金曜日, 7月 27, 2012

広島カープの守備に喝だあ!


昨日(26日)は神宮球場で東京ヤクルト・スワローズ vs 広島カープの試合を観戦した。先発投手はヤクルトが村中恭兵、広島がマエケンこと前田健太ということで、投手戦が予想されたが結果は12対16で広島の勝ちという乱打戦だった。

この試合でマエケンは勝利投手となり、セリーグ一番乗りの10勝目をあげたが、しかしその内容は決していただけるものではなく、彼だけでなく広島守備陣のお粗末さが目立つお寒い内容だった。

マエケンは今や球界を代表する投手であり、現在防御率1点台を誇っている。そのマエケンが6失点をきっして5回で降板せざるをえなかったのは、オールスターに出て調整がうまくいかなかったと多くの新聞が書いているが、実際に試合を観た者から言わせてもらうとそれは明らかに違う。

マエケンは3回まではパーフェクト・ピッチングをしていて全く打たれるような気配はなかった。ところが、4回に突如崩れたのは、三塁手堂林の一塁への悪送球がキッカケだった。その後、マエケンは連打を浴び、加えて一塁手エルドレッド、二塁手菊池とエラーをおかして、マエケンの足を思いっきり引っ張った。

続く4回にもマエケンはヤクルトに3点を取られたが、それもエラー絡みであった。結局、この試合で広島は21安打(ヤクルトは14安打)したものの5失策&1フィルダーズチョイス(ヤクルトは1失策)をしでかすというザル守備ぶりをも披露した。これでは広島が試合に勝ってファンは喜んだとしても、首脳陣は喜ぶことはできないだろう。

それにしても、生まれて初めて両チームが二桁得点という試合を観たが、広島内野陣のザルぶりもあったので、半ば“草野球”的なプロ野球を観たという思いであった。

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