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月曜日, 4月 24, 2023

目黒区議会議員選挙2023

昨日行われた目黒区議会議員選挙。投票率が43.18%(前回40.2%)にアップ。投票者数も97,822人(前回92,005人)と5,817人も増えたことはかなり喜ばしい。それでも、まだ50%にいかないのはやはり情けない。

目黒区議会の定数は36。人口27万人余りなのに36人は明らかに多い。そんな多い定数のせいか今回の立候補者数は57人(前回は51人)。結果は下記の通りであるが、驚いたのがトップ当選が維新の会の新人女性候補。これはおそらく自民党支持者からの横滑り票と、野党支持者のなかでも定数削減の政策が支持されたことによるものだろう。このことによって、同じ地盤にある前回上位当選していた無所属の候補(前回は立憲民主党)は獲得票数を激減して落選している。

また、今回も前回の選挙に続いて自民党の現職が相次いで落選。また、これまで全員当選をしてきた公明党も1人落選するなど、投票率がアップしたことによって組織力のある政党の候補者が落選している。

こうした結果をみると、有権者は明らかに議員定数の削減を求めていることがわかる。私が30年以上前から言っている定数削減に取り組まない人は次の選挙では落ちるだろう。






月曜日, 1月 03, 2022

もはや通過駅になってしまった東急東横線渋谷駅

東急ハンズがカインズに買収されることになったが、その背景には東急による渋谷再開発が影響しているような気がする。

2013年3月に東急東横線の渋谷駅が地下化され、地下鉄副都心線と直結するようになった。これ以降、沿線住民にとって東横線の渋谷駅は非常に使いづらくなった。乗り換えに便利なのは田園都市線・半蔵門線だけで、他のJR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、京王井の頭線、地下鉄銀座線の乗り換えは以前より面倒になった。面倒になったと共に、以前以上に迷路状になった。

加えて、駅周辺以外の商業施設へ行くのも不便となり、東横線沿線住民にとって渋谷駅は魅力的でなくなり、通過駅になってしまった。実際、私もデパートは伊勢丹に行くようになったし、映画館にしても渋谷ではなく、新宿や六本木へ行くようになった。以前はよく行っていた東急ハンズ、渋谷Bunkamuraなどへ行く機会がガタンと落ちてしまった。

こうした影響は東急ハンズの売り上げにも影響していたと思う。同じことは東急本店にもあり、東急本店は2023年春以降に解体して、併設されているBunkamuraと一体化した施設にするという。しかし、東急のなかでも最も購買力がある住民が多い東横線の駅が地下にあるようでは、新しい施設に人が集まるかどうかは疑問である。こうした施設は駅周辺の再開発地域に作れば良かったのにと思わざるをえない。

渋谷の再開発はいったいいつまで続くのか知らないが、東横線沿線住民、特に高齢者にとって、渋谷はもはや通過駅になっていると言っても過言ではない。

月曜日, 12月 20, 2021

自分で自分の首を絞めている「ふるさと納税」

この時期になるとテレビもネットもふるさと納税の広告が多く、正直やかましい、うるさい、ウザいと思う。💢

私のように東京生まれの東京育ちの者にとって、ふるさと納税は無用である。東京者でも返礼品目当てでふるさと納税をする人がいっぱいいる。

しかし、こうした人たちはふるさと納税がどれだけ自分が住む自治体の財政を減らしているのかを解っているのだろうか。都心の千代田、中央、港、新宿、渋谷など大企業の本社があるところは住民税とは別に法人税が入ってくるので財政は裕福だが、世田谷、杉並、練馬といった郊外の区には大企業はほとんどなく、税収は住民税が頼りになる。

こうした区の住民がふるさと納税をしてしまうと、住民税が減り、それは地方交付税を減らすことになり、地方自治体の道路や学校などの整備費用を減らさざるをえなくなる。つまり、ふるさと納税をすることは自分が住む自治体の財源を圧迫させているのである。

自分で自分の首を絞めていることも分からず、ふるさと納税をすることはやめてもらいたい。




木曜日, 11月 04, 2021

投票率アップは絶対に必要である

選挙前「投票率を上げれば野党に有利、と考えるのは間違いである」というツイートが多くみられた。これは7月の都議会議員選挙で投票率が前回より8.89%下がったにもかかわらず、立憲民主党や共産党の候補者が多く当選したから言われたに違いない。しかし、このとき議席数を減らしたのは都民ファーストだけで自民党も数を伸ばしていた。

