5月にある年齢(笑)に達したので、7月から年金(国民年金)を支払うことがなくなった。ただし、この年齢から任意で65歳まで支払いをすることによって、年金の受給(支給)額を増やすことができる。そこで、年金を増やすべきか否かを判断するために、年金事務所で今後の支払額と受給見込額がどうなるかを聞きにいってきた。
結論からすると、どうやら私の場合は65歳まで任意で払ったとしても、受給見込額は思ったほど増えるわけでなく、もう年金を支払う必要性がないことが解った。
具体的にいうと、私はこれまでに厚生年金および国民年金を342ヶ月払っている。海外生活や無収入生活が長かったわりにはよく払った方である。この342ヶ月に対しての65歳から受給(支給)見込額は年間約63万円ある。それに対して、今後任意で65歳まで掛け金として年間約20万円(×5年)を支払ったとしても、受給見込額は約72万円にしかならないという。つまり9万円しか増額されないのである。ということは、100万 ÷ 9=11.1ということで、少なくとも76〜77歳まで生きないと元は取れないということになる。まあ、最低でも80歳までは生きようと思っているが、たかが3年のために増額する必要性はないなと思わざるをえなかった。
そして、もうひとつ増額をする必要性がないと感じたのは、私が国民年金基金にも加入していることであった。国民年金基金とは国民年金とは違い、大企業が行っている企業年金みたいなもので、自営業の人たちが加入する年金である。私はこれに以前より212ヶ月(2口分)加入していて、その受給見込額は年間約73万円ある。つまり、現状のままでも私は65歳から国民年金63万円+国民年金基金73万円=136万円を受け取ることができる。月に11.3万円である。これならば家賃を払うこともない私にとってはそこそこのお金である。
というわけで、私は任意で年金支払いをする必要性がないということがわかった。加えて、年金事務所へ行って勉強になったのは、国民年金を全期間(40年間)保険料を納めたところで、年間の受給額は約77万円にしかならないということである。つまり月額約6万4千円しか貰えないのである。これではとてもじゃないが老後の生活は苦しい。今後の物価上昇などを考えると誰でも最低10万円以上の受給額は貰いたいところである。となると、国民年金だけではなく他の年金基金に加入せざるをえない。同じことは厚生年金に入っている人もいえるのではないだろうか。
国民年金もしくは厚生年金にしか入っていないで、長生きするつもりの人は、いますぐに別の年金に入るようにしよう。
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