水曜日, 9月 30, 2009

フランス語はダメよ

Je ne comprends pas le français.
(ジュ・ヌ・コンプレ・パ・レ・フランセ)
意味は「フランス語が解らない」or「フランス語はダメよ」という意味である。

私はアメリカの大学に行っていたので、第1外国語はスペイン語、第2外国語はフランス語だった。第1外国語はカリフォルニアにいたということで、必須ともいうべきスペイン語をすんなり選択したが、第2外国語は中国語を取りたかった。

しかし、スチューデント・アドバイザーが「お前は日本人だろ。日本人なら中国語を解るはずだから、中国語はダメだ」と許可してくれなかった。彼は日本人が漢字を使っているので、中国語が解ると思っていたのかもしれない。

それならば、英語もスペイン語もフランス語もドイツ語もみんなアルファベットで同じではないかと言いたかった。まあ、当時はそんな喧嘩をするほどの勇気はなかったので、仕方がなく第2外国語はフランス語を取ることにした。

で、その成績はというとフランス語の成績はいつもAだった。しかしながら、発音がまるでダメだった。ある日、授業中に教授からは「お前のフランス語の発音はスペイン語のようだ」と言われた。少し頭にきた私は “Je ne comprends pas le français.”と言ってしまった。そしたら、教授は “Tres bien ! .” と言って笑顔を見せた。

それ以来、私はフランス人に会うと、“Je ne comprends pas le français.”と言って、煙にまくことにしている。

月曜日, 9月 28, 2009

4つもあるさんま祭り


以前、「目黒のさんま」祭りは2つあると書いたが、これに加えて、隣りの恵比寿でも2006年から「となりのサンマ祭り」というのを開いている。そして、今年からは東京タワーでも開かれるようになり、今や東京のさんま祭りは4つとなり(全国的には根室や気仙沼などにもある)、テレビでも大々的に取り上げられ、さんま祭りも全国的知名度のある祭りとなった。

というわけで、先日(20日)目黒区側で開かれた「目黒のさんま祭」に行ってきた。私のお目当ては例によってさんまではなく、一緒に開かれる全国各地の物産販売。今年も大分県、宮城県、鹿児島県、群馬県などの特産品が数多く売られていて、私は写真にあるように大分県臼杵産しいたけ(こうしん)を2袋、同じく臼杵産かぼすを2袋、宮城産にんにく1袋、同じく宮城産梨(幸水)5個を買ってきた。このうち、しいたけ1袋、かぼす1袋、にんにく半分は、行きつけの飲み屋行きとなった。w

写真上:♪さんま焼く阿呆に、待つ阿呆♪
  下:物産展でのお買い上げの品々

恵比寿のとなりのサンマ祭り(今年は10月11日に開催)
http://www.ebisusanma.com/

金曜日, 9月 25, 2009

♪きもの、きもの、きものが着られる♪

♪きもの、きもの、きものが着られる♪

という麻生祐未が出演する日本和装のCMが好きだ。麻生太郎は首相の座から転げ落ちたが、麻生祐未は絶好調だ。このCMはこれまでに伊藤蘭、天海祐希などが出演しているが、麻生祐未はここ2年務め、好評を博している。現在は主に「♪かあさん、うちのと取りかえて♪」という「息子の友達」篇と、「♪妻がピーコにほめられた♪」という「テレビ」篇が放送されている。

これまでに「♪あの人、好みの色を着る♪」という「授業参観」篇、「♪アラブの富豪にとつぎます♪」という「夢」篇、「♪夫に特技はありません♪」という「おでかけする妻」篇、「♪これが私の勝負服♪」という「特別な日」篇などが放送されている。

それにしても、麻生祐未は可愛い。こんな可愛いかあさんがいたら、と思う男性も多いかと思うに違いない。しかし、意外にも彼女はバツイチ。そんな彼女とCMで共演して、ウダツの上がらなさそうなキャラクターを好演しているのが伊藤正之。彼は唐十郎率いる劇団「状況劇場」や「唐組」を経て、現在も舞台を中心に活躍している実力派俳優である。麻生祐未と共に伊藤正之の情けない演技も好きである。

