火曜日, 2月 28, 2023

長崎・小倉旅行(小倉競馬場の巻)

小倉競馬場は小倉駅よりモノレールに乗って10分の所にあり、交通の便は非常にいい。もちろん、駐車スペースも広くとってあります。さて、そんな競馬場ですが、東京競馬場や中山競馬場よりは一回り小さくコンパクトにできていて、観戦がとてもしやすい。特にパドックは1階は馬や騎手に手が届くのではないかと思うぐらいの至近距離。また3階席からも双眼鏡などなくしっかり馬体を見ることができます。パドック重視の私にとっては嬉しい競馬場だ。


さて、昨年の札幌競馬場で馬連の万馬券を的中させた私は、今回も捕らぬ狸の皮算用で万馬券を目指して指定席とパドックを毎回往復して競馬に集中しました。その結果は下記の通りです。

第1レース 馬連(1,800円)的中
第2〜3レース 外れ
第4レース 買わず
第5レース 3連単(19,940円)的中
第6レース 3連単(20,150円)的中
第7〜9レース 外れ
第10レース 馬連(700円)的中
第11レース 外れ
阪神第11レース(阪急杯) 外れ

初っ端の第1レースを見事馬連を的中。その勢いにのって2レース、3レースと馬連で勝負しましたが外れ。4レースは障害レースでお昼を取るために休憩。そのおかげで5レースは馬をじっくり観察することができたので3連単で勝負することに。そして見事に的中。続く6レースは固い3連単と万馬券狙いの馬連で勝負するが、固い3連単の方が的中。7レースから9レースまではハズレるが口惜しかったのが8レース。馬連で3番人気のコパノパサディナから流すものの、13番人気の馬を買わず、馬連202倍の高配当を逃してしまいました。(T-T) その後は安い10レースを当てただけで、8レースのショックと疲れから緊張感の糸が切れてしまいました。

ということで、馬連の万馬券は取れませんでしたが、安い3連単の万馬券を2回取って、最終の収支は約17,000円のプラスでしたので、"良し"にしたいと思います。

月曜日, 2月 27, 2023

長崎・小倉旅行(軍艦島の巻)

昨夜遅く3泊4日の長崎・小倉旅行より無事帰宅。今回の旅は昨年行われた「ANAスーパーバリューセール」で片道7,000円の安い航空券で旅をするという下世話な志から始まりました。
で、選んだ目的地の長崎は訪れたことがなかった(佐世保はある)ことと、行きつけの飲み屋の大将とビールをある病院の主治医が長崎出身ということで、その恩を売る、もとい律儀を示すために選びました。というのは名目で、本当の目的は軍艦島上陸と日本で1軒しかない「おこぜのフルコース」を出す思案橋横丁のお店(なんとここの女将は小倉出身。なので「小笠原」という店名)を訪れることでした。 そして、小倉はいうまでもなく小倉競馬場を訪れることで、そこまでへ行く西九州新幹線、リレー号、九州新幹線を乗り継ぐというのも楽しみの一つでした。
天候は訪れた日の夜遅くと翌日の朝方までは小雨でしたが、午前9時出航の軍艦島ツアーは無事に決行。小雨が少し残っていたので、海は荒れているのかなあと思いましたが、長崎湾を出た外海も凪状態で、約45分後に無事に軍艦島に上陸できました。

 


軍艦島は本当の名前を端島(はしま)といい、これは江戸時代に長崎を治めていた鍋島藩の一番端っこにあった島から、その名がついたそうです。そして、明治から昭和にかけて三菱石炭鉱業が石炭の発掘坑のために人工島として拡大。1960年代には5200人余が小さな島に住み、幼稚園から中学校まである日本一の人口密度の高い場所でした。ちなみに、軍艦島の名の由来はその形状が戦艦土佐に似ているからと言われています。



そんな島も炭鉱の閉山と共に1974年に無人島になり、50年近く海風や台風などの影響により侵食され完全に廃墟と化しました。そんな軍艦島も2009年に一般人の上陸が可能となり、今では長崎観光の目玉になりました。現在、5社が軍艦島上陸ツアーを刊行して、最大で毎日2000人近い人が訪れているようです。

