昨日(23日)、東京で16人の感染者が確認された。これまで東京の最も感染者数が多かったのは3月17日の12人だった。そして、今回は16人の感染者のうち5人が渡航歴者だ。また9人が感染経路が不明であり、つまり16人中14人がクラスター(集団感染)でもなく、感染者の関係者でもない、いわゆる市中感染なのである。これは何を意味するかというと、市中にはこのような潜在的な感染者がいっぱいいるということである。
そして、この3連休(20日〜22日)の自粛疲れというかお花見に浮かれた行動をみると、東京の感染者はとてもじゃないが減りそうもない。それどころか、逆に1週間〜10日後の感染者数が飛躍的に増えるのではないかと思ってしまう。それゆえに、3月中に渡航歴のある人は任意でPCRなどの検査を受けれる体制を作るべきである。もちろん、体調の悪い人も積極的に検査させるべきである。検査することによって、自分が感染者であるかどうかがわかるし、そのことによって自己隔離をすることもできる。それは、他人特に高齢者や持病のある人への感染を防ぐことにもなる。
いずれにしろ、PCRなどの検査を拡大しないと4月に東京封鎖(ロックダウン)の可能性がある。
ちなみに東京封鎖(ロックダウン)になると次のようなことが起きる
・都民の外出制限
・集会の禁止(宗教、スポーツ、文化のイベントを含む)
・食料品店、スーパー、コンビニ、ドラッグストアなど生活必需品を販売する店以外は閉鎖
・すべての学校、教育機関は閉鎖
・隣接県(埼玉、千葉、神奈川、山梨)からの移動制限
よって、仕事ができるのは公共サービス(水道、電気、ガス、スタンド、通信、郵便、交通、新聞、放送、金融、銀行、医療、保健、消防、空港、警備、清掃など)と生活必需サービスに従事する人だけになる。
こんなことにならないようにしてほしい。
写真:昨日のTBS「new23」の映像
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