子供の頃、団地や学校にはエレベーターなんてものはなかった。自宅近くで一番高い建物といえばある銀行の4階建ての社宅だったが、そこにはエレベーターはなかった。学校にしても小学校は3階建てだったが、中学校や高校は4階建てで、もちろんエレベーターはなかった。この時代は年寄りはこうしたビルに住むことはなかったし、若い人が主体の住居及び学校であるからエレベーターなどは必要なかった。
ところが、今や超高齢化社会である。3階以上の新しい建物にはだいたいエレベーターがついている。ところが、古い建物にはそれがない。自宅がある建物も築40年になる古いビルなのでエレベーターがない。以前仕事場として使っていたビルもエレベーターがなかった。それゆえに、私は階段の上り下りには慣れている方だが、65歳を過ぎた頃からやはりキツくなってきた。
先月、通っているジムのエレベーターが1週間余稼働しなかった。ジムの建物は1・2階が駐車場のために受付は3階。そのためにエレベーターが壊れてしまうと3階まで正面の立派な階段を登らなけれければならない。加えて、受付の3階から今度はロッカーのある4階までまた登らなければならない・・・。この4階までの「登山」が結構キツかった。
私はジムで運動をしていることもあり、歩くことは苦にはならない。しかし、階段は自宅で嫌でも毎日上り下りしているので好きではない。腰や膝に問題は抱えていないが、やはり階段は好きになれない。階段を好きになるためにはダイエットするしかないのだろうか・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