そして、今回の衆議院選挙、全国の投票率は2017年の53.68%から2.25%上回って55.93%になった。なかでも東京の投票率はもっと上がっていて、前回より3.57%も上がり、投票率は57.21%までになった。このため東京の投票所のあちらこちらに行列ができた。

こうした投票率のアップで東京では自民党の候補者が相次いで落選した(比例復活はするが)。私は東京・目黒区に生まれ住んでいるので友人知人の多くは東京3区〜9区に住んでいる。これらの選挙区ももちろん前回より投票率がアップして、4区以外の6つの選挙区で野党統一候補が自民党候補に勝利した。前回選挙では7選挙区のうち5選挙区は自民党が勝っているので、この7選挙区においては自民党は惨敗である。

このように、やはり投票率をアップさせること、政治に関心を抱かせることは大事であり選挙結果につながる。来年夏には参議院選挙がある。そのときも投票率アップに貢献できるよう頑張りたい。



月曜日, 11月 01, 2021

東京5区、手塚仁雄の当選は手放しでは喜べない

衆議院選挙の結果は大変残念なものになった。そんななかで、救いというか一矢報いたのが私が住む東京5区で野党統一候補の手塚仁雄が現職大臣の若宮健嗣を得票率で2%引き離して勝利したことだ。

私は選挙前に手塚のFacebookに「2位じゃダメなんだ、1位になれ」「相手の候補を比例復活できないぐらい勝て!」と書いた。結果は1位になったが、若宮は比例復活してしまった。つまり、これは私にとって勝利ではなく、敗戦に近い手塚の当選であった。

それにしても、維新の田淵正文が全体の20%の投票を得たのに驚いた。選挙前の私の予想は下記の通りで、田淵はせいぜい13%ぐらいと予想したが、それを7%も上回る票数を得た。これは田淵が医師であるということ、2017年の衆議院選挙で希望の党から比例で出たり、2020年目黒区長選挙で顔を知られたことなどもあるが、結局のところ、自民や立憲、共産に対する受け皿になったからだろう。維新が大阪で躍進するのは解っていたが、関東でもかなりの票を得たのは既成政党に対するアンチテーゼの表れであろう。このことはれいわ新選組にも言える。

いずれにしろ、東京5区は最低限の救いというか、自民党現職大臣を落選(比例復活するが)させたことは神奈川13区で甘利明幹事長を落選させたように、次回選挙のモデルになる。野党はこのことをしっかり分析するべきである。

東京5区2021の予想得票率
手塚仁雄(立憲)45%
若宮健嗣(自民)42%
田淵正文(維新)13%

東京5区2021の結果
手塚仁雄(立憲)111,246(41.0%)
若宮健嗣(自民)105,842(39.0%)
田渕正文(維新)  54,363(20.0%)

東京5区2017の結果
若宮健嗣(自民)101,314(41.1%)
手塚仁雄(立憲)  99,182(40.3%)
福田峰之(希望)  45,737(18.6%)



土曜日, 10月 30, 2021

東京5区はこうあってほしい

私が住む東京5区の投票結果予想は、参院静岡補選、都議選、区議選などのデータからすると、下記のようになる、と考えていました。ところが、維新の田淵正文事務所がクラスターを起こし、本人まで感染したことで、情勢は一挙に変動。田淵候補が獲得する13%のうちの3%前後は動くのではないかと思っています。

手塚仁雄が接戦を勝ち抜くと思っていたのですが、情勢は予断を許さなくなりました。と、ここまで書いたら、自民党の若宮健嗣が田淵候補が自身で感染したことを発表する前に若宮が感染したと演説したことがわかり、またもや急展開。若宮はなぜ田淵が感染したと言い切ったのでしょうか。