軍艦島は2015年に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」の一部として正式登録されましたが、波止場近くの一部を修復するにとどめ、あとは自然のなすままにされ、今も侵食・廃墟化が進んでいます。長崎を訪れた際は是非とも訪れてみてください。



木曜日, 2月 23, 2023

林家つる子独演会「つる子の赤坂の夜は更けて」(紺屋高尾)

昨日(22日)は赤坂会館6階稽古場で開かれた林家つる子独演会「つる子の赤坂の夜は更けて」を聞きに行ってきた。演目は下記の通り。

林家つる子  「紺屋高尾」(染物職人・久蔵視点の古典版)
 ~ 仲入り ~
林家つる子  「紺屋高尾」(三浦屋の花魁・高尾太夫視点の新作版)

つる子は前半の古典版では紺屋を印象づける青系統の着物と羽織で登場。しかし、後半は黒に花(椿?)の絵が入った着物(羽織なし)で高座にあがる。

新作版の大雑把なストーリーはこんな感じ。吉原の三浦屋の女郎部屋で女郎同士のイザコザから女相撲が始まる。その行司を務めるのは珠喜(たまき)。珠喜は紺屋高尾と同じ日に三浦屋に入った同期で若い時は梅(高尾)と桜(珠喜)と呼ばれていた仲。高尾はお淑やかな花魁だが、珠喜は姉御肌の女郎(部屋持ち?)。さて、これ以降の話を詳しく書くのはちょっと野暮。とにかくこの2人を軸に女将、新入りのすみれ(禿?)、そして客の男たちなどを交えながら、ある物をキーポイントに悲劇と喜劇を対比させて展開していく。

噺は途中に色々な落語の登場人物を散りばめて娯楽性も取り入れ、お囃子も入り非常によく出来ている。ただ、厳しいことを書くようだが、今回は前半に古典を演じて、その流れにのっての後半の新作なので、まだ完全に独立した作品とはなっていない。今後はどれだけブラッシュアップして、おかみさん目線の「芝浜」同様に独立した作品にしていくかである。おかみさん目線の女性版「芝浜」も面白かったが、高尾太夫目線の女性版「紺屋高尾」も新鮮かつ面白い。今後もこうした女性目線の古典を再構築していくことは女性ファンの発掘にも繋がるし、新たな古典落語の道を開くことになるので楽しみでもある。



水曜日, 2月 15, 2023

林家正雀独演会「お富与三郎」@赤坂会館

昨日(14日)は赤坂会館で開かれた林家正雀の「林家正雀独演会」を聞きに行ってきた。林家正雀は1951年12月生まれ。71歳。林家彦六最後の弟子であり、師匠・彦六の怪談噺、芝居噺の継承者としても知られている。出演者と演目は下記の通り。


林家彦三   「ぞろぞろ」

林家正雀   「蝦蟇の油」

林家正雀   「質屋庫」

 ~ 仲入り ~

林家正雀   「お富与三郎~発端~」


林家彦三は林家正雀の弟子の二ツ目。寒さのせいかあまりにも少ない観客に驚いたのか、妙に緊張気味で、まるで稽古をしているかのようで、どこを見ているかのわからない落ち着いていない。それでも、坦々と太郎稲荷にまつわる逸話から髪結いの落ちまで持っていく。う~ん、上手いのかそうなのか判らない。


「蝦蟇の油」というと、時代劇によく登場する路上売りだが、落語ではその口上を聞かせるのと、酔った油売りが失態を演じるという滑稽噺。師匠の林家彦六が得意としていた噺でもあるので、正雀は澱みのない口上とオチを見事に演じる。完全に十八番にしている。


「質屋庫」(「質屋蔵」が正式名称かと)は質屋の蔵に出る楽しいお化け噺。「蝦蟇の油」が熱演だったせいか正雀はこちらは、ゆっくりじっくり聞かせるように話を進める。それはなんか弟子にお手本を聞かせているようにも思えた。


