水曜日, 4月 27, 2016

熊本地震、義援金・寄付金は各市町村などへ直接送ろう

東日本大震災の時、日本赤十字社の義援金の使われ方および届き方の遅さには疑問を抱いた。それゆえに、私は義援金はサンマ祭りを通じて目黒区と友好都市関係ある気仙沼市に目黒区を通じて寄付をした。この義援金は今も続いていて、目黒区のホームページによると、これまでの総額は1億4,091万7,319円にもなる。そして、私はクラウドファンディングを通じて個々の事業にも幾つか支援をした。

さて、今回の熊本地震である。被害は甚大である。

熊本市は好きな町の一つである。熊本県立劇場(ただいま休館中)にもお世話になったことがある。また阿蘇温泉には雑誌取材で訪れたこともある。それゆえに、支援をしなければならないと、思っている。

そして、今回もまずは義援金もしくは寄付金を各市町村へ直接送ろうと思う。また、個々の復旧もしくは再建事業に関してはのちのちクラウドファンディングを通じても支援をしようと思う。全てのところに寄付することはできないと思うが、参考までに下記のようなところが寄付を募っている。

熊本市・熊本地震災害への支援等(義援金・寄附金・熊本城支援金)について
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=12552

南阿蘇村で被災された方の義援金を募集します
http://www.vill.minamiaso.lg.jp/soshiki/14/gien.html

西原村災害義援金の受付について
http://www.vill.nishihara.kumamoto.jp/emergency/gienkin.html

熊本地震 宇土市庁舎再建寄付金及び義援金の募集について
http://www.city.uto.kumamoto.jp/q/aview/1/13184.html

熊本地震に伴う南阿蘇鉄道 復旧義援金、口座のご案内
http://www.mt-torokko.com/info/index.cgi?mode=dsp&no=54&num=

写真は熊本日日新聞より

月曜日, 4月 25, 2016

おかしな北海道5区補選の開票過程

昨日行われた衆議院北海道5区補選の開票速報が非常におかしい。写真を見ていただければおわかりのように、開票率51.6%までは池田真紀が1,093票リードしている。ところがそれから6分後に発表された開票率57.3%では、和田義明がなんと11,559票も大逆転している。

 


【開票率51.6%】 22.32更新
池田真紀 67,940票
和田義明 66,847票

【開票率57.3%】 22.38更新
池田真紀 68,879票(+  939票)
和田義明 80,438票(+13,591票)

おかしいではないか。この6分間(開票率5.7%)で池田真紀はたったの939票しか伸びていないのに対して和田義明は13,591票も上積みされている。

確かに開票過程において、ある地域の得票が加算されることによって得票差が大きく変わることがある。今回の選挙区では自衛隊のある地域がある。しかしである。たった6分の間にこんなに得票差が変わるのはおかしい。

どんな理由があろうと、こんな疑惑の開票速報(開票過程)が出るのだから、これは再度集計をやり直すべきである。

(参考ブログ)
【速報】北海道5区補選、自民党和田氏が当選確定!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/16114

水曜日, 4月 20, 2016

簡易な段ボールベッドの作り方

マスコミはエコノミークラス症候群のことを盛んに報道している。それはそれで大事だが、避難生活が長期化してきている現状を考えると、他にも大事なことがあるはず。

避難所の床に直に寝ていることは健康には良くないだろう。まずは下記の中越地震の経験から新潟大学の榛沢医師が作られた動画を見てもらいたい。

段ボールベッド普及に懸命 新潟大の榛沢医師、避難所に
https://www.youtube.com/watch?v=uoMkS93tkYM

ただ、この段ボールベッドは予めベッド用に作られたものなので、強度や耐久性は申し分ないと思う。しかし、これに似た様な段ボールベッドは作れると思います。ということで、下記の動画を参考にしていただきたい。

ダンボールでベット作ってみた
https://www.youtube.com/watch?v=wmVKvepsvMw

これはamazonの強固な段ボールを使っているので、おそらく強度や耐久性は相当なものである。しかし、他の段ボールでもこれに近いことができるはずである。例えば、水などを入れていた段ボールならばかなりの強度がある。で、この中に飲み干したペットボトル(必ず洗って乾かしてキャップをしたもの)や、くしゃくしゃにした新聞紙などを入れて、ガムテープで封をすれば強度と耐久性ができるはずである。それを幾つか並べれば、簡易な段ボールベッドができる。

