水曜日, 3月 31, 2010

自転車業界はマナー向上運動を行うべし!

JTをはじめとしたタバコ業界の運動によって、喫煙者のマナーが昔に比べて非常に向上した。以前はポイ捨ては当たり前、歩行喫煙も当たり前だったが、ポイ捨てはあまり見かけなくなったし、歩行喫煙も非常に少なくなった。

それに対して、子供のヘルメット着用は多くなったものの、自転車運転のマナーはほとんど改善されていない。そして、自転車業界はマナー向上運動を全くと言っていいほど行っていない。自分たちは作って売るだけで、正直かなりモラルのかけた業界といわざるをえない。

まずは自転車業界は業界として、もしくは日本自転車振興会(競輪)や公共広告機構などに協力してもらい、下記の違反行為を消費者(国民)にしっかり告知すべきである。

・夜間の無灯火運転
・傘さし(傘固定=「さすべえ」)運転
・運転中の携帯電話使用

無灯火運転および傘さし運転は、道路交通法で3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金になっている。傘をハンドルに固定し運転することも禁止されている。また、携帯電話の使用も片手運転となり違反になる。

加えて、歩道走行に対するモラルも告知してほしい。自転車はもともと法律上車両(車)と同じ扱いなので、車道を走ることになっている。しかしながら、交通事故が多発したことからか歩道も走れるようになってしまった。しかしながら、歩道幅が2メートルにも満たない歩道では自転車は歩行者にとって非常に危険な存在である。

私が住んでいる碑文谷でも目黒通りの歩道は幅が広いが、サレジオ通りなどにある歩道は幅は狭い。そこを自転車が走っているのは危険極まりない。本来、自転車が走れる歩道は「自転車歩道通行可」の標識があるところだけで、すべての歩道ではない。それを自転車利用者および業界は勝手にすべての歩道はOKみたいな顔をしているのである。

自転車業界よ、マナー向上運動を行うべし!

火曜日, 3月 30, 2010

やっと買った or 変えた

Mac ユーザー歴かれこれ20年近くになる。最初に買ったMacの機種名はおそらく「Classic II」だと思う。その次は「Centris 610」。その後、Power Macシリーズを買ったが番号名を思い出せない。そして、Power Mac G4を買い、iBook G4と共にこの7〜8年は併用しながら使ってきた。

しかしながら、昨年あたりからPowerMac G4の静穏音ファンがうるさくなるばかりであまり使用しなくなり、そして、今年に入ってからはiBookの画面の明暗がおかしくなってきたので、さすがに買い替えざる状態になってしまった。

先日、近くのパソコンショップ(PC DEPOT)がちょっとしたセールをしているので、新しいMac(Mac Book Pro)を購入した。これでやっと私も無線LANのできるPCをもつようになった。(笑)

日曜日, 3月 28, 2010

つれないオジさんたち

ジムの風呂場でのオジさんたちの会話。

客A「昨日、来ませんでしたねぇ」
客B「ええ、ちょっと飲みに行っていたんですよ」
客C「これ(小指をたてる)と、これ(おちょこで飲む)だったんだぁ」(笑)
客D「本当はこれ(小指をたてる)と、これ(手を合わせて横にする)だったんじゃないの?」
客B「それはDさんでしょう」w
客D「私は品行方正でゴルフでしたよ」
客C「どこが品行方正だか・・・」

客A「それにしても、顔見知りが来ないと、ちょっと心配になりますね」
客B「私は毎日は来ませんけど」
客C「Aさんは心配性なんですよ」
客A「1日ならいいですけど、3日も風呂で顔を見ないとと、入院しているのかと思ってしまいますよ」
客D「1週間来ないと、亡くなっているかと・・・」(笑)
客A「それはないですが」

