月曜日, 12月 20, 2021

自分で自分の首を絞めている「ふるさと納税」

この時期になるとテレビもネットもふるさと納税の広告が多く、正直やかましい、うるさい、ウザいと思う。💢

私のように東京生まれの東京育ちの者にとって、ふるさと納税は無用である。東京者でも返礼品目当てでふるさと納税をする人がいっぱいいる。

しかし、こうした人たちはふるさと納税がどれだけ自分が住む自治体の財政を減らしているのかを解っているのだろうか。都心の千代田、中央、港、新宿、渋谷など大企業の本社があるところは住民税とは別に法人税が入ってくるので財政は裕福だが、世田谷、杉並、練馬といった郊外の区には大企業はほとんどなく、税収は住民税が頼りになる。

こうした区の住民がふるさと納税をしてしまうと、住民税が減り、それは地方交付税を減らすことになり、地方自治体の道路や学校などの整備費用を減らさざるをえなくなる。つまり、ふるさと納税をすることは自分が住む自治体の財源を圧迫させているのである。

自分で自分の首を絞めていることも分からず、ふるさと納税をすることはやめてもらいたい。




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