こうしたベッドはおそらく高齢者や子どもに喜ばれはずと思います。ただ、くれぐれも強度及び安定などの安全性には細心の注意を払ってもらいたい。また、使い方についても場所場所によって違うと思うので、そうしたことにも配慮をしてもらいたい。

すでにこうした段ボールベッドを作られている人もいると思いますが、多くの方にこうしたことを知っていただきたい。

火曜日, 4月 19, 2016

オスプレイのデモンストレーションに騙されないように

米軍のオスプレイが南阿蘇村に物資を輸送した。これによって南阿蘇村の人々が救われることは有難い。しかし、この米軍の支援活動が行われるまでの過程が非常に不明瞭である。

一昨日(17日)午前8時過ぎに首相官邸に入るとき、安倍首相は「直ちに米軍の支援が必要であるという状況ではない」と言っていた。ところが、その3時間後には「アメリカ軍から申し入れがあった航空機の輸送支援について受け入れる」と言ったのである。舌の根が乾かないうちの豹変である。

おそらく安倍は会議で閣僚や官僚たちから「今ほどオスプレイの実力をデモンストレーションするチャンスはありませんよ」などと入れ知恵されたのだろう。全くこの男には信念やポリシーという概念がない。史上最低の総理大臣である。

さて、ではオスプレイがどれほどの実力があるかということをいろいろ調べてみると、どうやら陸上自衛隊や航空自衛隊が保有するCH-46の半分程度のようである。中谷防衛大臣は「オスプレイは大量の緊急物資輸送に適している」と強調するが、陸上自衛隊や航空自衛隊がオスプレイの2倍頑張ればいいだけなのである。それなのに、米軍の支援を依頼するというのは、どう考えてもデモンストレーション以外のなにものでないだろう。

ちなみに、東日本大震災での米軍によるトモダチ作戦の米軍からの請求費用は68億円で、その後の思いやり予算を5年で1兆円近くにするという結果になった。このように米軍の支援はボランティアでなければ無料でもない。つまり裏があるのである。そのことを解っていながら、それを決行する安倍が売国奴と言われても別段おかしいことではない。

月曜日, 4月 18, 2016

空き巣被害をも誘発しているヘリコプター取材

私は以前よりマスコミのヘリコプター取材に疑問を呈している。

多くの人が知っていることだが、阪神大震災の時にヘリコプター音があまりにもうるさくて、家の下敷きになった人たちの声が聞こず、救える命も救えなかった。そのことによって、多くの地上にいるマスコミ取材陣が住民たちの怒りをかい、殴られたヤツもいると言う話を知っている。

そうした教訓もあり、東日本大震災の時はヘリコプター取材はある程度抑えられていた。ところが、昨年の鬼怒川堤防決壊や今回の熊本地震では、そうした自制は全くなく、お構いなし状態でヘリコプター取材を行っている。

このことによって、住民に対して睡眠妨害の迷惑を与えたりして不安を与えている。そして、私はこうしたヘリコプター取材によって、空き巣をも誘発もしく助長していると思っている。考えてみれば解ると思うが、上空をヘリコプターが飛んでいると、空き巣は入った家の中でどんな音を立てていても物色することができる。

こうしたことを考えれば、ヘリコプター取材は住民にとってほとんど百害あって一利なしである。マスコミはヘリコプター取材の指針もしくはマニュアルをしっかりと作るべきである。

木曜日, 4月 14, 2016

柳の家の三人会@めぐろパーシモンホール

一昨日(12日)はめぐろパーシモンホールで開かれた「柳の家の三人会」を聞いてきた。出演者と演目は下記の通り

  柳家緑助  『たらちね』
  柳家喬太郎 『禁酒番屋』
   〜 仲入り 〜
  柳家三三  『蛙茶番』
  柳家花緑  『天狗裁き』

開口一番の柳家緑助は花緑10番目の弟子。花緑はまだ40代半ばだが、10人(以上?)も弟子がいるとは驚きである。それでも前座の身ながらも大きなホールに起用されるとは、それなりの才覚があるのかもしれない。滑舌はしっかりしているものの、所作や間の取り方などはまだまだ。今後の精進に期待したい。

喬太郎のマクラは泣き上戸、笑い上戸、謝り上戸、壁塗り上戸など、酔っ払いの様を見事に演じわける。喬太郎は落語界でもかなりのイケる口らしいが、飲兵衛の割には酔っ払いの形態模写が実に上手い。これには場内大爆笑で自分だけではなく落語会全体の掴みを取っていた。そして、さり気なく本題の『禁酒番屋』に入るが、この噺は酒を取り締まる関所みたいなところのエピソードが主。ここでも酔っ払いの様を見事に演じる。マクラでは新作をやるのかなと思わせたのに、しっかりと古典を演じる。喬太郎は只者ではない。そして、飲兵衛としては一度一緒にお酒を飲んでみたいとも思わせる芸人さんでもある。

