狐につままれたような気持ちでいる。
10月中旬に下腹部に少し違和感を覚えたので、近くのホームドクターでエコー検査を受けたら、腎臓に8ミリほどの結石があると判明した。う〜ん、今年は10月まで暑かったからプリン体が多く含まれているビールはいっぱい飲んだし、枝豆やだだちゃ豆もいっぱい食べたから、それが原因かなと思ってしまう。そして、先生から「運動をすること、縄跳びが一番。飛び跳ねるからね。それと水を1日2ℓ以上飲むこと」と忠告される。
それ以降は、ジムでそれまで行っていた1時間の早歩きトレーニングを、20〜30分走・30〜40分早歩きに変え、ランニングのスピードも時速7.5kmから8kmとゆっくりにしてなるべく跳ねるように走った。これを最低でも週3回はするようにした。また、食事もプリン体を多く含む魚卵、干物、レバーなどの内蔵物は食べることを控えた。そして、11月上旬からは漢方に詳しい友人が中国で買ってきてくれた腎臓・肝臓に効くという決明子を代用茶として飲むようにして、多く排尿するよう心がけた。
11月中旬にふたたびホームドクターでエコー検査をするもの、腎臓には相変わらず8ミリの結石が残っている。ただし、体調はすこぶる良好でジムでは40分走・20分早歩きに変えるなどして、汗をかいては水を多く飲むという生活を続けた。ビール(発泡酒)もノンアルールビールやプリン体ゼロの「サッポロ極ZERO」などにして、とにかくプリン体摂取を抑えることにする。そのおかげで、尿酸値は8.0あったものが一時的にではあるが3.5までぐ〜んと下がった。
しかし、12月に入るとまたちょっと下腹部に違和感を覚えるようになった。この時はちょうど2ヶ月に1回降圧剤をもらっている中目黒の東京共済病院へ行くときでもあり、そのときについでに泌尿器科も訪れた。そしたら、すぐに血液&尿検査、そしてエコー&CT検査をさせられる。そしたらなんと「腎臓に結石はありませんね」と言われる。確かにCTの映像を見ても白い影(結石)は見えない。また血液&尿検査の数値もいたって正常値。じぇじぇじぇ〜、である。
先生に「ちょっと激しい運動やったら結石が落ちたんですかねえ?」と聞いたら「その可能性はあります」。あと「決明子を飲んでいるんですが、それも良かったのですか?」と聞いたら「緑茶よりは効果があると思いますね」と言われた。そして「石がなくて良かったですね。もし体外衝撃波破砕術をすると7〜8万円はかかりますからね」とも言われた。
ただ、その後もまだなんとなく違和感があるので、その後も決明子を飲み続け、週3回の飛び跳ねるランニングを欠かさないようにする。そして、12月中旬(昨日)、ホームドクターで3回目のエコー検査を行う。結果は「ないですね」と。「無罪放免ですか?」と聞くと「今後もプリン体は控えて、運動はしてください」と言われる。完全釈放である。(^_^)/v
私は3年前に尿路結石で尋常でない痛みを経験している。その前には扁桃結石という珍しい病気にもなっている。要は結石のできやすい体質なのである。それゆえに今後もいつ腎臓に結石ができてもおかしくはないだろう。今回の結石が消えた理由は、運動の成果が一番大きいと思われる。また決明子も私の体質にあったのであろう。だから、これが誰にでも効くかどうかは解らない。ただし、緑茶や紅茶を飲むよりは決明子やほうじ茶などを飲む方がいいらしい。
冒頭にも書いたように、今はまだ狐につままれたような気持ちでいるが、これでシャバの飲み屋に大手を振って飲みにいくことができる。(笑)しかし、今後もプリン体に気をつけて、しっかりと運動を続けたいと思う。
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