満足がいく。この値段でこのボリューム、加えて自家製パンも美味なので完璧にお腹がいっぱいになった。

お近くもしくは沿線にお住まいの方は一度訪れてみてはいかがだろうか。質量値段どれも十二分に訪れる価値があるお店だ。

オーボナクイユ
http://aubonaccueil.jp/menu/

土曜日, 5月 29, 2010

菊地勝さんの個展

知人の陶芸家である菊地勝さんが今日29日(土)より6月6日(日)まで、碑文谷ダイエー前、HONDA碑文谷店並びにある「宙」(そら)で個展を開きます。

菊池さんの作品はシンプルで研ぎすまされた感性が魅力的です。

お時間のある方はぜひとも覗いてみてください。見るだけならタダです。(笑)

http://tosora.jp/exhibit.html

金曜日, 5月 28, 2010

東京ドームでしかホームランが打てない巨人

プロ野球交流戦も折り返し地点となった。今年は現時点(27日まで)でパリーグが42勝、セリーグが25勝、引き分け1試合と圧倒的にパリーグが強く、今年もパリーグ球団による優勝はほぼ間違いないだろう。交流戦が開始して今年で6年目になるが、これまでずっとパリーグの球団が優勝している。

さて、ここまでの交流戦の成績を見ていると、非常に奇妙というか、当たり前なデータが出ている。それは巨人のホームラン数である。巨人はこれまで6勝6敗(ホームで5勝3敗、ロードで1勝3敗)という成績だが、ホームラン数は24本で12球団一である。2位は千葉ロッテの19本であるが、チーム打率は巨人が.243なのに対して、千葉ロッテは.294とトップである。

その巨人のホームランの内訳なのであるが、24本のホームランのうち本拠地・東京ドームでのホームランは19本で、それ以外の球場では5本なのである。つまり、東京ドームでの1試合あたりのホームラン数は2.375本なのに対して、他球場では1.25本なのである。東京ドームの試合では2本または3本が出てても、他球場では1本もしくは2本という状態なのである。

東京ドームには「ドームラン」という言葉がある。これはドームの天井を空気圧で押し上げるために空調を流すのでホームランになりやすいことから、そう言われている。そして、その空調はいつも巨人が攻撃をするときに行われていると、まことしとやかに噂にもなっている。

巨人の交流戦の残り試合は東京ドームでは4試合、他球場で8試合である。巨人のホームラン数がどうなるか大変興味深い。

火曜日, 5月 25, 2010

「ざあます言葉」の由来は何でざあます?

現在は死語となりつつある「ざあます」言葉。もはや聞いたことのない人の方が多いと思うが、昭和40年代頃までは、東京・山の手(この場合は世田谷、杉並、目黒あたりをさす)では年配の御婦人が「ございます」の代わりに「ざあます」という言葉を使っていた。

この「ざあます」という言葉遣いは本来は丁寧語なのであるが、妙に上品ぶっていて、話す側はどう思っているか解らないが、聞く側は何か小馬鹿にされているようで好印象をうけなかった。

もともと「ざあます」は江戸時代の遊郭の花魁言葉「ざます」が転じたか、それとも「でございます」が「でござあます」になり、それがさらに短縮したものと言われている。いずれにしろ、明治時代に転じたもので、山の手(この場合は麹町、牛込、四谷、赤坂、麻布、小石川、本郷あたりをさす)に住む婦人たちが使いはじめたのが最初のようだ。

これはおそらく薩長土肥を中心とした明治政府官僚夫人や財閥夫人たちの多くが地方出身および花柳界出身だったために、自分の身分を隠すために使ったからだと思われる。そして、それが戦後まで受け継がれ、住む土地の山の手の場所が代わっても、受け継がれていったのではないだろうか。

ちなみに「ざます」「ざあます」が女性語なのに対して、「ざんす」は男性語で、この言葉も死語になりつつある。

木曜日, 5月 20, 2010

給食のパンを届けに行く

古い話である。昭和30年代〜40年代の話である。私が小学生のときの話である。学校を休んだクラスの子の家に、近所に住んでいる子や帰り道の子が給食のパンを届けていた。

この給食のパン届けは「どうしてなんだよぉ〜」とか「なんでなんだよぉ〜」と思うときもあれば、届け先が女の子だったりすると「どんな家に住んでいるんだろう」とか内心ドキドキするときもあった。また、パンを届けたお礼にお母さんからそのパンやジュースをもらったりとお土産を期待したりもした。

なぜ、この休んだ子の家にパンを届けるという慣習があったのか明確な理由は知らない。昔は今ほど食生活は豊かでなかったので、給食のパンひとつでも重要な栄養物であった。また、クラスの仲間意識を作るためでもあっただろう。ただ、根底には病気の具合やズル休みでないかを、教師に代わって調べさせる目的もあったのではないだろうか。

しかしながら、この給食のパンを届けにいくという慣習も、給食にご飯が出るようになって、次第になくなってしまったようである。

火曜日, 5月 18, 2010

夕張メロン・1セット(2玉)150万円 !!