「お富与三郎」というと歌舞伎の演目として有名だが、本来は講釈師乾坤坊良斎の作品。それを講談では一立斎文車が、落語では初代古今亭志ん生が演じて評判を呼んで歌舞伎にもなったという。今回は木更津の親分赤間源左衛門の妾になった深川芸者だったお富と、訳あって木更津に来ていた伊豆屋の若旦那・与三郎の馴れ初めから、お富が入水し与三郎が江戸に送り返されるまでの序章部分。正雀は時折講談調の語り口を交えながらも、お富と与三郎をほのかな色気を交えながら演じていく。聞くうちにこれといった情景描写をすることもないのに、小さな漁村だった木更津の小さな目抜き通りや宿の様相が浮かんでくる。次回は4月6日(木)、楽しみである。




土曜日, 2月 11, 2023

海外永住者は約55万7000人。日本を出ていく人が止まらない

昨年半ばから今年の始めにかけて、3人の知り合いが海外に渡った。理由は様々だと思う。いずれも40代50代で手にしっかりした職を持った人たちである。

外務省の統計では昨年10月時点で日本人の海外永住者は約55万7000人でこれは過去最多の数字だという。ただ、これは永住者だけの数字で、これに75万人以上の長期滞在者がおり、実際は130万人以上、おそらく150万人近い日本人が海外生活をしていると思われる。

それでは、なぜにここまで多くの日本人が海外に渡るのかを考えてみた。

まず第一は日本に対する失望というか閉塞感だろう。少子高齢化で人口減少。加えて、賃金の低さと年金に対する不安。このような日本の状況では将来に対する不信感がつのるのは当たり前である。そんな日本にいるより海外に活路を見出したいと思うのは自然ではなかろうか。

次に時間的な余裕の無さ。日本では仕事をしても、自分を楽しむ時間がほとんどない。文化芸術やスポーツを楽しむ、大自然の空気を楽しむなど人間としての営みに必要な時間を取ることができない。それが海外では普通に取ることができる。海外に行くと空気が美味しく感じるに違いない。

他にも、コロナ禍によってテレワークが可能になったことなどの通信設備の充実、また子供の将来を考えての教育などがあるのではないだろうか。それゆえに、欧米諸国、東南アジアに相対的な魅力を感じる人が増えるているのではないだろうか。

日本人の海外での信用・信頼はとても高い。仕事はきっちりしているし、さしたる不平不満を言わない。つまり、モノ言わない静かな人たちなので、とても重宝がられる。それゆえに、料理や建築などといった腕に覚えのある人の海外での需要は高い。また語学力のある人の需要もかなりある。

ということで、今や転職は国内にとどまらず世界になっているである。しかし、有力な人材が海外に流出することは残念なことである。これではますます日本の生産性は低くなり、GDP、GOTは下がっていき、日本の先進国レベルはどんどん後進国に近づいていくことになる。日本の大胆な政策転換、経済改革がなされない限り、こうした傾向は今後も続くだろう。日本政府の政策の愚かさと、国民の世界情勢の認識の甘さに憤りを感じてしまう。



金曜日, 2月 10, 2023

春風亭一花の赤坂での勉強会「一花繚乱」

昨日(9日)は赤坂会館で開かれた春風亭一花の赤坂での勉強会「一花繚乱」を聞きに行ってきた。演目は下記の通り。

春風亭一花  「雛鍔」
春風亭一花  「鰍沢」
 〜 仲入り 〜
春風亭一花  「明烏」

最初のマクラはお約束というか兄弟子・春風亭一之輔の「笑点」メンバー入りの話。一門全員がないないと言っていたらしいので、一之輔がメンバー入りにはみんな喜んでいいのやらで・・・。特に春風亭一蔵はもう大変のようだ。(笑) で、最初は一之輔に習ったという「雛鍔」を。う〜ん、軽い話なのにまだ調子を掴めないというか、少し厳しい物言いだが噺を取得している感はなかった。