東京5区のみなさん、野党統一候補の手塚を当選させましょう。

東京5区2021の予想得票率

手塚仁雄(立憲)45%
若宮健嗣(自民)42%
田渕正文(維新)13%

東京5区2017の結果

若宮健嗣(自民)41.1%
手塚仁雄(立憲)40.3%
福田峰之(希望)18.6%



月曜日, 7月 05, 2021

都議会議員選挙2021目黒区選挙区結果分析

都議会議員選挙の結果がでた。当初の予想では都民ファーストが大幅減少して、自民公明で過半数は獲得するのではと言われていた。しかし、結果は都ファは議席数を減らしたものの30余を獲得して、都政に影響力を残すことはできた。一方で、自民公明は公明は全員当選したものの、過半数には届かず当初の目論見を達成することができなかった。

さて、全選挙区の分析などはできないが地元の目黒区の結果分析をしてみたいと思う。

 

2017年の都議選(写真左)では都ファの候補が圧勝をして、2位を公明、3位を共産が獲得して、自民候補は共倒れした。あれから4年、今回は低投票率で組織票のある政党が有利と思えた。それゆえに、当初は自民、公明は確実で最後の席を都ファと共産が競り合うと予想された。実際、今回の有効投票数は98,227票で、前回の113,690票から15,463票(13.6%)も減っている。

ところが、今回は写真右にあるように、1位を都ファの現職が前回から票数を半減させてもトップ当選。2位を創価学会の組織票がある公明の現職が維持して、3位を立民の新人が当選した。次点との差はわずかで、共産の現職は6票で涙を流す結果となった。また、今回も2人を擁立した自民は共倒れとなった。

で、分析であるが、都ファの伊藤悠はもともと民主党の現職だったが、前回の都議選で都ファに鞍替えして圧勝。今回も知名度と小池都知事支持層を取り込んで当選することができた。2位の公明の斉藤泰弘は手堅い組織票で当選。ただし、今回はコロナ禍ということで公明(=創価学会)お得意の「友だち作戦」(F作戦ともいう)ができず、前回より2500票余も減らした。

そして、3位には激戦の末、立民の新人西崎翔が共産の現職里見定子を僅差の6票で競り勝った。これには選挙協力をした両党にとってほろ苦い結果になったのではないだろうか。2人があと500票づつ取っていれば、公明の斉藤を落とすことができたからである。もし、投票率が前回並であればその可能性はなくはなかった・・・。

最後に自民党は2回続けて共倒れとなった。4年後の都議選では必ず1人の候補者に絞るだろう。そして、今回の選挙で「自民党唯一の公認候補」と偽言活動を続けた鈴木隆道の政治生命は完全に断たれた。


水曜日, 8月 12, 2020

まだまだ検査数が少ない東京

 先々週に続き先週の東京都の1週間の検査件数は3万件を超えた。それでも、まだまだ少ない。せめて1日1万件以上できる体制作りが必要である。ところが、今週はお盆休みということもあり、かなりの検査件数の激減が予想される。それゆえに、今週のデータはあてにならないかもしれない。ただ、今週は東京が梅雨明けして10日から2週間経った時期に入るので、いくら検査数が減るとしても、陽性率は下がるのではないかと期待している・・・。

一方で、データを見ればお分かりのように陽性率は若干下がったが、感染経路不明率がついに70%になり、もはや何処で誰によって感染してしまうか判らない日常になってしまった。こうなると、日頃の行動によって感染するかしないかになってしまった。手洗い・うがいももちろんのこと、人混みでのマスク着用はもう避けらない状態になってしまった。

そして、寮などでの集団生活をしている人に対して、徹底的な感染防止策を取ることが必要になってきた。松江の高校サッカー部にしろ日大水泳部にしろ、共に免疫力も持ち合わせた健康体のスポーツマンなのに、寮生活ということで集団感染してしまった。今後、行政はこうした寮などでの集団生活に対して、トイレや風呂などでの感染防止を徹底指導してもらいたい。また、こうした寮生活で感染の疑惑がでた場合は、保健所もしくは医療期間は速やかにその本人及び周囲の人のPCR検査をできる体制も築いてもらいたい。

木曜日, 7月 02, 2020

春風亭正太郎が大名跡・春風亭柳枝を襲名

久しぶりに嬉しい話である。

地元目黒区出身で今も学芸大学に住んでいて、二つ目の重鎮と言われる落語家・春風亭正太郎が来年3月に真打に昇進することが発表された。まあ、ここまでは順当なことなのだが、驚いたのは昇進と同時に9代目春風亭柳枝を襲名するということである。

