朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」(NHK)が面白いとは、これまでにも書いているが、なかでも、主人公・喜代美(貫地谷しほり)の頼れる親友、順ちゃんこと順子(宮嶋麻衣)のアドバイスにはほとほと感心させられる。
そこで、これまでの彼女の名言を調べてみた。
※高校卒業後の進路に迷っている喜代美に対して。
順ちゃんの名言
「ほんまにええの? 先生に薦められたいうだけで、地元の短大行って。地元の農協とか信用金庫に勤めて。地元の人と結婚して。子ども産んで」
※学園祭で結局スポットライト係になって落ち込んでいた喜代美に対して。
順ちゃんの名言
「学園祭は終わりやけど…。この学校では。この町ではずっとエーコの脇役やったかもしれへん。けど、あんたの人生の主役はあんたや。どーんと人生のど真ん中、歩いていったらええねん。主役になるいうのは、そういうことと違うんかな」
※喜代美が同姓同名の子がクラスに転校してきて、あだ名がビー子になったことについて。
順ちゃんの名言
「あんたが和田喜代美なんも。この町に住むことになったんも。おんなじクラスに和田清海がおんなるんも。その和田清海がみんなのアイドルなんも。全部、隕石とおんなじや。天から降ってきた災い。天災や。そう思てあきらめなれ」
※順ちゃんが友春と結婚するときに。
順ちゃんの名言
「一生懸命なアホほどやっかいなもんはない。でもな、一生懸命なアホほど、愛おしいもんはあらへん。私はそういう人間を好きになるみたいやな」
※魚屋食堂でお父ちゃんに良いところ持っていかれたと落ち込む喜代美に対して。
「スポットライトにあたっているだけが主人公じゃない。人にライトをあてるのは素敵な仕事や」
※エー子とのわだかまりが解消できず、悩んでいる喜代美に対して。
順ちゃんの名言
「人を傷つけているのはお互い様。だらだら生きていても、一生懸命生きていても、人と関わって生きている限り、誰かを傷つけているものだ」
ドラマはあと3週間続くが、まだまだ順ちゃんの名言が登場するに違いない。しかし、これだけ的確な助言をできる親友をもっている喜代美は幸せ者である。残念なことに私の周りにこんな「助言の達人」はいない。まあ、草々いることはないだろうが・・・。(笑)
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