以前、少年野球が左打者ばかりになって監督さんが嘆いていると書いたことがあるが、昨日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本対韓国戦を見ていると、話はズレるかもしれないが左打者のひ弱さを感じざるを得なかった。
昨日のスタメンで左打者はイチロー(1番)、青木(3番)、小笠原(5番)、福留(7番)、岩村(9番)と5人いたが、揃いも揃って全員が右投げ左打ちなのである。なぜかスタメンを外さた稲葉だけが左投げ左打ち。
試合はイチローの出塁、青木の先制打などで左打者も活躍したが、韓国が左投手主体だったこともあるが長打は村田(4番)と城島(8番)のホームランをはじめ、中島(2番)の2本の二塁打、内川(6番)の二塁打と右投げ右打ちの選手ばかりであった。こうなると、どうしても右利きの人が左打者になると非力になってしまうのではないかと思ってしまう。
野球では左打者が圧倒的に有利あることは間違いないが、プロ野球が左打者ばかりになってしまうと、なにかサッカーのように決定力不足と言われてしまうような気がしてならない。「つなぎの野球」も大切だが、「決定力の野球」も忘れないでほしい。そういう意味では、昨日の試合は意義ある一戦だったのではないだろうか。
イチロー、松井、岩村たちの弊害
http://k21komatsu.blogspot.com/2008/10/blog-post_21.html
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