この春風亭柳枝という名は落語界の大名跡の一つであり、8代目が1959年(昭和34年)に亡くなられてからずっと封印されていた。1959年というと今から61年も前のことであり、現存の落語家でも彼の高座を聞いたことがある人は限られているはずだから、大復活な名跡である。

落語界にはいくつもの大名跡がある。例えば三遊亭圓生、古今亭志ん生などが有名だが、春風亭柳枝という名も春風亭(柳家の一派)では最高峰の名であると言っても過言ではない。歌舞伎に例えるならば、團十郎、菊五郎、歌右衛門といった名前と遜色はないと言ってもオーバーではない。

つまり、この襲名は昨年講談界を盛り上げた神田松之丞が昇進と同時に神田伯山を襲名したのと同じような出来事なのである。落語協会もそこを狙ったかどうかはわからないが、春風亭正太郎は神田松之丞のようなインパクトはないにしろ、実力と人気、そして何よりも人徳人望は素晴らしいものがある。

今後は町中で会っても「こんちわ、正太郎さん」とは声を掛けずらくなるかもしれないが、「いよ〜、学芸大学(もしくは柿の木坂)の師匠」とでも呼ぼうかと思っている。(笑)

水曜日, 7月 01, 2020

小池百合子、絶対不支持!

自民党が独自候補を見送り、野党は山本太郎の突然の立候補によって野党は分裂選挙を強いられてしまった東京都知事選挙。大勢は完全に現職の小池百合子に有利となってしまった。

新聞の世論調査などでも野党支持者ですら小池に投票するという人が数多くいると報じられるように、都民は完全に小池百合子に欺されている。学歴詐称はいうまでもなが、4年前の公約がまったく実現されていないという状況にもあるにもかかわらず、再度緑のタヌキを選ぼうとしている。愚かなことである。

小池百合子といえば学歴詐称だけでなく排除の論理の女でもある。覚えていますか。数年前に民進党分裂を策略するために「希望の党」なるものを作り、数多くの政治家に「あなたはもう過去の人」扱いで排除したことを。しかし、その「希望の党」は選挙で惨敗して自然消滅した。

また、先日公表された都職員のアンケートでは「小池再選出馬に賛成」は21.5%で、「再選出馬に反対」は42.6%と倍近くもあり、小池百合子がいかに都職員に不人気であるかがわかる。

このように①学歴詐称②公約達成ゼロ③排除の論理④都職員に不人気の小池百合子をどうして支持できようか。そんなトゥーマッチな女(小池流の言い方)に投票するものはいかがなものだろうか。

今こそ小池百合子を落選させましょう。

なお、私は山本太郎にするか宇都宮健児にするか熟考中ですが、現時点では政策に具体性のある宇都宮健児かなあという感じです。いずれにしろ、金曜か土曜に期日前投票に行くつもりでいます。


木曜日, 4月 30, 2020

理髪店美容室への給付は小池百合子の選挙対策

昨日は濃厚接触である床屋(注:差別用語ではないが放送禁止用語)へ行ってきました。2ヶ月ぶりに髪を切ってもらいスッキリしました。私が行く床屋は完全予約制なので客は1人で、親父さんはマスクしているし、私までマスクされての散髪でした。そして、親父さんは髪を切りながら「このところお客は日に1人か2人であがったりだよ」と。そこで、私が今日から1週間休むと15万円の給付金が東京都が支給される話にもっていくと「最初は驚いたよ。1ヶ月かと思ったら1週間だもんね。1日2人以上1週間分の売り上げだよ。でもね、4月に入ってから日にずっと1人か2人なんだから、まあ妥当な金額かな」と納得しているかのようだった。

そこで私が「緊急事態宣言が出された時にパチンコ屋、理髪店、ホームセンターが話題になったのに、今更お金をもらえるのはおかしいと思いませんか」と聞くと、「組合のお偉いさんが東京都か国に泣きついたんじゃないかなあ」と。「でしょうね、理容業界美容業界は自民党の支持団体だからでしょ」と言うと、親父さんは「それはそうだね」と歯痒そうだった。

