火曜日, 3月 29, 2016

驕る平家久からず。女性が自民党を倒す

民主党と維新の党が合併して民進党ができた。マスコミではさほど大きく報道されなかった。そして、世間もさほど期待はしていない。新聞社の誘導的世論調査では支持率は15%余りしかない。

しかし、現在の自民党政権に変わる政党はなくてはならない。ただし、それは民主党のような◯◯塾出身者といった妙なエリート意識が多い集団ではなく、生活に地についた人たちが国民の代表として運営される政党でなくてはならないだろう。

そのためにも、民進党は女性が前面に出られる党になるべきである。党首はもちろんのこと、次の参議院選挙、そして衆議院選挙でも、有能かつ活力ある女性候補者を数多く擁立するべきだ。公募もいいだろう、しかし、自発的にそうした意識の高い地方の女性議員らにどんどん声をかけて、候補者として擁立していくことも必要だろう。

とにかく、こうした女性パワーこそが安倍政権を倒す原動力になる。政党支持率と選挙での投票獲得率は別物ものなのだから。

日曜日, 3月 27, 2016

日本はおかしな国になった

世界各地の戦争やテロを批判して、日本を平和な国でいるようにしようと言ったり、原発をなくして安心安全な国を作ろうというと、「お前はサヨクか」と非難を浴びる。

隣国である中国や韓国と文化や経済交流だけでなく政治的にも仲良くなろうと言うと、「お前は在日か」と言われる。

平和憲法を守ろうと立憲主義を唱えたり、民主主義を守ろうと声を上げると、「お前はアカか」と言われる。

1票の格差是正と国会議員の定数削減を主張すると、「お前は地方を知らない」「地方を無視するのか」と言われる。

とどのつまり、正論を述べたところで、自民党の政策(=利権)に反していることならば、自民党サポーターズクラブをはじめとした匿名のネトウヨたちはなんでもかんでもレッテル張りをする。

こんなおかしな国にしたのはいったい誰だ!?。答えは明白である。そんな男は早く引きづり降ろすしかない。

金曜日, 3月 25, 2016

ショーンもベッキーも立候補しよう

昨今のテレビ報道は本当におかしい。

ショーン何某は経歴詐称ということで、出演していた番組は降ろされた。挙句の果てに番組司会者は謝罪させられる。

ベッキーも不倫したということで、番組を降ろされた。CMも全く放送されなくなってしまった。

しかし、何人もの女性と不倫した乙武何某は自民党の国会議員になる可能性があるためか、テレビ報道は非常に歯切れが悪い。

ならばショーン何某もベッキーも参議院比例区で立候補しよう。誰が一番票を得るか知りたい。

木曜日, 3月 17, 2016

巨人ファンよ、智識と品位をもっているならば・・・

私の脳裏には巨人ファン=安倍内閣支持者という三段・四段論法がある。

巨人ファン=読売新聞購読者、読売新聞購読者=自民党支持者、自民党支持者=安倍内閣支持者。つまり巨人ファン=安倍内閣支持者であり、巨人ファンが日本を悪くしていると考えてしまう。

巨人(読売ジャイアンツ)というのはご承知の通り、日本のプロ野球を進展を妨げるばかりでなく私物化および悪化させている巣窟である。と同時に別名読売ギャンブラーズという賭博集団でもある。

読売新聞は毎年堂々と「読売憲法改正試案」を発表するほどの憲法改正(改悪)新聞である。もちろんその試案のなかに第9条に当たる「戦争放棄」という言葉はない。

自民党は読売新聞同様に憲法改正(改悪)を党是とする政党であり、もはや自由主義も民主主義も関係ない全体主義的政党になっている。

そして、安倍晋三は首相にもかかわらず、まともに漢字を読むこともできず、ヤジを飛ばし、歴代総理大臣のなかで最も知識と品位のない男である。

ということで、三段四段論法からすると巨人ファンも安倍同様に知識と品位のない人たちと言ってもおかしくはない。つまり、こうした知識と品位のない人たちによって、今の日本は動かされているゆえに、日本はどんどん悪くなっていっているのである。

巨人ファンよ、智識と品位があると思うならば、即刻巨人ファンを止めるべきである。

月曜日, 3月 14, 2016

「ゲン担ぎ」という名の常習賭博

清原の覚せい剤、笠原をはじめ4投手の野球賭博、そして、今回の「声出し」という賭博行為である。巨人は球界の盟主とか言われたいたが、今や球界の恥部である。

野球賭博をしている選手は巨人以外にもいると思うが、今回のような「声出し」で賭博をしている球団は他にはないと思う。巨人という球団の金銭感覚の無さというか、常識の無さには呆れ返る。まさに野球以外の世間を知らない「野球バカ」の典型である。