そんな心配性の客Aが2週間も来なくなり、一番年少の客Bが電話をした。

客B「みなさん、心配していますが」
客A「ギックリ腰になってしまい、歩けないんだよ」
客B「ギックリ腰ですか。入院しているかと思ったのですが」
客A「家に入院しているようなもんだよ」
客B「若い奥さんに介抱してもらっているんでしょ?」
客A「奥さん、遊び歩いているよ」(笑)
(中略)
客B「それじゃ、みなさんに『入院して養生しています』と伝えておきます」
客A「適当によろしく言っておいてね。ただし、殺さないでね」(笑)
客B「はい、『来週あたりに亡霊になって現れるみたいです』と伝えておきます」w

翌日、このことを客Bが客Cと客Dに伝えると。

客C「なんだ、まだ生きているのね」
客B「1週間もすれば、来るんじゃないですか」
客D「1週間といわず、2週間後、いや1ヶ月後でいいね」
客C「来るとまたウルサいから、1ヶ月後でいいね」(笑)

元気なことが解ると、現金というかつれなくもなる。w

金曜日, 3月 26, 2010

2010年プロ野球順位予想

先週プロ野球のパリーグが開幕。今日からセリーグも開幕する。そこで、無責任なプロ野球予想をしてみた。

セントラル・リーグ
1位 読売ジャイアンツ
2位 中日ドラゴンズ
3位 阪神タイガース
4位 横浜ベイスターズ
5位 東京ヤクルトスワローズ
6位 広島カープ

パシフィック・リーグ
1位 オリックスバッファローズ
2位 埼玉西武ライオンズ
3位 千葉ロッテマリーンズ
4位 北海道日本ハムファイターズ
5位 東北楽天イーグルス
6位 福岡ソフトバンクホークス

セリーグは巨人と中日が強く、3位はどこのチームがなってもおかしくないドングリの背比べだろう。一方のパリーグ予想は難しい。セリーグと違ってこちらはどんぐりの背比べ状態で、どのチームが優勝してもおかしくない。ただし、それでは無責任予想にならないので、ああでもない、こうでもないという理由づけをして順位をつけてみました。

オリックスは開幕3連勝と好スタートをきった。だから1位に挙げたわけではない。オリックスは若手投手陣が揃っていて、その未知的な実力はリーグNo.1といっても過言ではない。昨年はそれがうまく機能しなかったが、今年は監督が岡田彰布になったことで継投策がレベルアップするだろう。また田口壮が復帰したことでチームにまとまりができるので、間違いなく優勝を競えるチームになっている。

埼玉西武は投手力は安定している。攻撃力も破壊力がある。しかしながら、守備力が弱い。要の銀二朗が1年アウトとなると投手力にも影響してくる。外野陣の守備はザルかもしれない。ここらを相手に突かれたらもろい。

千葉ロッテマリーンズは投手の清水、捕手の橋本が抜けた穴がやはり大きい。いくら先発若手陣が育っているとはいえまだまだ救援陣が苦しいので、優勝まで手が届くか微妙な戦力である。

北海道日本ハムは投手王国を誇っていたが、今シーズンは苦しいのではないだろうか。加えて、攻撃陣は機動力はあるものの、スレッジが抜けたためにパンチ力がない。これまでにない苦しいシーズンになりそうだ。

東北楽天は投手陣は充実しているが、攻撃陣が弱すぎる。機動力、得点力が低すぎる。加えて守備力にも難がある。パリーグ野球をまだ知らないブラウン監督では1年目は過度の期待はできない。

福岡ソフトバンクはこれといった補強をしていない。投手力も攻撃力も昨シーズンと変わらない。これではいくらなんでもAクラスへの浮上は無理であろう。

火曜日, 3月 23, 2010

「末代の恥」は左打者左打席に固執することだ

第82回選抜高校野球大会の2日目(22日)、21世紀枠で出場した和歌山の向陽高校に1対2で敗れた島根の開星高校の監督が、試合後のインタビューで「21世紀枠のチームに負けたのは末代の恥」と発言した。まあ、悔しさに満ちた言葉なのだろうが、所詮頭脳の方は低レベルな高校野球の監督のしようもない発言である。

