昨日(31日)は港区立伝統交流館で開かれた「第32回芝浜落語会~祝真打昇進 春風亭柳枝の会~」へ行ってきた。50枚限定チケットは完売。
現在真打昇進披露興行中の春風亭正太郎改め春風亭柳枝。私は5日の末広亭での披露公演へ行く予定だが、一足先に独演会の方へ足を運んだ。
会場に行きチケットを見せて、席を探そうとすると不意に「小松さん」と声をかけられれる。振り返ると真打成り立てホヤホヤの柳枝師匠が。開演直前にもかかわらず私服姿だったので、私は思わず「前座さんがいるの?」と訊いてしまった。そしたら彼はニコニコと「今日はいるんですよ」と。
それから座席に着いて「そうか、真打になったから前座をつけることができるようになったんだな」と勝手に思っていたら、ホヤホヤ師匠は1席目のマクラで、真打になると独演会では前座をつけることができたり、生のお囃子をつけられたりできることなどを説明する。ところが、そのことを理解していても、師匠はすっかり忘れていて、前座さんとお囃子さんは前日にお願いするというオチがつく。で、演目は下記の通り。
古今亭松ぼっくり 「道具屋」
春風亭柳枝 「棒鱈」
〜 仲入り 〜
春風亭柳枝 「三枚起請」
ということで、真打昇進ホヤホヤの春風亭柳枝だが、落語の方は「二ツ目の重鎮」をしっかり卒業して、「初々しい真打」を通り越して「破竹の勢いの真打」の域に。次回は5月24日(月)らしいが楽しみである。
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