マクラは先日私も行った「公推協杯全国若手落語家選手権」の話。よほど悔しかったのだろう、楽屋裏話でちょっとウサを晴らす。さて、春風亭一花の「鰍沢」は女(お熊)がとにかく恐い。林家つる子の「お菊の皿」も女が怖く妙に迫真があったが、女性落語家の怪談噺はなぜか身を乗り出して聞いてしまう。そして、一花は噺の最後に見得まで切る。迫力満点の一席だった。一花にはこの噺をとことん突き詰めていってもらいたい。本人は怪談噺をあまり好きではないと言っていたが、かなり似合っている。いつの日にか「真景累ヶ淵」の「豊志賀の死」や「お久殺し」にトライしてみるのもいいのではないだろうか。

仲入り後はマクラもそこそこに「明烏」に。堅物の若旦那・時次郎が吉原に行って花魁浦里に骨抜きにされるという噺。この噺、単純な噺なのだが、登場人物が多くて、それを演じ分けるのがかなり難しい。なかでも前半で主人公・時次郎と、一緒に吉原に向かう源兵衛と太助、時次郎の父親・半兵衛を演じ分けるが結構大変。それを一花は時次郎をかなり弱々しく、源兵衛は威勢よく、太助はとボケて、半兵衛はしっかり者風にと見事に分け隔てる。加えて、前半は時次郎の母、後半は女将、花魁も登場するが、それも見事に描写する。あっぱれ。






火曜日, 2月 07, 2023

公推協杯全国若手落語家選手権本選

昨日(6日)は紀伊國屋サザンシアターで開かれた公推協杯全国若手落語家選手権本選(共同通信社主催)を聞いてきた。出演者は予選を勝ち抜いた立川吉笑、春風亭一花、三遊亭わん丈の3人ほか。3人はすでに他の若手コンクールで優勝や準優勝している強者揃い。

古今亭菊一  「寿限無」

 〜 本 選 〜

立川吉笑   「一人相撲」
春風亭一花  「粗忽の釘」
三遊亭わん丈 「お見立て」

 〜 仲入り 〜

古今亭志ん輔 「宗珉の滝」

開口一番の古今亭菊一は古今亭菊太楼の弟子。今月中席より二ツ目に昇進する。端正なマスクにしっかりした滑舌。立ち振る舞いも流麗。この人、只者ではないなと思って調べたらなんと東大落研出身。かといって優等生タイプでもない。になっ二ツ目たら色々なものに挑戦してもらいたい。

さて、本選である。

立川吉笑は京都府出身。2010年11月に立川談笑に入門。高座に上がるなり「トップバッターは不利なんですよね」と弱音。確かにこうしたコンクールのトップバッターは座(会場)がまだ暖っておらず演りにくい。それでも、弾丸トークというか、自作の「一人相撲」で勝負。しかし、やはり気負いすぎの感があり少し空回りしたりする。トップバッターは不利である。

春風亭一花は東京都出身。2013年5月に春風亭一朝に入門。こちらも高座に上がるなり「虎とライオンに挟まれて」と弱音。彼女の高座は何度も聞いているが、かなり緊張している。それゆえに、マクラもそこそこに本題に入るものの、上手く場の雰囲気を掴めない。綺麗な江戸弁を屈指して正統な古典を披露するものの、残念ながら虎やライオンを蹴散らすことはできなかった。

三遊亭わん丈は滋賀県出身。2011年4月三遊亭圓丈に入門。鉄板マクラに鉄板ネタで座の雰囲気を上手く掴み、その流れに乗り、全投票の半数以上を得て賞状、カップ、賞金50万円を獲得。ただ、これがもしトップバッターだったら、これほどスムーズにいっただろうか。3回の予選、そして本戦と全て最後の演者が勝者になったのこと。こうしたコンクールでの勝ち負けは運不運がかなり左右する。

最後に蛇足ではあるが、久しぶりに聞いた古今亭志ん輔。それも滅多に聞くことができない「宗珉の滝」を臨場感たっぷりに披露。これには会場も盛大な拍手。これを聞けたのは大収穫であった。本選に出場した3人も10年20年後にこのような演目をしっかり披露できるよう精進してほしい。