そんな開星高校の監督同様に「末代の恥」は群馬の前橋工高校の監督ではないだろうか。先発全員が左打者。相手の宮崎の宮崎工高校は変則の左投手。高校野球史上初めてという全員左打者対左投手という戦い。結果は左打者は最後まで球を見極められず、4回の2安打本以外は全く打てず、三塁も踏めず無四球で完封負け。それこそ「末代の恥」である。以前の下記の日記にも書いたように左打者粗製の弊害がもろに現れた結果である。

前橋工の諸君よ、今からでも遅くない。夏の大会のためにも右打席のバッテイング練習をしよう。

イチロー、松井、岩村たちの弊害
http://k21komatsu.blogspot.com/2008/10/blog-post_21.html

水曜日, 3月 17, 2010

ごはんの友

昨日の朝日新聞夕刊に面白いデータ記事が載っていた。これは朝日新聞の会員サービス「アスパクラブ」がホームページで実施した「日本一のごはんの友」に関するアンケート結果である。

1位 めんたいこ(福岡)     1907人
2位 イクラの醤油漬け(北海道) 1443人
3位 粒ウニ(北海道)      1017人
4位 塩ザケ(北海道)       990人
5位 ちりめん山椒(京都)     961人
6位 納豆(茨城)         891人
7位 京漬物(京都)        711人
8位 いかなごのくぎ煮(兵庫)   684人
9位 イカの塩辛(北海道)     668人
10位 生卵〔たまごかけごはん〕(島根)623人

1位が「めんたんいこ」というのは当然の結果であろう。もっと断トツの1位でもおかしくないような気もする。2位の「イクラの醤油漬け」もなんとなく頷ける。しかしながら、3位以降はどれが3位になってもおかしくない僅差であり、地域性が見事に表れているような気がする。

そのなかで、意外に「納豆」が弱いかなというのと、「いかなごのくぎ煮」が大健闘と思える。また「生卵」(たまごかけごはん)が島根というのにちょっと驚いた。島根ではたまごかけ御飯が一般的なのだろうか。今度行く機会があればぜひとも本場のたまごかけ御飯を食してみたい。

参考までに、私のごはんの友は「めんたいこ」「ちりめん山椒」「筋子」(16位)。「納豆」や「イカの塩辛」はどちらかといえば、お酒の友である。(笑)

第145回 平野文さんと選んだ日本一のごはんの友
https://aspara.asahi.com/column/nihon1/entry/Qe8G4YJWz3

火曜日, 3月 16, 2010

映画『花のあと』を観る

藤沢周平作品の映画化は難しい。それにはいくつかの理由がある。まず第一にNHKがドラマで『腕におぼえあり』や『蝉しぐれ』といったかなり質の高い作品を作っていること。第二に、最初に映画化された『たそがれ清兵衛』(監督:山田洋次、出演:真田広之・宮沢りえ)がアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるなど国内外で高い評価を受けたこと。そして、なによりも藤沢周平の世界をいかに映像美として表すかということ、である。

『たそがれ清兵衛』以降、『隠し剣鬼の爪』(監督:山田洋次、出演:永瀬正敏・松たか子)、『蝉しぐれ』(監督:黒土三男、出演:市川染五郎・木村佳乃)『武士の一分』(監督:山田洋次、出演:木村拓哉・檀れい)『山桜』(監督:篠原哲雄、出演:田中麗奈・東山紀之)と4作品が公開されたが、残念ながらこれといって納得のいく作品はなかった。

さて、今回の『花のあと』(監督:中西健二、主演:北川景子)だが、やはり『たそがれ清兵衛』のような完成度には遠かったが、それでも後の4作品よりは俄然面白かった。主演の北川景子はセリフ回しには難があるものの、顔の表情や所作には北国の女性らしい奥ゆかしさを演じ、殺陣ではまったく相手に臆することのない見事な剣さばきを見せ、女優魂を垣間見せてくれた。

