土曜日, 12月 07, 2013

私のなかの特定秘密第1号

戦争がしたくてたまらない自民党および中道主義を棄て保守主義となった腰巾着な公明党によって強行採決&成立された特定秘密保護法ではないが、私なりの“特定秘密”を決定することにした。その第1号は「読売新聞を購読する人は自民党もしくは公明党支持者だ」と特定した。

先月下旬(11月28日)に、安倍晋三は大手町の読売新聞東京本社ビルの竣工パーティに出席した。一国の首相が一新聞社のパーティに出席するとは異常である。さすがに自民党の広報紙である読売新聞に対する配慮が伺える。

読売新聞といえば、その昔、務台光雄が「読売と名がつけば白紙でも売ってみせる」と豪語したぐらい、販売戦略に長けている。というより、押し売りが上手い。

務台は戦前の報知新聞時代から販売拡張員を起用して販売の凄腕と呼ばれた。その後、正力松太郎に見出され読売新聞に移り、販売拡張戦略を体系化していった。彼は戦後の混乱期には貧しい人たちに鍋釜を与えて新聞を購読させ、昭和30年代になると洗剤を配ったり、巨人戦のチケットをあげて販路を拡大していった。これら手法は現在も行われている。

先日、ジムであるおじさんから次のような話を聞いた。
「読売新聞は半年後ごとに缶ビール1ケース(20本入)持ってくるよ。購読契約が半年だから、契約が切れる直前になると缶ビールを持ってきて、また半年よろしくお願いします、と言うんだよね」
「それって、ほとんど買収と変わりませんね」
「そうだね。うちは読売以外に日経も取っているけど、日経はそんなことしないもんね」
こうした手法は読売以外の他社もやっているが、読売ほど露骨ではない。

原発を推進し、特定秘密保護法にも反対しない、自民党の広報紙・読売新聞。2012年末の衆議院選挙では世論調査という名のもとに争点を「原発、TPP、消費税」でなく「経済」とすり替えたエセ・マスコミ。自民党、官僚、電通などと常に“特定秘密”の共有・連携している策略集団の一員。反社会的勢力の団体員が販売員をしながら販路を拡大して、広告代をダンピングするマスゴミ。読売新聞こそが日本の諸悪の根源の1つである。

そんな読売新聞を購読する人は自民党もしく公明党支持者と特定されてもおかしくないだろう。

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