木曜日, 2月 02, 2023

3年を越える新型コロナとの戦い 少し光明が見えてきたかも

この2〜3週間、首都圏1都3県の新型コロナウイルスの感染者数は毎日前週比30〜35%減っています。11月下旬から始まった第8波では国が感染者数の把握を放棄してしまったために、実際の感染者数は国が発表する数字の1.5倍から2倍いると言われています。ただ、ここに至っては実際の感染者数もどうやらかなり減ってきているようです。


それではなぜ減っているのか、その理由を考えてみました。

①コロナウイルスの弱毒化。
②インフルエンザによるウイルス干渉
③オミクロン対応ワクチン接種の効果
④集団免疫が確立されつつある

①コロナウイルスの流行も3年になり、変異株の出現も少なくなり、ウイルス自体がある程度弱毒化した可能性があるのでは・・・。

②この3シーズン(19年/20年、20年/21年、21年/22年)、インフルエンザの流行はほぼ全くありませんでしたが、今シーズン(22年/23年)は全国各地でインフルエンザ流行。なかでも、コロナの大流行を経験した北海道と沖縄では学級閉鎖が相次いでいます。

③オミクロン対応ワクチンの接種はこれまでに全国で41%余(高齢者は70%余)。このワクチンは発症率が70%抑えられるという話ですが、どうやらそれ以上の効果があるようで、私の周囲ではこのワクチンを打った人は誰も感染していません。

④統計上ではすでに全国で4人に1人は感染しています。実際は3人に1人、もしくは2人に1人ではないかと言われていますが、これまでのワクチン接種で免疫効果をつけた人も少なくないので、すでに集団免疫をつけたのではないでしょうか。特に10万人あたりの感染者数が200人を下回った北海道と沖縄は間違いないかと思われます。

すでに3年を越える新型コロナとの戦い。終止符が見えたとは言えませんが、光明はいろいろと見い出せている状況になってきたのではないでしょうか。

水曜日, 2月 01, 2023

末広亭1月余一会「落協レディース只今参上!(夜の部)」

昨日は末広亭1月余一会「落協レディース只今参上!(夜の部)」聞きに行ってきた。

現在、東京には650人ぐらいの落語家がいるが、そのなかで女性は35人前後。今回は落語協会に所属している女性落語家が一堂に会しての落語会。この会は三遊亭歌る多のプロデュースにより、2018年から毎年1月31日に末広亭の余一会で行われている。最初は昼の部だけだったが2020年より昼夜開催になっている。出演者と演目は下記の通り。

金原亭杏寿  「牛ほめ」
古今亭雛菊  「黄金の大黒」
古今亭佑輔  「雛鍔」
春風亭一花  「祇園会」
古今亭菊千代 「木乃伊取り」

 〜 仲入り 〜

林家なな子  「紀州」
林家きく姫  「宗論」
三遊亭歌る多 「紙入れ」
ニックス   (漫才)
蝶花楼桃花  「お見立て」

金原亭杏寿はまだ前座だが2月下席より二ツ目に昇進。古今亭雛菊が「仲入り前は、杏寿さんは綺麗、私はまあ普通、あとは綺麗、普通、綺麗」の順で出演しますと迷言(明言)。雛菊はまだ荒削りだが、人を惹きつける何かを持っている。将来が楽しみ。古今亭佑輔はなんか度胸がついたというかいい意味で開きなおるようになった。そのまま地に足をつけていってほしい。春風亭一花は本当に上手い。すでに真打級の実力を持っている。古今亭菊千代は今回のメンバーでは2番目のベテラン。「木乃伊取り」の最後の清蔵の部分を熱演。

二ツ目の林家なな子は初めて聞く。ガタイがしっかりしていて、とても威勢がいい。それでいて柔らかいところもある。林家きく姫は今回のメンバーでは3番目のベテラン。少し固い噺を無難にこなす。三遊亭歌る多は落語協会では一番古い女性落語家で落語協会理事でもある。今回のプロデューサーらしく出演者をそれぞれ引き立てる。姉妹漫才のニックスを挟んで、トリは蝶花楼桃花。春風亭ぴっかり時代から聞いているので、なんか隔世の感がある。3月上席(1〜10日)では浅草演芸ホールで今回と同じように女性だけの出演者の芝居(番組)でトリを務める。頑張ってもらいたい。