この作品の面白さはキャスティングの妙である。硬軟、新旧取り混ぜたと書いたら出演者に失礼かもしれないが、そのスクラブルさが非常に上手く噛み合っていた。藤沢周平世界にはいかにもという國村準、柄本明、市川亀治郎、藤村志保(語り)といったベテラン陣に対して、宮尾俊太郎、相築あきこ、佐藤めぐみ、谷川清美と少し意表を突いた出演陣も好演だった。そして、なによりも主演の北川景子を引きたたせた甲本雅裕が素晴らしかった。

甲本雅裕は80年代後半から90年代前半に活躍した三谷幸喜率いる「東京サンシャインボーイズ」のメンバーとして、相島一之、梶原善、西村雅彦、伊藤俊人、阿南健治らと共に舞台でいろいろな役柄(三枚目が多かったかも)を演じた。その後テレビや映画に刑事役や犯人役などで数多く出演している。

しかしながら、今回の婿殿役は甲本雅裕のこれまでの役者人生で最大級の役柄といっても過言ではなかったのではないだろうか。それを彼は見事に演じきり、少し変わった角度からの藤沢周平の世界を醸し出してくれた。最後のシーンで彼の笑顔がアップで映し出されたとき、新宿シアタートップスの狭い舞台で駆けずり廻っていた彼の姿を思い出し、不覚にも目に熱いものが浮かんでしまった。

『花のあと』公式サイト
http://www.hananoato.com/

金曜日, 3月 12, 2010

東京タワーと東京スカイツリーの名の由来

東京タワー(正式名称は「日本電波塔」というそうだ)は昭和33年(1958年)12月23日に高さ333メートルで完成した。

これに先立って名称が公募され、86,260通の応募が寄せられた。最も多かったのが「昭和塔」(1,832通)で、それに続いて「日本塔」「平和塔」「富士塔」「世紀の塔」の順だった。この他にも米ソの人工衛星競争をもじって「宇宙塔」、皇太子(今上天皇)の成婚が近いということから「プリンス塔」という応募もあったそうだ。

そして、名称審査会が開かれ、弁士の徳川夢声が「「東京タワー」を置いて他にありませんな」と強く推して、10月9日に正式に「東京タワー」に決定した。ちなみに「東京タワー」の応募は223通で13位、同じ意味の「東京塔」は345通で9位だった。

さて、周知のことではあるが東京スカイツリーも名称公募を行い、18,606件の名称案が寄せられた。最も多かったのが「大江戸タワー」(492通)で、続いて「新東京タワー」「さくらタワー」「日本タワー」「東京スカイタワー」の順だった。

そして、商標問題絡みなどから結果的に「東京EDOタワー」「東京スカイツリー」「みらいタワー」「ゆめみやぐら」「ライジングイーストタワー」「ライジングタワー」の6つが最終選考に残り、インターネットによる一般選考を行い、最多得票の「東京スカイツリー」に決定した。

その建設中の東京スカイツリーも高さが300メートルを越え、もうすぐ東京タワーを抜くまでになっている。竣工は2011年12月予定(高さ634メートル)だが、すでに地元の若者たちの間では「スカツリ」の名が定着しているらしい。やっぱり「東京スカイツリー」という名は長いよなぁ・・・。

東京スカイツリー
http://www.tokyo-skytree.jp/index.html

木曜日, 3月 11, 2010

執行猶予つきでなく実刑にすべし

芸能界の薬物汚染はいつまで続くのだろうか。「JAYWALK」のボーカル(中村耕一)が覚せい剤で捕まった件で、彼の自宅からは大麻やコカインが発見・押収されていたという。

覚せい剤使用は初犯の場合は酒井法子のときのように懲役1年半執行猶予3年というのが一般的な判決だが、今回の場合は覚せい剤だけでなく大麻にコカインも出てきたことから、おそらく判決は懲役1年6ヶ月執行猶予4年もしくは5年の判決になるだろう。

