一昨日の日記にも書いたが、日本の右投げ左打ちの打者は“飛ばないボール”に対して非力である。投手が球数制限があって全力で投げてくるために、たとえミートしてもボールは飛ばない。また、当てよう当てようとしていて、バットをこねるようにして打っている様を見ていると、日本野球の根本(少年野球で右利きの子供が左打者になる傾向)は間違っていると言わざるをえない。このようなことが続くと日本野球は技では勝てるかもしれないが、大事な試合の力と力の勝負ではどこの国にも勝てなくなるだろう。
昨日の試合で代打で小笠原や投手交代で山口を使うのは原辰徳も星野仙一と同じアナのムジナかと思われる。ただ、これは少し違う。主催者のひとつが読売新聞なので、どうしても巨人の選手を使わなければいけないのである。まあ、これも敗因のひとつでもある。
前回のWBCで活躍してベストナインに選ばれた里崎、3本の本塁打を打った多村は右打者である。また、ほぼ出ずっぱりだった西岡もスイッチヒッターで大活躍した。こうした本来の利き腕で打席に立つ選手を外したことは原のミスである。どうして、松中、栗原、細川を外したのであろうか。やはり、巨人の選手を入れなければいけなかったのだろう。
それにしても、先日の試合では14対2のコールド勝ちを「歴史的大勝」などとテレビ朝日のアナウンサーは言ったが、なぜ昨日の1対0の完封負けを「屈辱的な1点差ゲーム」と言わないのだろうか。そして、相変わらず古田の野球解説の低レベルには呆れかえる。選手としてあれだけ冷静なプレーをした人が、解説になると感情剥き出しになるとは、本当に信じられない。テレビでは本当のことを喋ってはいけないのだろうか。
右投げ左打ちは決定力不足
http://k21komatsu.blogspot.com/2009/03/blog-post_08.html
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