火曜日, 8月 12, 2008

オリンピックでマスコミは大政翼賛会

高校野球ほどではないが、オリンピックもさほど興味がある方ではないので、テレビ中継をあまり見ない。それでも、好きな野球だけは今回はなんとか優勝してほしいと思っている。それ以外では、女子ホッケーとかマスコミにあまり注目されていない競技に期待を寄せている。

そんななかで、昨日女子バトミントン・ダブルス準々決勝で世界ランク8位の末綱・前田組が、世界ランク1位で第1シードのペアを下す金星を挙げた。素直にこれは嬉しかった。こうした大番狂わせは爽快である。このように各種の競技でメダルうんぬんより想定外の良い結果を出していただきたい。

それにしても、各テレビ局は朝から晩までオリンピックだらけである。膨大な放映権を払っているからである。テレビ局の親会社である新聞社も同様で、紙面はオリンピックの文字が踊っている。そして、その内容は美辞麗句とお涙頂戴記事ばかりである。どうして、男子サッカーは予選敗退したのか(あの監督は大会前にメダルがちらついていると言っていたのに)、どうして予選を突破できない水泳選手(おそらく陸上も)や、柔道で1回戦で負けるような選手を選んだのかなど批判する記事を書けないのだろうか。それは想定外の可能性があるからと、反論されるからだろうか。

日本のマスコミは大政翼賛会状態である。

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