そもそも、緊急事態宣言が出されたとき、パチンコ店や理髪店美容室がなぜ休業要請の業種に入らないんだと多くの人が訝しがった。その最大の理由は前述にあるように業界団体が自民党支持母体だったからである。それが、ここにきてパチンコ店がテレビなどで槍玉にあげられるようになったこともあり、東京都は理髪店・美容室には補償を出すと方針転換した。これって、おかしいでしょ。明らかに失政失策であり、7月の都知事選挙目当てでもある。

アベノマスクにしても、なんかみんな利権と自分たちの都合だけで動いている。国も東京都もとても国民のための政治や政策、行政を行っているように思えない。いつまでこんな政治を許すのでしょうか。いつまで江戸時代の主君と家来の主従関係、いや武士と百姓の従属関係を続くのでしょうか。国民はいつになったら、そのことに気がつくのでしょうか。

ということで、床屋は今日から1週間は休みで、すでに「1週間休業します」というステッカーを貼って写真も撮ったとのこと。しっかりしている。

水曜日, 4月 22, 2020

目黒区長選挙にみる開票速報のいい加減さ

目黒区長選挙は結局、自民党と公明党に身売りした現職の青木英二が当選してしまうという大変残念な結果になりましたが、それ以上に今回の選挙では開票速報があまりにもいい加減で、非常に呆れかえってしまいました。

下記の開票速報の時系列を見ていただきたい。開票が始まった時は3候補の得票数はまるっきり一緒だった。ところが22時の発表がなぜか突然変わり、たぶち候補だけが少し差をつけられた。そして、その30分後でも山本候補と青木候補の得票数は同じだった。ところが、その15分後には青木候補が山本候補に3000票余りの差をつけて当選となった。

この15分間に青木候補には9000票余が、山本候補には5900票余が上積みにされたが、たぶち候補にはわずか588票の上積みしかなかった。結局、当初は接戦をしていたたぶち候補は最終的には青木候補に11590票も差をつけられてしまった。


まったくなんといい加減な開票速報ではないだろうか。目黒区の開票所は1カ所だけである。またこの3人にさほど強い地域性はない。それゆえに、この選挙管理委員会による開票速報のいい加減さには呆れかえると同時に、本当にこの票数で間違いないのかという疑問すら感じてしまう。

火曜日, 3月 03, 2020

「いわば、悪魔の安倍政権」「まさに、安倍が国難」

私が通っているジムが今日からエアロビ、ステップ、ヨガ、ボクササイズなどのスタジオで行われるプログラム、同様にプールで行われるプログラム、またレッスンなどのサービスを15日(日)まで休止した。利用者にとって一番懸念された全館閉鎖という最悪の事態は回避してくれた。

3月1日に安倍コロコロ総理は「スポーツジム、雀荘、ビュッフェスタイルの会食など、換気がわるく、密集した場所や不特定多数の人が接触するおそれが高い場所では、感染を拡大させるリスクが考えられるため、このような空間に集まることを避けてください」と言った。これは市川のジムで集団感染が起きたり、静岡でクルーズ船に乗っていた見識のない客が下船後にすぐにジムの風呂に行って感染させたりしたことから、ジムが目の敵のようにされた。

しかし、この安倍の発言はどう考えてもおかしい。確かにジムや雀荘は換気が悪い。しかし、同様に換気の悪い閉鎖的な場所はいくらでもある。例えばパチンコ店、カラオケ店はどうだろうか。また、韓国を見ればわかるように、宗教団体の礼拝・会合などはどうなるんだ。こうした場所を例としてあげなかったのは、やはり自民党の支持母体だからだ。自民党の支持母体の業種だから感染リスクが低いのだろうか。いかに安倍や自民党はご都合主義なことだろう。

その昔「有事の際は自民党」という馬鹿な言葉が囁かれたことがある。今は有事とまではいかないが、それに準じる状態にまできている。このまま、自民党に任せておいていいのだろうか。ましてや、ドサクサに紛れて「緊急事態宣言」を出せる法律を作ろうなんて言語道断である。そんな時間があるならば、現存の法律を使いながら、対策を行えばいいではないか。

安倍は「悪夢の民主党政権」とか「いまは国難」などと言ったりする。しかし、それは今やそっくりブーメンランなり、安倍の口癖風に言えば「いわば、悪魔の安倍政権」「まさに、安倍が国難」である。

