昨晩は神宮球場で東京ヤクルトスワローズ対広島カープの試合を観てきた。
ヤクルトの先発は新垣渚(35歳)、広島の先発は黒田博樹(40歳)で10年前に対戦していてもおかしくないようなベテラン同士である。
ヤクルトはこの日まで7連勝中で山田哲人、川端、畠山といった打撃陣が絶好調。しかし、メジャー帰りの「男気」黒田はヤクルト打線を7回1失点の好投。とにかく、コントロールが抜群でほとんどの球が低めに決まり、重い速球はヤクルト打線がジャストミートするものの、その打球はフェンス4〜5m前でお辞儀して捕球されてしまう。圧倒的な迫力の投球で結局、7回無四球1失点の貫禄の投球。
また、打つ方でも6回の試合を決める大量点を取るきっかけとなったファーボールを選ぶなど、投打に大活躍。さすがにドジャース、ヤンキースでローテーションをずっと守りきった投手のことだけはある。ちょっとメジャーの試合を観ているような感動ものの投球だった。
その黒田から常に芯を捉える打球を放っていたヤクルトの山田にも拍手を送りたい。やたらファウル打ちが多いヤクルト打線のなかでも、山田と畠山の2人だけは思いっきりバットを振り、黒田の球に向かっていた。山田はシャープな振りに加えてパンチ力もある。足も速い、守備も手堅い。そして、まだ23歳と若い。何年か後には間違いなくメジャーで活躍しているだろう。
試合は結局広島が11対2で大勝ということになったが、メジャー帰りの黒田対将来は間違いなくメジャーの山田の好勝負は見応えがあり、記憶に残る試合となった。
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