つい2週間前にロッテのナバーロは実弾を持っていたことで銃刀法違反の容疑で逮捕され、球団はナバーロに対して4週間の試合出場停止、制裁金50万円の処分を科した。

今回の件で、巨人は「これは賭博ではなくゲン担ぎ」だのと言って、賭博行為を揉み消そうとしている。しかし、これは常習賭博となんも変わらないのではないだろうか。ということは、全選手がこの「ゲン担ぎ」に関わっていたのだから、全員が処分対象になる。つまり、それはイコール球団ということでもある。よって、日本プロ野球機構は巨人に対して「1年間出場試合停止」処分にするべきである。それができないならば、警察は巨人選手全員を賭博罪で逮捕して、検察は起訴すべきである。

賭け麻雀で逮捕されている人は世間には数多くいる。それなのに「ゲン担ぎ」という名の常習賭博は許されるのだろうか。絶対に否である。

木曜日, 3月 10, 2016

柳亭市弥@チェロキー寄席

昨日(9日)は学芸大学駅近くの「Cherokee LIVE TAVERN」で開かれた第6回「チェロキー寄席」に行った。出演は柳亭市弥。市弥は玉川大学卒業後、2007年に柳亭市馬入門。市也として前座を務め、2012年に二ツ目昇進と同時に市弥に改名した。

1席目は「元犬」。冒頭の挨拶というか枕は最近「イケメン落語家」としてここ最近何度もテレビに出たという話。私も2〜3週間に一度見た。それゆえに客席が女性客でいっぱいなるのかなと思いきや、当日は雨のせいもあり冒頭から観客と内輪話やラーメン話ができる状態。(笑)

「元犬」は白い犬が御百度参りしたら人間になるという噺。市弥は犬と人間の違いというか滑稽さを上手く演じる。ただ、難点を言わせてもらえれば、この噺は目黒不動尊が舞台のはずなのだから、御百度参りの場所を目黒不動尊と言ってもらいたかった。他区で演じるならまだ知らず、目黒区で演じているのだからこれはちょっとまずいだろう。

2席は「明烏」。古典落語の定番とも言うべき演目だが、二つ目が演じるのを聞くのは初めて。堅物の若旦那が父親の策略によって吉原に行かされ、花魁にすっかり骨抜きにされるというシンプルなストーリー。しかし、登場人物が多いことから意外に演じるのが難しい。市弥も主人公である若旦那の個性はしっかり演じてはいるものの、その他の人がまだ甘いというか粗い。今後、このネタを何度も稽古および高座にかけていき、しっかり自分のものにしてもらいたい。そして、師匠(落語協会会長)同様に古典落語の王道を突き進んでほしい。

さて、入船亭扇辰師匠の肝入りで始まったという毎月1回のチェロキー寄席だが、今後の予定は下記の通り。

4月13日(水) 春風亭朝之助
5月11日(水) 春風亭正太郎
6月8日(水)   入船亭扇辰
7月13日(水) 入船亭小辰
8月10日(水) 春風亭一蔵
9月14日(水) 柳家ほたる

4月13日は予定がすでに入っているので残念ながら行けないが、その次の正太郎と扇辰師匠は楽しみにしている。

水曜日, 3月 09, 2016

巨人に「1年間対外試合禁止」処分を科すべし

何年か前に居酒屋で「“巨人の100の犯罪(つみ)”という本でも書いたら、売れるだろうなあ」という話題で盛り上がったことがある。長嶋を南海からの横取り、江川の空白の1日、早稲田行きだった桑田の指名、学生だった一場への金銭授与、小久保の無償トレード、原辰徳の暴力団への1億などなど、巨人の歴史は栄光ではなく疑惑・問題・事件まみれの歴史なのである。

そして、野球賭博である。

清原の覚せい剤使用も酷いが、今回の野球賭博は言語道断である。これはもはや個人の問題ではなく、組織の問題である。巨人がこのように事件問題を発生させるかといえば、それは一に読売新聞という親会社が悪いに決まっている。そして、それを容認している巨人ファンにも問題がある。特にナベツネのご機嫌取りともいうべき、財界の傲慢な連中が名を連ねている「燦燦会」はその最たるものである。