木曜日, 1月 30, 2020

大通りをなかなか越えられない

「東京タヌキ探検隊!」というサイトによると、東京23区には推定で500〜1000匹のタヌキが住んでいて、23区すべてで目撃情報があるそうだ。私もタヌキではないがハクビジンを目撃したことがある。
 
で、ちょっと前までは「東京のタヌキは246を越えられない」という説があった。これは練馬区や杉並区には数多くのタヌキが住んでいることは知られているが、渋谷区、目黒区、世田谷区を走る国道246号線(玉川通り)以南ではタヌキの目撃情報がなかったからである。ただし、目撃件数はまだ少ないがどうやらタヌキは246を越えて南下しているようである。

「東京タヌキ探検隊!」
http://tokyotanuki.jp/
 
さて、ここまではタヌキの話で、この先は人間の話。
 
先日、テレビの『じゅん散歩』で高田純次が「(小さい頃に)甲州街道を越えたら、別の世界」というようなことを言っていて、思わず頷いてしまった。私も同じなのである。
 
私が生まれ育った場所は目前が目黒通りで、幼稚園(サレジオ幼稚園)はその通りを越えて通っていた。中学校(目黒八中)も同じである。小学校(鷹番小学校)へは目黒通りを越えることはなかったが、目黒通りが通学路だった。そして、高校(都立大学付属=現・桜修館)へは環状7号線を越えて通っていた。しかしながら、北に位置する駒沢通り以北は学校の区域外ということもあり越えることはなかったので、駒沢通りを越えると別の世界だと思っていた。
 
その印象は今だに強く残っていて、なかなか駒沢通りを越えられない。通りを越えた向こうにある居酒屋にも行かなくてはと思っているのになぜか行くことができない。子供のころの印象は恐ろしい。(笑)

水曜日, 1月 15, 2020

東急百貨店東横店(東横デパート)の開店ポスターは誰が描いたのだろうか

東急百貨店東横店が2020年3月31日をもって営業を終了する。それに伴い幾つのかの催し物が行われているが「東横デパートの思ひ出展」では東横デパート写真展(地下1階東急フードショー)や東横デパートアラカルト(西館7階エスカレータ脇)が開かれている。期間は共に3月31日まで。

そんなときに昨日ジムで今年85歳になられるおじさん(中学の大先輩)から下記のチラシをもらったので「どうして◯◯さんがこのチラシを持っているの?」と訊いたら、面白い返事が戻ってきた。

◯◯さんは有名な新聞号外コレクターであるが、日本絵葉書会の会報編集もしている。私もこの会報を何冊か頂いて読んでいるが、これがめちゃくちゃに面白い。最近の会報では「水害を伝える絵葉書」という特集を組んでいたが、最初はなんで水害写真(絵ではない)をハガキにするのかが不思議でならなかった。しかし、よ〜く良く考えてみれば写真は昔は一般的なものではなかったから、水害の写真がついた葉書を実家に送ったりしたら、新聞ではわからない東京や大阪の実情を少しでも教えられたからかもしれない。そうした意味において、日本の絵葉書は単なる絵の葉書ではなく、明治以降の歴史、文化、風俗などを伝える第一級の資料でもある。

で話を戻すと、チラシに描かれるいるポスターの絵は実は東急が持っているものでなく、なんと羽島さんが持っている絵葉書を拡大して使っているとのことなのである。東急が開店ポスターを持っていないというのも少し情けないが(戦争で燃えてしまった可能性もあるが)、それを開店時に絵葉書にしているというのも興味深く歴史を物語っている。

そして、私が「この絵は誰が描いたものなんですか」と訊ねると、◯◯さんは「わかんない。東急も知らないらしい」という答えが返ってきた。うそ〜、である。どことなく私の好きな高畠華宵っぽいけど違う。岩田専太郎のようにも見えるが違う。誰なんだろう・・・。渋谷の再開発は仕方がないにしても、東横店の閉店に伴い東急は再度渋谷の歴史をしっかり見直すべきである。まずはこの絵の作者を調べてもらいたい。

水曜日, 8月 28, 2019

公立の小・中学校は土曜を隔週休みにすべきだ

昨日の午後、目黒区役所に介護保険に関する申請に行ったのだが、その時、区役所前の中目黒小学校からランドセルを背負った小学生が出てくるのを目撃。そういえが、朝方も近くの中学生が学校へ制服を着て登校していった。まだ8月である。で疑問に思ったので、ちょっと検索してみたところ、なんと目黒区の小中学校の夏休みは8月25日(日)までで、26日(月)から第2学期が始まっているのである。

