月曜日, 9月 08, 2008

山口4区と群馬4区の責任をなぜ問えない

日本のマスコミはおかしい。ジャーナリズムは狂っている。

安倍晋三に続いて福田康夫と二人も政権を放り出したのに、マスコミは売名行為的茶番劇の自民党総裁選のことばかり報道して、二人の責任をまったく問い糾していない。なぜ、安倍晋三は健康がよくないのに今でも議員辞職もせずにいられるのだろうか。なぜ、福田康夫は自分自身を客観的に見ることができるのに議員辞職をしないのだろうか。そして、なぜこんな二人を選んだ選挙区の責任を問わないのだろうか、と。

2005年の総選挙の結果は次の通りである。二人とも圧勝である。

山口4区(下関市、長門市)
 1 安倍晋三  自民党 前 137,701 ◎
 2 加藤 隆  民主党 新 36,847
 3 木佐木大助 共産党 新 12,499

群馬4区(高崎市、藤岡市、多野郡)
 1 福田康夫  自民党 前 118,517 ◎
 2 中島政希  民主党 新 56,364
 3 酒井悦夫  共産党 新 13,809

二人は山口4区および群馬4区の期待を担って当選した。そして、総理大臣になった。しかし、二人は政権を放り投げた。こんな二人を当選させた選挙民に責任がないのだろうか。どうして、マスコミはそれぞれの選挙民たちの声を報道しないのだろうか。

次の総選挙でもおそらく安倍と福田は厚顔無恥にも立候補するだろう。そのとき、選挙民は彼らに投票するのであろうか。もし、二人がまた当選したならば、この二つの選挙区の民度は日本一低いということになり、誰もが今後100年山口県と群馬県から総理大臣を出してほしくないと思うようになってもおかしくない。

政治に責任があるのは政治家だけでなく、その政治家を選んだ選挙民にもある。こんな解りきったことを問えないマスコミは政治家以下の無責任者である。

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