三三にしては珍しいかもしれない下ネタ噺。三三はフンドシを締め忘れ男の噺を畳み掛けるような語っていくが、ちょっと噺に追いついていくのが大変。もう少し一服入れるなり、間をうまくつかせるなどの工夫がほしい。

花緑がマクラを話していると、突然にスピーカーから破裂音。そして、再びマクラを話し始めるとまたもや破裂音。このために一旦幕が降りるというハプリング。しばらくして、幕が上がるが、高座には花緑が笑顔で座っている。ハプリングのおかげで、すっかり何を話していいのか分からなくったという師匠(そりゃそうだろう)、かけるつもりだった『不動坊火焰』を急遽『天狗裁き』に変更する。噺初めはおっかなびっくりの様子だったが、客席が師匠を盛り立ててつつ、場内はどんどん大爆笑に。師匠には貴重な体験だったかもしれないが、観客にとっても貴重な体験。落語は話し手と観客が一緒に作っているのだとも実感した落語会。ライブはそういうものである。そして、喬太郎、三三、花緑、三者三様の愉しさを味わえる落語会でもあった。

来年も是非ともめぐろパーシモンホールにお越しください。(by 地元民)

土曜日, 4月 09, 2016

指導者を含めてスポーツ選手に意識改革を

プロ野球の野球賭博や声出しなどのゲン担ぎという常習賭博。そして、今回のバトミントン選手の裏カジノによる賭博問題。非常に年寄りじみた物言いをするが、若いスポーツ選手は誰のおかげで、自分はプレイ(競技)できているのかを解っていない。

スポーツ選手は幼い頃は両親もしくは親族の援助もしくは協力によってスポーツをする環境にあるの一般的である。それが、学校に通うようになってからは、両親や学校のおかげで練習をできるようになる。ここで解ってもらいたいのは、学校で練習しているということは税金を使っているということなのである。私立学校といえども多額の助成金を受け取っている。そのことを少しでも理解するべきであろう。そして、クラブや会社に入っても、国内外の遠征費には多額の税金が使われいる。そういうことを指導者は教えるべきではないのだろうか。

つまり、自分の実力や稼いだお金でスポーツをしていると傲った考えをなくさなければならない。こうした傲った考えがあるから、お金を闇のギャンブルに使ったりして、そのお金が暴力団の資金源になっている。そして、そのことすら認識できなくなっている。

とにかく、スポーツ選手は指導者を含めて、ギャンブルや社会常識に関する意識改革をしなければならない。

木曜日, 4月 07, 2016

70歳以上の方は一人でお風呂に入らないように

私はこれまでに2回、ジムの風呂で人を救っている。2回とも浴槽で溺れているところを救出したのである。浴槽といっても、その深さは50センチぐらいしかない。つまり、浴槽に座れば肩まで疲れる深さである。しかし、浴槽は先頭と同じくらい大きい。幅は7〜8メートル、奥行きも2メートルはある。それゆえに、のぼせたり気を失うと、口の中にお湯が入ってしまい、気が動転して溺れてしまう。

溺れると人は体が硬直してしまう。そのために浴槽から引き上げるの結構大変だったりするが、浴槽から引きづり出せば、あとは心臓がある左側を上に向けて寝かせ、とにかく飲んだお湯を吐かせるだけである。もちろん、こうした間に非常ボタンでインストラクターが飛んできて、救急車を要請してくれている。

こうした経験があるので、私はジムで70歳以上のオジサンたちに「一人でサウナに入ってはいけません」「一人で浴槽には入ってはいけません」と口を酸っぱくして言っている。お節介オジサンと言われようが、柔道の教育的指導ジェスチャーを交えながら、オジサンたちを指導している。(笑)

なお、このことは家庭でも同様である。もちろん、家庭用お風呂に大人が二人入ることは無理だが、70歳以上の方は必ずお風呂に入るときには、お風呂場の近くに誰か人がいるようにしてもらいたい。

火曜日, 4月 05, 2016

経歴詐称連中による経歴詐欺政治

経歴詐称は残念ながら何処の世界にもある。しかし、政治の世界での経歴詐称は嘘というより詐欺であろう。何故ならば、その詐称経歴を信じて投票した人がいるのかもしれないのだから。つまり、経歴詐称によって議員生活(=税金で生活している人)をしているからだ。

