久保建英のサッカー日本代表デビュー戦の平均視聴率は13.8%だったそうだ。同時刻のテレビ朝日の『ポツンと一軒家』が20.3%、NHK『いだてん』が大河ドラマ史上最低の6.7%だったとか。しかし、その時間帯私は家でサッカーを観ることもなく、飲み屋で競馬反省会と洒落込んでいた。(笑)
それにしても、いつからサッカー日本代表の試合を見なくなったのだろうか。
いわゆる「ドーハの悲劇」が起きたのは1993年10月28日で、もちろん私も観ていて一瞬何が起きたかわからず唖然とした。その時の視聴率は48.1%もあった。その後、日本代表の監督はオフトからファルカン、加茂周と代わるもののチームは低迷した。しかし、岡ちゃんこと岡田武史率いる日本代表が1997年11月16日のW杯初出場を決めた。いわゆる「ジョーホールバルの歓喜」で視聴率は深夜にもかかわらず47.9%をマークした。
それから、日本代表の試合はW杯では40%以上の視聴率は当たり前、アジア予選でも30%〜40%台、そして国内の親善試合でも20%台はあったと思う。特にトルシエ、ジーコ、オシムが監督だったころは、日本が新たなサッカースタイルを見せてくれて、さほどサッカーファンではない私をもワクワクさせてくれた。それゆえに2002年日韓大会、2006年ドイツ大会、そして、再度岡田武史が監督になった2010年南アフリカ大会までは日本代表の試合をほとんどテレビ観戦していた。3バックのトルシエ、「考えて走るサッカー」のオシムの日本代表試合が懐かしい。
ところが、ザッケローニ、ハリルホジッチあたりから、日本代表のサッカーに新鮮味がなくなったというか、視聴者である我々がW杯出場は当たり前と慣れてしまったせいか、日本代表の試合の視聴率は下降線になっていった。かくいう私もこのころから、積極的に見なくなったような気がする。あと、もう一つは代表選手のほとんどが海外チーム在籍になってしまったので、親近感というか一体感が薄れてしまったことも要因のような気がする。
そして、昨今の日本代表監督は西野朗、森保一と日本人監督になり、西野の攻撃サッカー、森保のカウンターサッカーと新しい模索をしているが、まだ私のようなミーハー・サッカーファンをテレビ観戦に戻すほどの魅力はない。ただ、森保はオフトの申し子と言われたので今後に少し期待したい。
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