ただCMで「無料きもの着付教室」とうたっているが、「タダほど高いものはない」という言葉は肝に銘じておきましょう。

日本和装
http://www.wasou.com/course/ad.html

水曜日, 9月 23, 2009

「なんとか三景」とか「なんとか百選」

日本三景は松島、天橋立、宮島であるが、私は「なんとか三景」とか「なんとか百選」というのがあまり好きではない。

私にとっての日本三景は、富士五湖から見た富士山、五箇山・白川郷の合掌集落、大沼から見た駒ヶ岳。他にも山形県飯豊町の田園散居集落、ウトロから見る知床半島なども捨て難い名景である。

それにしても、日本には「なんとか百選」というのがありすぎる。こうした百選を選んでいるのは新聞社や出版社であり、業界団体だったりする。ただ、この「なんとか百選」は百を選ぶ場所がなく、帳じり合わせで百にしているという「なんとか百選」も少なくないという。

観光誘致のためには「なんとか三景」や「なんとか百選」は必要なのかもしれないが、ただ観光地はそれに頼っていたり、胡座をかいていたりするような気がしてならない。

最後にまったくの余談ではあるが、私の「夜の日本三景」は新宿ゴールデン街、ススキノ、先斗町である。(笑)

金曜日, 9月 18, 2009

やり過ぎ、遊び過ぎ、飲み過ぎに注意!

1週間ほど前のサウナでのオジサンたちの話。

客A「小千谷の奉納花火を見にいかないと、コレ(小指をたてる)がうるさいんだよ」
客B「この間も長岡の花火大会に行ってませんでしたか」
客A「コレが花火好きでねぇ」(笑)
客C「コレがいるなんて羨ましいですねぇ」
客D「遊び過ぎも気をつけた方がいいですよ」
客C「そのうち、焼けぼっくりで火遊びになりかねませんからね」
客A「いいの、いいの、過去にもあるから」(笑)
客D「前科者ですか」w

客B「私なんかコレ(おちょこ)だけですから」
客C「飲み過ぎも、注意しましょう」w
客D「私なんか運動のやり過ぎで、医者に注意されましたよ」
客B「やり過ぎも、注意しましょう」
客A「男はみんなセーブがきかないんだよね」
客D「何事もドが過ぎるとよくないとけど、そんなの面白くないですよね」
客A「男はみんな無理をしちゃうんですよ、ムキになりやすいんですよ」
客B「いますねぇ、そういう人。泳いでいて、隣りのコースの人に負けないように頑張る人が」
客C「オタクじゃないの?」
客B「いやいや、昔、水泳部の補欠だったような人ですよ」
客D「水泳部の補欠ですか。なんとなく解るような・・・」

客C「男はみんなドが過ぎるけど、女性にはないのでしょうかねぇ」
客A「女は男と違って賢いというか、手加減を知っているからね」
客D「だから、長生きできるんですよ」
客B「やり過ぎ、遊び過ぎ、飲み過ぎには注意しましょう」
客A「だけど、誰も守んねぇんだよなぁ、男は」
客D「そうそう、人生一度きりだからね」

水曜日, 9月 16, 2009

新政権に望むこと

本日、鳩山民主党連立政権が誕生するが、すでにマニフェストに書かれていることを実行できるかどうかが危ぶまれはじめているが、私としては下記のことを実行してもらいたい。

まず第一に、宗教法人に対して課税をしてもらいたい。そもそも、カルト的宗教団体が政党をもてる理由のひとつは、宗教法人に課税されていないからである。下記の憲法20条にあるように、政教分離の原則を徹底するためにも、宗教法人には課税を行うべきである。これを行えば何千億円または1兆円以上の税収にもなる。加えて、ベンツやBMWに乗っているクソ坊主たちも一掃できるかもしれない。

