ロシアがウクライナとの戦争に踏み切った(これは侵攻ではなく侵略)ことによって、プーチンのお友達である指揮者のゲルギエフはニューヨーク・カーネギーホールでのウィーンフィル公演の指揮を交代させられた。また、サッカーのヨーロッパ・チャンピオン・リーグの決勝開催地はサンクトペテルブルクからパリに変更された。また、ロシアで行われる多くのスポーツイベントが中止することになった。
おそらく今後5年いや10年はロシアで世界的なスポーツイベントは開かれることはないだろう。そればかりでない。残念なことだが、今後ロシアの著名なオーケストラ、バレエ団は欧米諸国で公演することはできなくなるだろう。また、ロシア人指揮者やソリストたちの出演もかなり制限されるだろう。もちろん、スポーツのロシア代表も同じであろう。それぐらい、今回の戦争でロシアは文化・スポーツ面で国際社会から信用を失った。プーチンはそれだけの代償を負ったのである。
この戦争が今後どういう展開になるか分からない。しかし、世界のロシアに対する信用は完全に失われた。ロシアで文化・スポーツで活躍している人々は本当に可哀想である。この信用を取り戻すにはプーチンが大統領の座を去るしかないだろう。
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