しかしながら、彼のような常習性が明確な容疑者に対しては、執行猶予のない実刑判決を出すべきである。それが彼にとって早い更生の道になるだろう。仮に執行猶予がついたところで、おそらくバンドの活動停止は1年以上に及ぶだろう。もしその間に再犯をしたら確実に実刑で、元の黙阿弥である。

彼は59歳にもなるいい大人なのだから、実刑になった方が彼のためになるだろうし、バンドのためにもなるのではないだろうか。このことは、芸能界および世間一般に対しても大いなる警鐘となるに違いない。

水曜日, 3月 10, 2010

「暖冬少雪」という冬にサヨナラしたい

「暖冬少雪」というはずの冬だったが、昨日の東京の最高気温は午前2時に出した5.5℃で、日中も5℃を下回っていり、ずっと冷たい雨か雪が降っていた。身体の芯まで冷える底冷えの一日だった。

そろそろ名ばかりの「暖冬少雪」の冬に飽きてきた。というか疲れてきた。3月もはや半ばにさしかっている。暖かい春が恋しくなってきた。ベランダ・ガーデニングの花のなかには春のいぶきが少しずつ現れているが・・・。

昨日の雪がなごり雪となって、このまま一気にとは言わないが、ゆっくりと春へ歩んでもらいたい。

火曜日, 3月 09, 2010

飲食店での喫煙・禁煙・分煙について

厚生労働省が受動喫煙被害をなくすために職場などを原則禁煙に向けた対策に乗りだしている。これには学校や病院など公共施設および飲食店やホテルなども含まれていて、原則全面禁煙に向けた法制化をめざしているようで、先日もその旨の通達を都道府県に出した。

学校や病院はすでに全面禁煙のところも多いが、全面禁煙は当然の成り行きであろう。しかしながら、飲食店やホテルなどを全面禁煙にするのは、多額の税金を払っている喫煙者に対してちょと失礼ではないだろうかと思う。こうした場は分煙でも問題ないと思うのだが・・・。

厚生労働省の諮問機関にも売り上げの減少を懸念する外食・たばこ産業から「禁煙化でたばこを吸いたい客が店から出て行ったこともある」「事業者の立場を尊重すべきだ」など慎重な対応を求める声が数多く寄せられているという。

ホテルではフロアによっては禁煙にしているところも多い。また、飲食店でも換気がしっかりしている部屋は喫煙OKでその他は禁煙というように分煙にしている店も増えている。

東京都は禁煙や分煙を店頭に表示できるステッカーを8万5千枚作製して、リーフレットとともに都内の飲食店に配布している。ステッカーは終日禁煙の「全面禁煙」、時間帯で禁煙する「時間禁煙」、喫煙室などで分煙する「完全分煙」、席を分ける「空間分煙」の4種類で、店側が状況に応じて選ぶことができる。

私は寿司屋、割烹料理店など生魚を扱うお店では最低限でもカウンターは禁煙にするべきだと思っている。しかしながら、それ以外は換気がしっかりしていたり、タバコを吸う人が煙の向かう方向を見定めているマナーがあるならば、吸っても構わないと思う。ただ、こうしたマナーをつけている人はまだほんの一部だけだろうから、JTや公共広告機構はこうしたマナー向上運動をすすめるべきである。

ただ、私は現在の禁煙の流れが時にヒステリックに思えることがある。それはどことなく1920年代のアメリカの禁酒法に近いと思うのは考えすぎだろうか。

月曜日, 3月 08, 2010

虫や鳥の鳴き声を愛でる文化

大河ドラマ『龍馬伝』のなかで香川照之演じる岩崎弥太郎が虫籠や鳥籠を背負って行商している姿が印象的だったが、そう言えば、最近は虫籠や鳥籠を売っている店をほとんど見かけなくなってしまった。

