水曜日, 9月 23, 2009

「なんとか三景」とか「なんとか百選」

日本三景は松島、天橋立、宮島であるが、私は「なんとか三景」とか「なんとか百選」というのがあまり好きではない。

私にとっての日本三景は、富士五湖から見た富士山、五箇山・白川郷の合掌集落、大沼から見た駒ヶ岳。他にも山形県飯豊町の田園散居集落、ウトロから見る知床半島なども捨て難い名景である。

それにしても、日本には「なんとか百選」というのがありすぎる。こうした百選を選んでいるのは新聞社や出版社であり、業界団体だったりする。ただ、この「なんとか百選」は百を選ぶ場所がなく、帳じり合わせで百にしているという「なんとか百選」も少なくないという。

観光誘致のためには「なんとか三景」や「なんとか百選」は必要なのかもしれないが、ただ観光地はそれに頼っていたり、胡座をかいていたりするような気がしてならない。

最後にまったくの余談ではあるが、私の「夜の日本三景」は新宿ゴールデン街、ススキノ、先斗町である。(笑)

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