誰もが感じていることであろうが、今年の冬は暖かい。そして、東京は雨が多い。
今月2日に気象庁が発表した冬(昨年12月〜今年2月)の天候まとめによると、北日本の平均気温は平年差プラス1.6度、東日本は1.5度と、西日本1.1度で統計が残る1946〜7年冬以降で3位、2位、8位の暖冬となった。
また、日本海側の降雪量も少なく、北日本が平年比76%、東日本が31%にとどまり、1961〜62年冬以降で2位、3位の少なさだった。こうした暖冬の背景には寒気の南下が弱く、低気圧の通過に伴って暖かい空気が入ることが多かったために気温が上昇したそうだ。
ただ、このように暖冬で降雪量が少ないと、気掛かりになってくるのは、今年の作物の収穫と水不足。やはり、天気は夏は暑く、冬は寒くあってほしい。
そして、今年の冬の東京は雨が多い。こんなに雨の多い冬は珍しい。1月31日には降水量68.0mmを観測し、1月としては統計開始以来の記録となり、1月の総雨量も史上2番目の多さだった。また、2月の第4週はほとんど毎日ならしかの雨が降っていて、日照時間もほとんどなかった。ただ、そのおかげでインフルエンザが流行していないのが救いである。
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