土曜日, 6月 22, 2019

広島カープは第二の阪神タイガースになりかねない

私の友人・知人にはなぜか広島カープファンが多い。熱烈パリーグファンの私もセリーグでは地理的ハンデがあるカープを贔屓にしている。しかし、交流戦となると、パリーグファンであるがゆえにカープも目の敵である。w
 
それにしても、カープは交流戦に弱すぎる。今日の敗けでパリーグ5チームに負け越しが決定で、交流戦最下位も東京ヤクルトと競い合うという情けない状態である。交流戦が始まる前はカープは5月の快進撃でセリーグ首位を独走していた。ところが今や2位と泥沼である。
 
ではなぜ広島カープが交流戦にこうも弱いのかといえば、下手な監督の采配もあるが、個々の選手のパワー不足もあるだろう。広島は足が速かったり、守備が上手かったりする選手が多いが、「走攻守」の要ともいうべき「攻」の部分が弱い。DH制にうまく対応できていないし、長打力がないのでパリーグの勢いのある投手に力負けしている。外国人選手以外の長打力のある選手の育成が急務である。
 
そして、カープファンにも問題があるような気がする。カープの応援はコンバットマーチに代表されるようにセリーグでも1、2位を競う団結力とパワーがあると思う。しかしである。なんでもかんでも応援すればいいというわけではない。不甲斐ない試合をしているときは、応援をやめて無言の圧力をかけて選手たちの自覚を促すとか、ボストン・レッドソックスの「スイート・キャロライン」やロサンゼルス・エンジェルスの「ラリーモンキー」のように8回には奮起を促す応援歌やアクションをするとかした方がいいのではないだろうか。
 
もし、今のようなままの広島カープだと、第二の阪神タイガースになりかねない。

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