経歴詐称男として有名になったショーンKはあらゆる番組を降りた。彼はテレビで発言しているだけであって、税金を食い物にはしていない。ところが政治の世界では経歴詐称はまるで問題にならない。こんなおかしな話があるだろうか。

政治の世界には経歴詐称は平気でまかり通っている。安倍晋三はアメリカに2年間にいたが、その間に南カリフォリニア大学政治学科に2年間留学していたと、以前の経歴に書かれている。しかし、現在はその履歴は抹消されている。麻生太郎もスタンフォード大学院、ロンドン大学政治経済学院に留学と書かれていた。

このように政治家たちの経歴詐称は許されている(マスコミもネトウヨもこのことについて全く触れない)のに、ショーンKは可哀想にも経歴詐称ということでテレビやラジオから消されてしまった。ショーンKは職を失ったのに、安倍も麻生も職を失うことなく、のうのうと議員(=税金生活)を送っている。

今の日本は経歴詐称連中による経歴詐欺政治が行われている、と断言してもおかしくない。こんなことが許されるのだろうか。答は簡単である。否である。

 

月曜日, 4月 04, 2016

大吟醸 vol.4 @渋谷に福来たる

一昨日(2日)は渋谷・桜ヶ丘にある渋谷文化センター大和田さくらホールで開かれていた毎日新聞落語会「渋谷に福来たる」の「大吟醸 vol.4」を聞いてきた。出演者と演目は下記の通り。

さん喬、権太楼、雲助 鼎談(おしゃべり)
林家扇   『金明竹』
柳家さん喬 『笠碁』
 〜 仲入り 〜
柳家権太楼 『茶の湯』
五街道雲助 『お若伊之助』

鼎談はさん喬師匠が司会のもと、ちゃちゃを入れる権太楼師匠、我関せずの雲助師匠で、話がどんどん非ぬ方向に進んでいく。3年前に聞いた時もそうだったが、この3人では鼎談は成立しない。でもそこが落語家ならでは面白さでもある。

開口一番の林家扇は自称落語界の剛力彩芽という女流で、林家木久扇の弟子。なんで女流が木久扇師匠の弟子になんかと思うが、木久扇師匠は「ラーメン」と「アホ」だけでなく、実は落語は明快で上手い。ということで、彼女(扇)の『金明竹』も滑舌がとてもクリアで聞いて気持ちがいい。

柳家さん喬は師匠である五代目柳家小さんが得意とした「笠碁」を渋く熱演。ヘボとザルのご隠居同士の「待ったなし」の碁打ちを、ゆっくりかつ味わいのある仕草で滑稽に演じていく。いぶし銀の芸の世界である。ただ、個人的には師匠のときは滑稽噺より人情噺か廓噺を聞いてみたい。

初めて聞く「茶の湯」。柳家権太楼が茶の湯ならぬ泡の茶を飲む様に会場は大爆笑。滑稽噺は演じたら権太楼は鬼に金棒だ。そして名人芸である。

五街道雲助は「お若伊之助」を飄々と演じる。この人は時々上手いのかそうでないのか分からないときがあるが、それでも自然と噺のなかに引きこもられていく。不思議な人である。名人というより達人芸なのかもしれない。

大吟醸の師匠たちはやはりみんな上手い。来年もぜひとも共演してもらいたい。

日曜日, 4月 03, 2016

今年の東京の桜は冴えない

東京の桜は平年より何日か早く3月21日に開花宣言となった。ところが、それ以降東京は雨こそ降らないが、気温はさほど上がることなく、どんよりした天気が続き、日照時間もさほどなかった。そのために東京の桜が満開になったのは、開花より10日後の31日であった。

といっても、その時に満開になった桜は気象庁の標本木である靖国神社ぐらいで、目黒川の桜は全体としてはまだ5分から8分咲きといった感じだった。また友人知人たちのFBやツイッターなどの報告によると、上野公園の桜もまだ満開に達していなかった。

そして、4月に入ってからはまた肌寒くなったり、加えて雨も降るようになったために、今年の桜は満開になる前に、葉が出てきてしまう木が多くなってしまった。これは珍しいことではないだろうか。

こうしたことから晴れた日の満開の桜をしっかり見ることはできない上に、ピンクに緑がった桜を見ることになり、どことなく普段と趣が異なりどことなく冴えない・・・。

写真左:3月31日・目黒川(中目黒)の桜
  右:4月3日・渋谷・桜ヶ丘の桜