日本には虫や小鳥の鳴き声を愛でるという文化がある。こうした文化のある国は世界のなかでも珍しい。

日本でこのような文化がいつから始ったかという詳細は知らないが、おそらく平安時代の貴族ではないだろうか。それが、江戸時代になって武家は小鳥の鳴き声を、町人は虫の鳴き声を愛でる風流を作り出していったと思われる。それゆえに、江戸時代は弥太郎のように(実際の弥太郎は違うらしいが)虫籠や鳥籠を、または小鳥や虫を売る行商人が多かったみたいである。

こうした文化は明治時代に入っても続き、昭和30年代になっても自宅の縁側に鳥籠を吊るしてインコなどを飼ったり、夏から秋になると縁側に虫籠をおいて、コオロギやスズムシなどの鳴き声を楽しむ家は多かった。

しかしながら、縁側のある家が少なくなり、核家族化がすすむにつれて、こうした文化が廃れてしまった・・・。

土曜日, 3月 06, 2010

東北新幹線の新愛称募集中

JR東日本が2日から新しい東北新幹線の新愛称募集を始めた。これは来年3月に登場する次世代新幹線「E5系」のことで、昨日の朝刊各紙にも広告が掲載されていた。

東北新幹線は今年12月に八戸ー新青森間が開通。そして、来春には最高速度300km/hの新型高速新幹線「E5系」が登場、東京-新青森間を約3時間10分で結ぶ。それに伴い、新しい新幹線にふさわしい愛称を考えてください、とのことである。

現在の新幹線の愛称はどんな名前があるかというと、これが意外に多い。

東海道山陽新幹線:のぞみ・ひかり・こだま
東北新幹線:はやて・やまびこ・なすの・(あおば)
秋田新幹線:こまち
山形新幹線:つばさ
上越新幹線:とき・たにがわ
長野新幹線:あさま・(あさひ)
九州新幹線:つばめ
※(   )内は以前あった愛称。この他にMaxやレールスターが付く愛称もある。

このようにすべての名前がひらがなである。そして、以前あった「あおば」や「あさひ」は「あさま」と名前が紛わしいということで消えてしまった。ということで、今回の愛称もひらがらなで、現在走っている愛称と紛わしい名前は不採用である。つまり私の名前である「こまつ」も「こまち」があるために採用されることはないだろう。(笑)

応募は何点もできる。締め切りはパソコン・携帯の場合は4月1日午前0時、はがきは3月31日の消印有効。発表は5月以降とのこと。

応募する方はこちらへどうぞ。
http://www.jreast.co.jp/e5/top.html

木曜日, 3月 04, 2010

情報公開と自己公開を混同している政治家“先生”たち

昨日の参院予算委員会に前原誠司国土交通相、仙谷由人国家戦略担当相、原口一博総務相が遅刻した。事務方のミスとはいえ問題である。それより問題すべきは政治家のツイッター中毒ではないだろうか。

私はかねがね日本の政治家はマスコミへの露出度が念頭にありすぎると思っている。総理大臣の“ぶら下がり”などいうものはその最たるもので、あれはマスコミへのリップサービスと露出度アップによる存在強調以外何ものにでもない。官房長官が毎日会見を行っているのだから、首相は定例会見もしく特別会見だけで十分である。

そして、ツイッター中毒である。朝日新聞によると、原口総務相のツイッター中毒は有名だそうで、チリ地震直後から「一番高い津波が襲う可能性が高い時間になってきた」「津波の到着情報、根室30センチ」などと発信していて、これまでに70件以上の災害情報などを書き込んでいるそうだ。

閣僚がこのような発言(ある意味“情報公開”)を勝手に行っていいものなのだろうか。情報公開は時には情報漏えいにもなりかねないし、それは混乱をもたらす原因にもなりかねない。ツイッターをやる余裕があるならば、もっともっといろいろな案件に対する自分なりの真摯な考察および精査をしてもらいたい。

3人の閣僚が遅刻したときに、自民党の世耕弘成参院議員をはじめ複数の議員が実況中継したそうだ。政治家にとってツイッターは決して情報公開の場ではない。それは単なる自分公開であって、目立ちたがりという政治(選挙)活動の一貫でしかない。

