WBC監督問題でナベツネ(渡辺恒雄)がマスコミに牽制球を投げている。
北京オリンピックでの惨敗後、ナベツネは「星野くん以上の人間がいるかね? 星野くん以上のさい配をする人物なんているのかね?」と発言して、星野仙一の続投を望んだ。ところが、その星野がブログで監督辞退を伝えた後「ワンちゃんに頼むしかない。コミッショナー以下が土下座して頼むしかない」などと発言して、今度は王貞治の再登板を訴えた。
それでは、なぜナベツネがこのような発言するかといえば、その答えはひとつである。彼の頭のなかには巨人の利益しかなく、パリーグ色の強い監督(野村克也、バレンタインなど)をWBC監督にさせたくないのだ。
ナベツネはパリーグのことを、以前より快く思っていないし、パリーグはFA選手の供給の場ぐらいにしか考えていない。もし、パリーグ系の監督になると、どうしてもメジャーおよびパリーグ色の強いチーム構成になり、巨人およびセリーグが埋没してしまうという危機感がある。それでは、予選で東京ドームを提供する読売新聞としては面白くない。また、もし王監督になれば、ヘッドコーチに原辰徳を選んでもらい、次のWBC監督にしようという狙いも見え隠れする。
ナベツネは日本野球界全体のことなど考えていない。彼の頭のなかには巨人のことと自己利益しかない。彼はそういうご都合主義な爺さんである。
2 件のコメント:
おはようございます。
お久しぶりです。
とても、komatsuさんに、同感致します。
ナベツネさん、相変わらずお元気の様子で・・・(^^;
ゆっこ
ゆっこさんへ
お久しぶりです。
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