そこで、またググってみると、目黒区以外にも新宿区、江東区、江戸川区が今週から学校が始まっているのである。「暑いのに大変だなあ」と思っていたら、これらの区の学校は教室のエアコン設置率が100%だからというのが理由で、8月から学校が始まっているのだそうだ。

ただ、他市町村でもエアコン設置率が100%というところもあるはずなので、今後は学校の夏休みはこれまでの7月21日から8月末日までという固定観念がなくなるのではないだろうか。

そもそも昔は小・中学校は週休2日制でなかったのだから、もっと勉強していたはずである。ところが週休2日制になってからは、学習塾だけが繁盛するようになり、貧富の差によって学力の差にも広がってしまった。

エアコンなどのインフラ設備も充実してきたのだから、そろそろ学校週休2日制も見直すべきでないだろうか。学校の教師は大変かもしれないが、せめて土曜は隔週休みにして小・中学生は学校へ登校した方がいいと思う。そうでないと、裕福な子が多い私学校との格差は広がってしまう。
  
金持ちの頭デッカチの連中ばかりがのさばってしまう社会はゴメンだ。

木曜日, 5月 23, 2019

ジムは人間観察(ウォッチング)をするには恰好の場所(その2)

ジムは人間ウォッチングをするのに面白い場所である。前回はランニングマシーン(トレッドミル)におけるテレビ鑑賞について書いたが、今回はティッシュペーパー。
 
ジムのドレッシングルーム(更衣室)にある化粧室(髪を乾かしたり、髭を剃ったりする)にはティッシュペーパーが置かれている。私はこのティシュを鼻を噛むぐらいしか使わないが、多くの男性客は何かしらと使う。その中の半分以上の人は1回に3枚も4枚も摘んで使うのである。無駄使いだといつも思う。
 
こうした人たちは家でも何枚もいっぺんに使うのだろうか。ジムだからタダ同然と思い大量に使うのだろうか。もし家では1枚ずつしか使わないのだったら、なんと姑息というかケツの穴が小さい男たちなのだろう。
 
日本は世界でも類をみないティッシュペーパー天国である。街中を歩いてるだけで広告付きとはいえティッシュペーパーを勝手にくれるのだから。このことに多くの外国人は驚くそうである。こうした慣習があるためなのだろうか、ティッシュペーパーを何枚も使う男たちが増えてしまうのかもしれない。しかし、ティッシュペーパーといえどもパルプという資源である。無造作にいっぺんに何枚も使うことは資源の無駄使いになっている。
 
たかがティッシュペーパー、されどティッシュペーパーである。

金曜日, 5月 10, 2019

春風亭一蔵 & 春風亭朝之助@チェロキー寄席

一昨日(8日)は学芸大学「Cherokee LIVE TAVERN」で開かれた春風亭一蔵と春風亭朝之助出演の「チェロキー寄席」を聞いてきた。一蔵と朝之助は共に江戸弁落語を得意とする春風亭一朝の弟子。売れっ子の春風亭一之輔は彼らの兄弟子にあたる。演目は下記の通り。

春風亭一蔵  『浮世床』
春風亭朝之助 『壺算』
 〜 仲入り 〜
春風亭朝之助 『猫と金魚』
春風亭一蔵  『子別れ・下』(子は鎹)

春風亭一蔵のマクラは弟弟子の朝之助の話。彼が腰が低いのは昔やっていたバイトのせいと。『浮世床』は幾つかの小咄を合わせた落語だが、一蔵は髪結い処に描かれている絵をめぐる話の「床屋の看板」と、字が読めない男が本を読むという「変な軍記」を割とサラッと演じる。

春風亭朝之助のマクラは一蔵の答え合わせかのような学生時代のバイト話。『壺算』は二荷入りの甕を買うために口八丁手八丁で詐欺をする噺。朝之助は師匠譲りの一生懸命に演ずるが、ちょっとカラまわり気味な部分も。もう少し抑揚をきかせた方がいいのかもしれない。