昨日(17日)札幌の中央卸売市場で夏の北海道を代表する味覚・夕張メロンの初競りが行われた。毎年この夕張メロンの初競りはご祝儀相場の値がつくことで有名だが、今年は最高値で1セット(2玉)が150万円で落札された。つまり、1玉75万円である。(驚)

夕張メロンは夕張市が財政破綻した後、それを支援しようという意味合いから、2007年は200万円、2008年は250万円と記録更新が続いたそうだが、昨年は不況ために50万円に下落してしまった。しかし、今年は夕張メロン生産開始50年、中央卸売市場開設50年ということで、値段は昨年の一挙3倍に跳ね上がった。

それでは、このメロンをいったい誰が食べるのかというと、落札した仲卸業者は「青果市場を盛り上げてきてくれた青果卸のトップ2社である丸果札幌青果の故・勇崎宏一会長と札幌ホクレン青果の吉守克美前社長へプレゼントする」ことから、おそらく市場関係者で食べてしまうのだろう。

ご祝儀相場とは大概こうしたものなのだが、景気づけ・マスコミへのアピールとしては、この150万円という価格も十二分に採算に見合うものであろう。しかしながら、夕張メロンに全く縁のない者にとっては所詮「猫に小判」でしかない。

月曜日, 5月 17, 2010

オークスは内田博、ダービーは武豊と・・・

今年の中央競馬(JRA)G1レースの結果は下記の通りである。馬が違うことはまあ当然のこととして、1着馬の騎手も違う。そして意外なことにこのなかに名手・内田博と、誰もが知っている武豊の名がない。もし、この法則に従っていくと、次の5月23日のオークスは有力馬ショウリュウムーンに乗る内田博が勝利ジョッキーに、そして日本ダービーは復帰戦となる武豊鞍上のヴィクトワールピサが皐月賞に続いて2冠を制することになりそうだ、と思っていたら、武豊の怪我の回復が思わしくなく、ダービーに参戦することを断念してしまった。こうなると、この法則も狂いが生じてしまうかもしれない。しかし、オークスは内田博を信じるつもりでいる。

2月21日(日)     フェブラリーステークス
1着:エスポワールシチー(佐藤哲) 2着:テスタマッタ(岩田)
3月28日(日)     高松宮記念
1着:キンシャサノキセキ(四位) 2着:ビービーガルダン(安藤勝)
4月11日(日)     桜花賞
1着:アパパネ(蛯名) 2着:オウケンサクラ(安藤勝)
4月18日(日)     皐月賞
1着:ヴィクトワールピサ(岩田) 2着:ヒルノダムール(藤田)
5月2日(日)     天皇賞(春)
1着:ジャガーメイル(ウィリアムズ) 2着:マイネルキッツ(松岡)
5月9日(日)     NHKマイルカップ
1着:ダノンシャンティ(安藤勝) 2着:ダイワバーバリアン(蛯名)
5月16日(日)     ヴィクトリアマイル
1着:ブエナビスタ(横山典) 2着:ヒカルアマランサス(内田博)

ちなみに、私のこれまでのG1成績は4勝3敗。

土曜日, 5月 15, 2010

金価格がまたもや高騰

11日のニューヨークで金価格が過去最高値を記録した。日本でも金価格が高騰して今や1グラム=4,000円直前である。この金価格高騰の要因はもちろんギリシャに端を発した欧州通貨ユーロに対する信用不安である。

この金価格急騰のために、地金やゴールドジュエリーの売買のために貴金属店を訪れる人が増えているという。田中貴金属の直営店「GINZA TANAKA」は中高年の女性客であふれているそうだ。混雑時には持ち込み点数を一人10点に制限するほどの盛況ぶりで、2時間待ちになることもあるそうだ。

タンス預金ならぬタンス金製品が踊っているようである。

火曜日, 5月 11, 2010

岡田武史よ、フルネームで選手の名を呼べよ!

昨日(10日)午後にワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場する日本代表選手を岡田武史監督が発表した。その会見をテレビで見ながら、岡田監督というのはなんとも礼節をわきまえない人間だなぁと思わざるをえなかった。

というのも、岡田監督は「ゴールキーパー、楢崎、川島、川口。ディフェンス、中沢、闘莉王・・・」と淡々と選手の名を読み上げていった。

なぜ、「ゴールキーパー、楢崎正剛、川島永嗣、川口能活、ディフェンス、中沢佑二、田中マルクス闘莉王・・・」とフルネームで言わないのであろうか。岡田監督は選手のフルネームを知らないのだろうか。それとも読み方を知らないのだろうか。