日本国憲法20条
一 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

次に、衆議院および参議院議員の1票の格差是正および議員削減を行ったもらいたい。公務員改革(公務員の定数削減、天下り禁止など)は歳出削減になるが、国会改革を行って歳出削減をすべきである。まず議員定数は衆議院は425〜450に。参議院は200〜220に削減すべきである。そして、1票の格差は最低でも衆議院は2倍以下、参議院は3倍以下に法律で規定してもらいたい。また、このときに国会議員の定年制を設けるように。

第三に、首相はぶら下がり会見を止めて、定例記者会見にしてもらいたい。小泉純一郎が始めたぶら下がり会見は、若い番記者と首相のどうでもいい場と化していて、見苦しいことが多い。今後は1ケ月に1〜2回の定例記者会見および臨時記者会見だけにして、マスコミ側もベテラン記者が参加して、慣れ合いの場でないものにしてほしい。ただし、官房長官もしくは新たにできるであろう閣僚委員会は毎日記者会見を行うように。

この他にも、非核三原則の法制化などということがあるだろう。とにかく、民主党政権には140年にわたる「薩長体制」「旧帝大支配」「官僚政治」を打破するだけでなく、真の意味での三権分立、主権在民の国作りを期待したい。

土曜日, 9月 12, 2009

80年代のNY、ホテルは格安だった

80年代、ニューヨークには格安ホテルがいっぱいあった。私が初めてニューヨークを訪れたのは1983年だが、ニューヨークはまだ再開発される以前で、街にはお世辞にも綺麗とはいえない、1週間で100〜150ドルぐらいで泊まれる超格安ホテルがいくつもあった。

私が初めてニューヨークで泊まったホテルは「Hotel Ashley」といい、タイムズ・スクエアのTKTSからすぐの西47丁目157番地という絶好のロケーションだった。建物の外観はどう見ても20世紀初頭に建てられたという感じで、部屋はキングサイズのベッドが威張ってあるような狭い部屋と、昔ながらのバスタブが置いてあるバスルームという簡素なものであった。机やソファというものはなかったが、それでもテレビはあった。

そんなニューヨークで私は1ケ月余り滞在して、ストレート・プレイ&ミュージカル、クラシック&オペラ三昧の日々を過ごした。この頃は、後にガイドブックを作るなどとは全く思っておらず、とにかく劇場街を好奇心の目で歩いては、面白そうな舞台やコンサートに足を運んだ。

そんなニューヨークも1990年代に入ると、市の開発計画に伴い、タイムズ・スクエア周辺のホテルが次々と買収されていき、それまでの格安ホテルがリノベーションによって、一気におしゃれなホテルへと変身していった。

私が定宿にしていた「Hotel Ashley」も90年頃に買収されて、現在は「Quality Hotel Times Square」という高級ホテルに生まれ変わっている。タイムズ・スクエア周辺とは別に、グリニッジ・ヴィレッジの定宿だった「Washington Square Hotel」も名前こそ変わらないが、こちらも格安ホテルではなくなってしまった。

現在のニューヨークは80年代に比べて、とても治安がよくなっている。そのおかげで世界各地から数多くの観光客が訪れる。その代わり、格安ホテルは全くといっていいほど残っていない。

火曜日, 9月 08, 2009

2人の歯医者の優雅な趣味

小学校の同級生に歯医者をやっているヤツが2人いる。都会には歯科医院が掃いて捨てるほどあり、私が住む学芸大学駅周辺は蕎麦屋より歯科医院の方が多い。それゆえに、歯科医院は相当な過当競争のようで、設備投資や人材確保が大変なようである。

そんな歯医者をやっている同級生と、最近立て続けに会う機会があった。2人とも歯医者をしながら、優雅な趣味をもっている。1人は競馬好きが興じて個人馬主になり、もう1人は音楽好きが興じてビートルズのコピーバンドをやっている。

