イチローが11年余り慣れ親しんだシアトル・マリナーズを去った。
その理由に関してはすでにマスコミで多く語られているが、イチローは自らのことと同時にマリナーズのことを考えてチームを去ったのだから、マリナーズはイチローに敬意を表していますぐに51番を永久欠番にすると表明するべきである。
シアトル・マリナーズはイチローが入団した2001年にメジャー最多タイの記録となる116勝を上げて地区優勝した以降プレイオフに進出していない。その理由のひとつとして、イチローが200本安打の記録ばかり意識して、チームに貢献していないなどと言われた。確かにイチローは安打数や打率に比べて出塁率が低い。そう言われても仕方がないかもしれない。
しかし、問題はそれだけではないだろう。彼を活かす監督や選手、そして中軸を打てる選手が育たなかったからであろう。加えて、投手を育成する能力にも欠けていた。結局のところ、イチロー頼みでありイチローに責任をなすりつけるという無責任な体質のチームと地元でしかなかったのだ。そうしたことの反省の意を込めてもマリナーズはいますぐに51番を永久欠番にするべきである。そして、シアトル市は名誉市民の称号を贈るべきである。
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