ネット上には「巨人は解散しろ」という声が飛んでいるが、それでは真面目にやっている選手たちは可哀想である。それゆえに、プロ野球機構は巨人に対して1年間の出場停止処分を科した上で、所属選手を自由契約状態にして、1年間練習試合をするなり、他のチームにレンタルするなり、アメリカの独立リーグでプレイするなり、個々の選手に自由な身分を与えるべきである。

もし、このような1年間出場停止処分を科せられないならば、プロ野球機構は読売新聞に対して球団を売却する勧告を行うべきである。それすらできないようならば、プロ野球機構も巨人と同じ穴のムジナの甘い体質である。

月曜日, 3月 07, 2016

東横落語会〜其の十三〜

昨日(13日)は渋谷ヒカリエホールBで開かれた「東横落語会〜其の十三〜」を聞いてきた。出演者および演目は下記の通り。

柳亭こみち  「四段目」
古今亭志ん輔 「小言幸兵衛」
柳家権太楼  「幽霊そば」
 〜 仲入り 〜
柳家さん喬  「柳田格之進」

開口一番の柳亭こみちは柳亭燕路の弟子。現在東京には女性落語家は20人前後いるらしいが、こみちもその数少ない一人で現在二ツ目。「四段目」は芝居好きの小僧・定吉とその主人との滑稽噺。こみちは女流ということもあり、小僧の定吉を演じる時はとても活き活きしている。これで主人の演じ方にもう少し厚みというか深みが加われば間違いなく真打だろう。頑張ってもらいたい。

古今亭志ん輔は前日飲み過ぎたらしく半ば二日酔い状態で登場。枕もその酔った噺だったが、それも早々に切り上げて本題に入る。これでは呂律が回らないのではかと危惧したら、酔った勢いなのか、幸兵衛さんの小言が速射砲のように次から次へと繰り広げられる。これには場内唖然、そして爆笑。時に二日酔いも落語には効果があることがあるようだ。今まで聞いた志ん輔のなかでは一番面白かった。

柳家権太楼は来年70歳になるという。そして、70になると信用金庫から浅草演芸ホールの入場券がもらえる特典がつくという枕。もちろん「そんなものいらない!」に場内大爆笑。で、本題に入ると大熱演。初めて聞いた「幽霊そば」だが、この演目は2006年落語協会台本募集で優秀賞に選ばれた作品で、今や権太楼が十八番にしている。新作といっても古典にも通じる風情を残している上に「時そば」や「お菊の皿」などを上手くパロ(パク?)っていたりしてとにかく面白可笑しい。

柳家さん喬は登場する前に前座が座布団脇にお茶を用意する。そして、登場するなり枕もなくいきなり本題に突入。「柳田格之進」は落語の演目のなかでも大ネタの一つ。45分もかかる噺のために持ち時間が決まっている定席ではほとんど掛かることがない。内容は囲碁仲間である柳田格之進と萬屋源兵衛の50両にまつわる人情噺である。さん喬は例によってしっとりと江戸の光景が見えるように語っていく。本当にこの人の情景描写は惚れ惚れする。天下一品だ。加えて、浪人ながらも武士の矜持と商人の腰の低さ(したたかさ)を見事に演じ分ける。今や人情噺を演じる落語家で彼の右に出る者はいないのではないだろうか。そして、彼の着物姿とその所作はいつもながら美しい。


土曜日, 3月 05, 2016

美食日記「リューズ」(六本木)

先日92歳の誕生日を迎えた母親のお祝いを六本木にあるレストラン「リューズ」で行った。母親は六本木にあった府立第三高女および高等科に7年通っていた。昨年他界された料理記者の岸朝子さんは同級生。

さて、この日いただいたメニュー「MENU Degustation(メニュー・デギスタシオン)は下記の通り。(※ )内は母親用の特別メニュー。

・ズワイ蟹のエフェロッシェをラヴィオリ見立てに 春菊のクーリーソース
  (※ フランス産ホワイトアスパラガスのババロアとズワイ蟹のアンサンブル)
・徳島産アオリイカのソテーと白アスパラガス グアンチャーレを乗せて
・フランス産鴨フォアグラのソテーと新玉葱 柑橘のキャラメルソースで
・八丈島産金目鯛のポワレ フルーツトマトのソースとともに
・石黒農場のパンダード胸肉をフォルスとともにロースト 産直野菜を添えて
  (※ 仔牛ダンドロンのプレゼ 色彩々の野菜を添えて オリーブの香るソース)
・アヴァンデセール
・ブラッドオレンジの香るチーズスフレ 八朔をアクセントに
・食後の飲み物とミニャルディーズ