これまでワールドカップの日本代表監督はトルシエ、ジーコと外国人だった(その前は岡田)ので、フルネームで呼ぶのは無理があっただろうが、今回は早稲田大学政経学部も卒業しているインテリなのに、無造作に名前を読み上げるだけだっった。

確かに日本代表は試合ごとに変わり、そのたびに選手のフルネームを呼ぶのは気恥ずかしいかもしれない。しかし、今回は4年に1回しかない発表である。もう少し考慮する必要があるのではないだろうか。いずれにしろ、このことは日本サッカー協会の民度、知的レベルも問われかねないだろう。

月曜日, 5月 10, 2010

包丁研ぎはつらいよ

先日、久しぶりに包丁研ぎをした。出刃包丁2本、小出刃包丁1本、刺身包丁(柳刃包丁)1本の計4本の包丁を1時間以上かけて研いだ。

まず砥石(片面は荒研ぎ、もう片面は中研ぎ)を洗桶で5分ぐらい水に浸す。そして、砥石を固定する台の上に置き、さらに台が動かないようにするためと、汚れ予防のためにタオルの上に置く。洗桶の水もそのままにして利用する。

最初は荒研ぎ面で包丁を研ぐ。刃の角度は15度くらい。刃先を中心に研ぐが、最終的には刃に付着している汚れが取れるように全面をピカピカする。そして、最後にまた刃先を念入りに研ぐ。研いでいる間に包丁についた汚れは洗桶の水で流す。

片面が終わればもう片面も行う。同様のことを中研ぎでも行う。1本にかかる時間は約15分ぐらいだろうか。結構疲れる。

思えば、昔は「包丁研ぎ」と呼ばれる研ぎ屋さんが町中を回っていた。「鋳掛け屋〜、イカケ」というかけ声で回っていたように思う。中国や東南アジアでは今でも研ぎ屋さんが道具を持って仕事をしているはずだ。また、市場などに自転車を改造した研ぎ機を置いて商売をする人もいる。

さて、研いだ包丁の切れ味は母親に確認してもらうと「まあ、さっきよりは切れるようになったみたい」と少しつれない返事だった。次に包丁研ぎをするときはもう少し勉強してからするようにしよう。w

木曜日, 5月 06, 2010

“アウトコール”は応援団のすることではない

ゴールデンウィークは暇にしていたので、家で随分とプロ野球のテレビ観戦をした。最近はプロ野球のほとんどの試合がBSおよびCS放送で観れるようになっている。嬉しいことである。しかい、テレビ観戦をしていて、一番気になったのが応援団のウルサさである。なかでも、あの品のない“アウトコール”を行う応援団はいただけない。

“アウトコール”とは「相手からアウトを取った」という名目のもとに人を馬鹿にしたようなメロディの音楽や声を出すことである。これは応援行為ではなく、明らかに侮辱行為である。本来、応援団のする行為ではない。つまり、“アウトコール”をするとき、応援団は「侮辱団」と化しているのだ。野次やブーイングは個人が行うものであり、組織が行うものではないだろう。

私は“アウトコール”を行う応援団があるチームの試合を観に行かない。なぜならば、それは非常にうるさく不愉快な気持ちにさせるからだ。長々とした“アウトコール”は場内アナウンスを消し、球場の演出や雰囲気をも壊し、試合進行の妨げにもなっている。そして、このことは試合時間を長くしている一因にもなっている。

そもそも、東京ドームなど屋内球場での鳴り物入り応援は禁止してもらいたい。声と拍手だけで十二分に応援は届くし、引っ切りなし続く鳴り物入り応援のために、プロならではの「打球音」や「ミット音」が聞けず、プロの凄みと面白みを消している。

今年も相変わらずの傍若無人の応援団。これでは子供を連れて野球場へいく気にはなれないという親も多いのではないだろうか。日本プロ野球機構は応援団の自覚を促すためにも、まずは下品極まりない“アウトコール”を禁止させるべきである。

火曜日, 5月 04, 2010

「花鳥風月」の意味とは・・・

本当かどうか知らないが、「花鳥風月」という言葉は、室町時代初期の能楽師・世阿弥の造語だそうだ。語源は中国の「風花雪月」にあるようで、その意味は「花鳥風月」と変わらず、自然の美しい風景やその情緒情趣を意味している。ただし、「風花雪月」には「花鳥風月」とは違い、美辞麗句とは反対の意味で使うこともあるらしい。

「花鳥風月」の花とは植物を、鳥とは動物を、風とは自然を、月とは宇宙を意味している。つまり自然界を指しているが、これがいつしか、自然を愛しむとか、風流を好むという意味で使われるようになった。

そして、この言葉を使うようになると、歳を取ったということでもある。私もしっかり「花鳥風月」を楽しむようになってしまった。ただし、私の「花鳥風月」は時には花は女性、鳥は飲食、風は競馬、月は旅行と勝手に解釈が変わってしまうことがある。w