仲入りも短く、朝之助が『猫と金魚』を。これはご隠居が猫から金魚を取られないようにするというドタバタ劇。こちらはご隠居が主人公ということもあり、前半の『壺算』に比べて抑揚をきかせながらもじっくりと滑稽に話を進めていく。確実に手中に収めている。

『子別れ』は代表的な人情噺で、登場人物は基本的に大工の熊五郎、別れた髪さん、そして息子の亀の3人。この噺、かなりの大ネタであり、また二つ目の実力が試される演目でもあるのかもしれない。それゆえに春風亭一蔵も大汗をかきながらの大熱演。一蔵が演じる熊五郎は改心した大工をどっしりと演じるが、息子の亀がちと物足りない。もっともっとこまっしゃくれた子供でもよかったのでは。

さて、チェロキー寄席も数えて第38回とか。第1回は2015年10月のはずだから3年半以上になる。しかし、お客さんの数は正直いつも寂しい。そろそろテコ入れをしないといけないのではないだろうか。やはり夜8時開演というのは遅すぎると思う。夜8時開演となると終演は10時前後になってしまう。こうなると年配層や遠方の落語ファンは躊躇してしまう。他の寄席と同じように夜7時開演9時終演にするべきではないだろうか。チェロキーは学芸大学駅東口から徒歩1〜2分と近いのだから。

木曜日, 4月 25, 2019

創価学会(=公明党)に投票の自由、政治的自由はあるのだろうか

毎度のことではあるが、公明党(=創価学会)の選挙戦略には驚かされる。今回の目黒区議会議員選挙結果を参照してみよう。公明党候補者は見事な票配分がされている。

川原 のぶあき  2,134票
いいじま 和代  1,973票
武藤 まさひろ  1,806票
関 けんいち   1,788票
佐藤 ゆたか   1,777票
山宮 きよたか  1,748票

目黒区議会議員選挙の当選ボーダーラインは以前より1500〜1600票。今回の公明党議員6人が得た総得票数は11,226票。もし候補者を7人にしても綺麗に配分すれば1人あたり1600票余を得て全員当選ができる。しかし、ちょっと狂えば1人もしくは2人は落選して、公明党が常に掲げる「全員当選」は無くなってしまう。それゆえに、安全策をとって6人しか立候補しない。おそらくというか、間違いなく他の市町村選挙でも公明党(=創価学会)は同じ手法を行っている。

いずれにしろ、目黒区に在住する創価学会員約1万人に選挙の自由もしくは投票の自由はない。というのも、選挙前から上から指令で「あなたは◯◯さんに投票してください」と言われているのだから。不幸なことである。

こんな選挙の自由もしくは投票の自由のない人々を操っている政党に個人の権利や、政治的自由などをいう資格はあるのだろうか。そして、そんな政治的不自由な公明党と連立を組んでいる自民党も同じ穴のムジナである。自民党支持者たちのみなさん、あなたたちに政治的自由を語る資格はありますか。

土曜日, 4月 20, 2019

目黒区議会議員よ、定数削減に取りくむべし!

うるさい区議会議員選挙の選挙戦が終わった。明日が投票日であるが、私は一足先に期日前投票を済ませてきた。さて、今年の選挙戦でちょっと変わったのが、何人もの候補者が「NO ! 選挙カー」運動をしていたことで、いつもより選挙カーの数が少なく、比較的静かな選挙戦という印象を受けた。

一方で、木曜日までに全世帯に配布されなければならない選挙広報は、今回もも届かず金曜日に催促の電話をかけなければならなかった。いくらパソコンから選挙広報が読める時代になったとはいえ、パソコンを使えない人もいるし、パソコンだと政策のニュアンスとかも解りにくい。それゆえに、選挙広報はもっと迅速に配られるべきである。

それにしても、目黒区の人口は約27.7万人で有権者数は約22.9万人。さほど大きい自治体ではない。それなのに区議会議員の定数は35人もあり、そこに51人が立候補している。市町村議員は自治体の規模によるが基本的に1万人に1人で十分なはずである。つまり、目黒区議会は27人で十分なはずである。お隣りの世田谷区は人口約90万人(有権者数74.2万人)に対して区議会議員の定数は50人(立候補者は75人)だ。

赤字財政がずっと続いているのに、目黒区議会はまったく身を切る改革をしない。明日当選する目黒区議会議員は、真剣に定数削減に取り組んでもらいたい。