枕の向きを気にする人は結構多い。私はまったく無頓着で、部屋の作りによって枕の位置はあちらこちらを向いている。現在の寝室では南側に枕が置いてある。しかし、何年か前に部屋替えをするまでは西向きであった。以前借りていた高田馬場の仕事場で、週2〜3回は寝床として使っていたソファ(折りたたみ式)の枕は北向きにあった。
旅行に行っても枕の向きは都合のいいように変えている。ホテルはベッドなのでさすがに変えようがないが、旅館では夜になって布団が敷かれても、テレビや机の配置などによって好き勝手に変えたりしてしまう。もちろん、そのときに南がどっち、北がどっちなどと考えようもしない。
日本では昔から「北枕」は縁起が悪いと言われてきているが、風水などでは「北枕」と「東枕」が良いとされているようだ。北は落ち着く方向で、ゆったりと眠られ身体にたまった悪い運気を流してくれるそうだ。また、東は発展の運気や若々しい気を与えてくれる方角のようで、「東枕」は別名「若返りの枕」とも言うそうである。しかし、風水をよく知らないというか、そういうことに興味のない私にとっては、これまたどうでもいい話である。
東南アジアやアメリカではあまり枕の向きの話を聞いたことない。枕の向きより枕の高さや柔らかさを調整しろとは言われたりすることはよくあるが・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