アミューズは豚肉のリエットとオリーブのマドレーヌ。そして、カリフラワーのスープ。飲み物は最初はグラスシャンパン(ボランジェ)をいただき、その後は料理にあったペアリングを頼む。母親はピノノワール(赤)を1杯だけ嗜む。

ここからコース料理の始まりだが、1番手はエフェロッシェ(ほぐされた)ズワイ蟹が白カブに挟まれて登場。ラヴィオリ見立てというよりは薄い白せんべい挟み(笑)という感じて見た目が楽しい。ズワイ蟹はとても新鮮で白カブに絶妙というより巧妙なマッチング。春菊のクーリーソースはしっかりした味。美味しいです。

 

2番手のアオリイカのソテーと白アスパラガスは海と陸の甘みがうまく溶け合っていて、形容が難しいが優しいというか妙々たる風味。

3番手の鴨フォアグラのソテーは、フォアグラが引き締まっていて全く脂っぽさを感じさせない。それでいて、ふんわりとした食感と味わいは口の中に無限に広がる。これまで数多くのフォグラを食べてきているが、このお店のフォアグラを食べずしてフォアグラを語るなかれというぐらい美味しい。

 

魚料理は八丈島産金目鯛のポワレ。肉厚の金目鯛がふっくらとポワレ(蒸し焼き)され、潮騒の香りと共に前品のフォアグラ同様に口の中に甘みのある世界を広げてくれる。素材をしっかりと活かしていて日本ならではのフランス料理という感じがする。サクッと食感の良いフィノッキオ(ウイキョウ)が良いアクセントにもなっている。

肉料理はパンダード(ホロホロ鳥)。その胸肉に野菜などをファルス(詰める)してロースとしたもの。パンダードはホロホロ鳥の専門農場産ということもあり、肉質はとても柔らかくクセはまったく感じられない。トッピングされた黒トリュフの香りと旬の野菜が旨味が引き立てくれる。フランス料理の真髄という料理だろうか。

 

デザートのアヴァンデセール、チーズスフレ、そしてミニャルディーズはそれぞれさほど甘くはなく私のような左党には嬉しい限り。そして、ここで特筆しなければならないのはバケット(パン)であろう。ルクセンブルクから輸入しているパンは酵母が違うのか小麦が違うのか何が違うのかよく解らないが本当に美味しい。お土産(1本350円)にもできる。

 

ペアリングは私は赤主体で相方は白主体にしてもらったが、そんななかでケンゾーエステートのあさつゆは素晴らしかった。ソムリエの話によると、このワインは2014年からソーヴィニヨンにセミヨンを少し加え、爽快感に満ちあふれた味わいにマスカットのような甘みをほんのり感じるとることができるようになったという。これには白が不得手の私も脱帽の美味しさだった。

最後に高齢者で歯が弱い母親のために特別メニューを用意してくれた飯塚隆太シェフに心より感謝したい。

リューズ
http://restaurant-ryuzu.com/

火曜日, 3月 01, 2016

夜間のヘリコプター飛行は迷惑千万

昨晩午後7時から2時間ぐらいヘリコプター音がうるさくてならなかった。

なんか事件か火事でもあったのかと思ったら、TBSが番組の中でヘリコプター中継を行っていたのである。というのも、その夕方に東京・品川区小山の路上でひったくり事件が起きたからである。

しかし、事件が起きたのは番組の始まる2時間以上前の出来事である。番組冒頭にその事件の中継をするのは解るが、2時間の番組中ずっとヘリコプターを飛ばしておく必要性はあるだろうか。住民の迷惑や捜査の迷惑を番組は考えているのだろうか。

阪神大震災の時、多くのヘリコプターが上空を飛んでいたために、押し倒された家の中にいた人の声が聞こえなかった。そのために助けられる命も助けらなかった。ヘリコプターの騒音というのはそれぐらいうるさい。このことを番組担当者およびTBSの上層部は知っているのだろうか。ましてや、夜間のヘリコプター飛行などというものは迷惑千万以外何もでもない。

ヘリコプターは番組終了とともに去っていた。目的と手段を履き違えている馬鹿な番組を作るんじゃないよ、TBS!