子供から青年にかけては耳毛が生えたことがなかったので気にもしなかった。ところがこれが中高年になると徐々に気になりだす。そして、ある程度の年齢に達すると否が応でも気にせざるをえないぐらい生え始める。
人間の体というものは基本的に大事なところを毛で守ろうとするようにできている。眉毛、まつ毛、鼻毛、陰毛などがいい例である。ただ脇毛や胸毛に関してはよく解らない。それゆえに耳毛ができてもおかしくはない。しかしながら、この耳毛は思春期にかけて陰毛のように生えることがない。それが中高年期に入ると太く長く早く生えるのである。耳毛が生える理由は男性ホルモンの影響によるものらしく、分泌量が多いほど伸びるようである。
森進一の『おふくろさん』歌詞問題で記者会見に現れた作家の川内康範が耳毛を長く伸ばしていたのにはびっくりしたが、耳毛を手入れしていない男性はやはり不潔というか無神経なヤツに見えてしまう。昨今は耳毛カッターなるものがあり、以前よりは手入れがしやすくなった。とはいえ厄介な体毛である。
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