競馬の馬主は簡単にはなれない。最低でも年間所得額が2年連続1,800万円以上であり、資産額が9,000万円以上ないと資格審査すら受けられない。まあ、歯医者だからこれぐらいの年間所得があってもおかしくはないが、それでも羨ましい所得である。(笑)ただ、彼が言っていたが、個人馬主で競馬で収益を得ている人なんてほんの一握りで、ほとんどの人が持ち出しだよと笑っていた。笑えるだけ羨ましい。

ビートルズのコピーバンドもそれなりに大変らしい。メンバーがなかなか揃って練習できない。練習場所を探すのも一苦労だそうだ。それでも年に何回かライブをやると、そんな苦労やストレスもふっとんでしまうらしい。歌声は別にして使っている楽器が高そうだった。これまた羨ましい。

毎日、他人の口の中を見る仕事を続けるということは並大抵なことではない。それを続けられるのは、こうした趣味があるからなのであろう。

日曜日, 9月 06, 2009

猫も杓子も“浴衣美人”

今年の夏は短かった。例年になく涼しく、ちょっと物足りなさすら感じる。

物足りなかったのは花火大会も同じようで、地方では不況のために中止になった花火大会もあるようで、打ち上げ花火の数を縮小した花火大会も数多くあったようである。

それでも、なんとなく花火大会は今年も盛況だったよう気がする。それはおそらく世に“浴衣美人”が氾濫したからであろう。それにしても、花火大会となると猫も杓子も浴衣を着る。しかしながら、なかなか本当の“浴衣美人”にお目にかかれない。

その最大の理由は髪形にあるのではないだろうか。髪をくるりと巻いてうなじや襟足をうまく強調した髪形をした人がほとんどいない。夜会巻きでうまく使って止めているような小粋なお姐さんがいないのである。誰もが茶髪で可愛い子ぶりっ子の髪で、髪が浴衣にかかっているようで風情が感じられない。

そして、これは禁句なのかもしれないが、電車に乗って花火大会に行くような“浴衣美人”はまだまだ駆け出しで、“浴衣美人”には遠い存在の子が多い。真の“浴衣美人”は彼氏の車に乗って行くか、それともその町に住んでいる人たちなのだろう。

帰りの電車で裾が乱れたり、胸元が開いたりといった“浴衣美人”がいる季節も終わってしまった。w

ちなみに、gooランキングによる「浴衣が似合いそうな女性有名人」は1位・松嶋菜々子、2位・松たか子、3位・仲間由紀恵、4位・竹内結子、5位・蒼井優、である。

金曜日, 9月 04, 2009

江戸小咄です

久しぶりに江戸小話です。

江戸の娯楽といえば、なんといっても相撲と芝居だった。両国の相撲小屋は人気力士同士の取組となると、大変な混み方である。そのために、小屋前は大変な人だかりになり、お客はあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。

一目でも人気力士同士の取組を観たいと思ってやって来た伍作(ごさく)も、表から入ることはできず、裏へ回って犬のように四つんばいになって、囲いの中へ入ろうとした。すると、見張りの男にに見つけられ、

「こらこら、そこは、入るところではないぞ!」
と、襟首を捕まれて、グイッとつまみ出されてしまった。

「何とか入る方法はないものかなあ」
と、伍作はしばらく考えて、今度は囲いの中へ、尻から入ろうとした。すると、またもや見張りの男にに見つかってしまい、

「こらこら、そこは、出るところではないぞ」
と、帯を捕まれて、中へと引きづまれてしまった。

おかげで、伍作はしっかりと相撲見物ができてしまった。

水曜日, 9月 02, 2009

東京15区・東京35区・東京23区

選挙の話ではない。(笑)

東京には23の特別区がある。この23区になったのは1947年(昭和22年)で、それ以前は35区もあった。こうした区制が最初に設けられたのは1878年(明治11年)のことで、このときは15区しかなかった。