学校の授業中にツイッターをやっていたら、先生に怒られるだろう。しかしながら、国会の場ではツイッターはOKのようである。国会には“先生”はいないようだ。

火曜日, 3月 02, 2010

バンクーバー・オリンピックあれこれ(最終回)

結果論で申し訳ないが、バンクーバー・オリンピックでの日本チームのメダル獲得予想は金1〜2、銀2〜3、銅2〜3だった。つまり、最低でも5個、最大で8個の予想だった。

金を獲れる可能性は男子スケート500メートル、女子フィギュア、ノルディック複合団体と読んだ。また、銀を獲れる可能性は男子500メートル、男子フィギュア、女子フィギュアとふんだ。そして、銅は金銀と重複するところもあるが、男子スノーボード、女子モーグル、男子フィギュア、女子フィギュア、男子500メートル、女子スケート1500メートル or 団体パシュート、女子クロスカントリー、女子カーリング、ジャンプ団体あたりと予想した。

結果は金0、銀3(男子スケート500メートル、女子フィギュア、女子スケート団体パシュート)、銅2(男子スケート500メートル、男子フィギュア)だった。金メダルこそ獲れなかったが、ほぼ予想通りの結果になった。(団体パシュートが金だったら・・・)

話はガラリと変わるが、バンクーバー・オリンピックに出場していた日本の女子選手は意外に(失礼!)可愛い子が多かった。これまでウィンタースポーツの美人選手といえば、CMにもたびたび登場しているモーグルの上村愛子、スピードスケートの岡崎朋美のふたりだった。

しかしながら、日本人アスリートも捨てたもんじゃない(再び失礼!)、美人が多くなったなぁ、と思わざるえなかった。浅田真央はタマゴ顔美人だし、安藤美姫も恐竜系美人顔だ。カーリングの本橋麻里と近江谷杏菜の2人も世界の美人カーラーたちと十二分にフェイスでも戦うことができる。そして、スピードスケート陣も小平奈緒(ファンになったw)、穂積雅子、高木美帆と粒ぞろいだ。また、クロスカントリーの夏見円、石田正子、福田修子のアラサー3人もべっぴんだ。

冬のスポーツということでやはり雪国系美人がいるからだろうか。それとも注目されている、見られているということから美人になるのだろうか。ソチ・オリンピックへ競技レベルアップと共に更なる美人度レベルアップも期待したい。w

月曜日, 3月 01, 2010

バンクーバー・オリンピックあれこれ(その5)

昨日は朝5時に起きた。日曜にもかかわらず朝5時に起きた。スピードスケート女子団体パシュートを見るためだ。そして、結果は御存じのように0.02秒差で銀メダル。競馬の表現で申し訳ないが、2400メートル走って(ダービー、オークスと同距離)ハナ差である。

惜しかった。本当に惜しかった。「限りなく金に近い銀メダル」という表現はあまり好きではないが、今回の3人の滑りはそれをも上回る「金メダルと同等の銀メダル」と言えるのではないだろうか。というのも、彼女たちの力走は日本のスケート界、ウインター・スポーツ界に大きな勇気(金メダル)を与えたに違いない。

日本のスケートといえばこれまで短距離が主流だった。ところが、この団体パシュートの3選手(小平奈緒、穂積雅子、田畑真紀)の活躍は日本人でも中・長距離でも勝負できるということを立証した。そして、高木美帆のように彼女たちに続く選手が登場することが期待される。あるのかどうか知らないがインターハイやジュニア選手権でもこの競技に取り組む中高生が増えるのではないだろうか。こうした底辺の拡大こそが4年後、8年後に続く。

日本はもともと個人競技の団体部門に強い。これまでにもジャンプ団体やノルディック複合団体などで金メダルを獲っている。もし、フィギュアスケートに団体があったら、日本は男子も女子も金メダルではないだろうか。団体パシュートでの金メダルも夢ではない。