日曜日, 4月 03, 2016

今年の東京の桜は冴えない

東京の桜は平年より何日か早く3月21日に開花宣言となった。ところが、それ以降東京は雨こそ降らないが、気温はさほど上がることなく、どんよりした天気が続き、日照時間もさほどなかった。そのために東京の桜が満開になったのは、開花より10日後の31日であった。

といっても、その時に満開になった桜は気象庁の標本木である靖国神社ぐらいで、目黒川の桜は全体としてはまだ5分から8分咲きといった感じだった。また友人知人たちのFBやツイッターなどの報告によると、上野公園の桜もまだ満開に達していなかった。

そして、4月に入ってからはまた肌寒くなったり、加えて雨も降るようになったために、今年の桜は満開になる前に、葉が出てきてしまう木が多くなってしまった。これは珍しいことではないだろうか。

こうしたことから晴れた日の満開の桜をしっかり見ることはできない上に、ピンクに緑がった桜を見ることになり、どことなく普段と趣が異なりどことなく冴えない・・・。

写真左:3月31日・目黒川(中目黒)の桜
  右:4月3日・渋谷・桜ヶ丘の桜

 

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