最初の東京15区は下記の通りで、江戸を分割したような区分で新宿、品川といった元の宿場町は東京には入っていなかった。左記のウィキペディア(Wikipedia)地図にあるように、皇居(江戸城)を綺麗に「の」の字で取り巻くようになっている。

麹町区、神田区、日本橋区、京橋区、芝区、麻布区、赤坂区、四谷区、牛込区、小石川区、本郷区、下谷区、浅草区、本所区、深川区

こうして、明治、大正と東京は15区の時代が続いたが、昭和に入ると東京の人口は増加しはじめて、1932年(昭和7年)に隣接していた郡部から、江戸川区、葛飾区、城東区、向島区、足立区、荒川区、王子区、滝野川区、豊島区、淀橋区、渋谷区、品川区、荏原区、大森区、蒲田区、板橋区、中野区、世田谷区、目黒区、杉並区の20区を新設して、東京35区となった。

そして、戦後の1947年(昭和22年)に35区は22区に下記のように整理統合され、板橋区が練馬区と分離して現在の23区となった。

千代田区(麹町+神田)、中央区(日本橋+京橋)、港区(芝+麻布+赤坂)、文京区(小石川+本郷)、台東区(浅草+下谷)、墨田区(本所+向島)、江東区(深川+城東)、品川区(品川+荏原)、新宿区(四谷+牛込+淀橋)、大田区(大森+蒲田)、北区(王子+滝野川)、あとの目黒区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、豊島区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区、練馬区、板橋区は変わらない。

統合された区のなかには中央区、文京区、台東区、江東区、北区など本来の地名とはあまり関係のない区名もある。ちなみに墨田区は隅田区にするはずだったが、「隅」という字が当用漢字になかったために墨田区となった。

火曜日, 9月 01, 2009

国民審査における「1票の格差」

衆議院選挙と同時に実施された最高裁判所裁判官の国民審査の結果は、審査対象となった裁判官9人はいずれも信任された。ちなみに、罷免させるには有効投票の半数を必要としている。ちなみに、国民審査は今回が21回目だが、これまで罷免された裁判官はひとりもおらず、罷免を求められた率の最高は15.2%だそうだ。

さて、今回の結果は下記の通り。

 氏名(出身)    罷免要求票数

 桜井龍子(労働省) 4,656,462(6.96%)
 竹内行夫(外務省) 4,495,571(6.72%)
 涌井紀夫(裁判官) 5,176,090(7.73%)
 田原睦夫(弁護士) 4,364,116(6.52%)
 金築誠志(裁判官) 4,311,693(6.44%)
 那須弘平(弁護士) 4,988,562(7.45%)
 竹崎博允(裁判官) 4,184,902(6.25%)
 近藤崇晴(裁判官) 4,103,537(6.13%)
 宮川光治(弁護士) 4,014,158(6.00%)

この結果を見ると、約400万の人は全員に × 印をつけたように思われる。私も以前は全員に × 印をつけていたことがあるが、今回は選挙公報と一緒に入っていた「最高裁判所裁判官国民審査公報」を、選挙公報などより時間をかけて読み、涌井紀夫(罷免率1位)と那須弘平(罷免率2位)の2人に × 印をつけた。

なぜこの2人だけに × 印をつけたかといえば、この2人は2年前の大法廷での衆議院議員選挙における1票の格差判決において、最大で2倍以上の格差がある現状を違憲ではないという判決をしたからだ。

この他に「国民審査公報」には痴漢事件無罪判決、音楽教諭の「君が代」伴奏職務命令判決など数多くの事例があげられていたが、結局、涌井紀夫、那須弘平の2人だけに × 印をつけた。

なお、桜井龍子が涌井紀夫、那須弘平に続いて罷免率が高いというのは、たまたま名簿掲載のトップにきてしまったからである。